〇今年の10大ニュース
私の年賀状は毎年、その年1年に自分の身に起こった10大ニュースを書くことにしています。「青春の履歴書」と題したこの取り組みを10年間続けると、10年間の自分史が出来上がるという仕組みになっていますが、さすがに年齢を重ねると、話題や出来事が乏しくなったことを実感するのも事実です。それでも自分で楽しめばいいのですから、適当に思いつくままWriting Calendarの中から10大ニュースを見繕って印刷をしています。
年賀状を読んだ人から、「毎年楽しみにしています」とか、「もっと活字を大きくしてくれないと読めない」などと期待や苦情が寄せられますが、われ関せず馬耳東風を貫いています。時々「70歳を越えたのに何故『青春の履歴書なの?』と聞かれます。私はその都度、自分のこれからの人生において今が一番若いんだから青春でしょうが・・・・」と持論を展開し、馴染みの印刷屋に原稿を送り、印刷をしてもらっています。
さてさて今年は私にとってどんな年だったのでしょう。今年は常日頃12年刻みの砂時計と言っている、6回目の砂時計最後の年でした。ゆえに目標どおり84歳まで生きるとすれば来年は、7回目の砂時計をひっくり返す最後の機会になりそうです。0歳~12歳=比翼の時代、13歳~24歳=旅立ちの時代、25歳~36歳=冒険の時代、37歳~48歳=量の時代、49歳~60歳=質の時代、61歳~72歳=完成の時代と、それなりにこれまでを生きてきましたが、いよいよ来年から73歳~84歳=余生の時代へ突入します。さあどんな人生が待っているのでしょうか。ある意味不安、ある意味楽しみといったところです。
「年賀状 今年も私の 10大の ニュース選んで 青春履歴」
「色々と 激励苦情 あるけれど われ関せずと 腹をくくりて」
「これからが これまで決める しっかりと 生きて行こうと 決意も新た」
「来年は 人生最後の 砂時計 ひっくり返し 余生楽しく」