人間牧場

〇味は上々のぜんざい

 私は青年団に入団して以来もう半世紀、50年も地域づくりに関わって来ました。独身時代は漁師をしていたので、私の身の回りの世話はもっぱら母親でしたが、26歳の時結婚してからは、妻におんぶに抱っこの状態で、格好よく言えば亭主関白ですが、妻から言わせれば最も手間のかかる駄目亭主なのです。私はこれまで公民館に勤めていたときも、21世紀えひめニューフロンティアグループで活動していた時も、仕事でまちづくりをやった時も、また退職後の10年間もただただ妻に迷惑をかけて生きてきました。

 昨日の夕方、「明日の子ども体験塾で、寒い時期なのでぜんざいでもして子どもたちに食べさせてやりたい」と、仕事から帰った妻に言いました。妻は食後の後片付けを終えると、早速小豆を洗って鍋を火に掛け、小豆を煮始めました。時折鳴るタイマーのブザーを頼りに、見ていたテレビを中断して台所へ出向き、小豆の茹で加減を見ていたようです。今朝ジョギングから帰ると妻は朝食の準備をしながら、ぜんざいの準備をしてくれていました。砂糖で味付けをした後味見をさせられましたが、中々のお味のようです。、中に入れるお餅や、子どもたちに食べさせるかき餅をナイロン袋に入れて、「さあどうぞ」と言わんばかりの準備をしてくれました。

 一事が万事このように、私が何の不自由もなく「あうん」の呼吸で地域づくりができるのも妻のお陰と、面と向って口では言いませんが大感謝の気持ちいっぱいです。幸い私のブログを妻は読むことは殆どないので、「我妻を誉めるのは一の馬鹿」と言われようとも、その馬鹿になりきって妻に感謝をしたいと思います。
 さて、ぜんざい作りですが、妻は手馴れたもので美味しいぜんざいが今朝出来上がりました。中に入れるお餅は正月用に作ったお餅を水餅にして保存しているので、今朝人数分数えて車に積み込みました。また自家用に作っているかき餅も多分子どもたちにとってはご馳走に違いありません。親父を特老のデイサービスに送って、早速出発です。

  「寒い時期 ゆえにぜんざい どうだろう 早速妻は 小豆を茹でる」

  「我妻を 誉める旦那は 一の馬鹿 言われてもいい 私あるのは」

  「ここだけの 話とばかり ブログ書く 内緒の話 あのねのねです」

  「今時の 子どもぜんざい 食べれるか? 寒い時には これが一番」

 

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