人間牧場

〇松山市から女性の視察団がやって来ました

 このところ少し遠のいていた、視察研修の一行が昨日の午後やって来ました。視察研修を受け入れるパターンは、地域事務所を通じる場合と私に直接依頼される場合、それに漁協女性部などから依頼される場合がありますが、昨日は最初漁協女性部の北風部長さんから打診があり、了解したその後、団体を引率する松山市役所から講師依頼がありました。事前の打ち合わせも殆んどしないまま当日を迎えたものの、多少不安だったので午前中に会場となるシーサイド公園へ出向いて様子を伺い、一旦帰宅して昼食を済ませ、再び10分前にイベントホールへ到着しました。

 視察団体は松山市漁協女性部の一行で、既に上灘漁協女性部手作りの弁当をイベントホールで食べ終わり、私の来るのを待っていました。早速私の話しを始めましたが、私と漁業の関係は①私が生まれたのが下灘という漁村、②私が卒業したのは宇和島水産高校、③私自身も7年間漁師をしていた、④母親が漁協婦人部長だった、⑤役場で水産行政を4年間担当し、下灘漁協魚市場や上灘漁協漁村センター建設に携わった、⑥シーサイド公園や豊田漁港周辺整備事業を行なったことなど、思い出しても思い出せないほど、片手指で数えて余るつながりがあるのです。

 そんな話を含めて1時間10分ばかりお話をしましたが、参加者の中には顔馴染みのおばちゃんが沢山いて、楽しい笑いの中でお話を終えました。皆さんは人間牧場へも行きたいリクエストがありましたが、残念ながらバスが大型なため乗り入れすることができず、次の機会ということで今回は諦めてもらいました。話が漁協女性部のあり方についてだったため、皆さんは前もってじゃこ天の注文をされていて、講演が終わるとそのじゃこ天を受け取りに店まで来られ、かなり混雑したようですが、売り上げに貢献できて何よりの成果でした。

 私もお昼前立ち寄った時、かなり立派な女性部手作りの弁当までいただき、また帰りには私の大好物の魚のすり身つみれを、1パックお礼にいただきました。私にとってじゃこ天のお店や上灘漁協女性部の皆さんとは、20年前シーサイド公園を造る時以来、着かず離れずパートナーシップを保ち、退職した今もその関係は続いているのです。女性部が愛媛新聞賞や農林水産大臣賞をいただいたことを思い出しながら、よくぞここまで成長してくれたと感心感謝しています。これからも求めに応じ心を込めて協力したいと思っています。

  「久しぶり 笑顔で声を 掛けあって 和気藹々の 視察受け入れ」

  「そういえば 私と漁業 つながりは 五指に余って あれやこれやと」

  「女性部と 聞けば母親 思い出す 活躍したが 今は天国」

  「夕食に 貰ったつみれ 汁が出る 美味い美味いと 夫婦フーフー」 

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