人間牧場

〇サンセットロマンチッククリスマス

 最近巷では、12月に入ると町中がクリスマス気分で、あちらこちらにきらびやかな電飾が点灯し、クリスマスの曲が流れ、まるで別の世界へ来たような感じすら受けます。わが家でも息子たちのダイニングには2人の孫たちのためにクリスマスツリーが飾られ、大きくて赤い靴下の中に入れるサンタさんへのプレゼントのお願い手紙を、せっせと書いているようですが、はてさて今年はどんなクリスマスになるのでしょうか。

 2~3日前、孫2人にせがまれて、道の駅ふたみシーサイド公園へサンセットロマンチッククリスマスのイルミネーションを見に、午後5時半頃出かけました。元々このサンセットロマンチッククリスマスは、私が現職のころ始めた事業ですが、当時はイルミネーションも珍しかったので、かなり話題になりましたが、今は職員さんが細々とやっていて、それでも12月23日にはサンタに扮した人がパラグライダーに乗って空からやって来るとあって、プレゼントを貰うためにやって来る子どもたちには今もかなり人気のようです。

 シーサイド公園の中ほどにある、イベントホールの内外に飾られたイルミネーションは、とても綺麗で孫たちも白い椅子に座って「綺麗、綺麗」と誉めながら見とれていました。そのうちお店が閉まる時間になったので帰ることにしましたが、孫たちのお目当ては、おじいちゃんに何か買ってもらおうとの魂胆でした。玄関先の自動販売機でソフトクリームを買い求め、まだ母親が仕事から帰っていないことをいいことに、2人はダイニングに入り手を洗いうがいをしてから、ソフトクリームを美味しそうに食べていました。氷菓は夏の食べ物と思っている時代遅れの私には、何とも理解できない孫たちの行動に少し驚きました。

  「巷では 早くもイルミ ネーションが ジングルベルの 音楽添えて」

  「元々は 私が始めた シーサイド クリスマスツリー 今に続いて」

  「綺麗だね 孫と一緒に 見るツリー 孫の目当ては ソフトクリーム」

  「あれこれと 物騒世の中 だけれども やっぱり平和 まるでメルヘン」

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