人間牧場

〇松山・伊予倫理法人会モーニングセミナーに招かれました

 「打ち合わせがありますので、朝6時15分までに会場となっている松山市西堀端のホテルJALシティ松山の3Fドゥエミーラへお越し下さい」という、事務局担当女性から前日いただいたメールに従って、自宅を早朝5時に自家用車で出かけました。早朝ゆえ交通量も少なく車はスイスイと進み、西堀端まで30分で到着しまいました。言わたとおり、愛媛新聞側の松山駅に通じる電車通りを、行きつけの喫茶店を目印に左折すると、ホテルの立体駐車場の入口です。駐車場の入口に守衛さんが立っていましたが、聞けば駐車場は午前6時にならないと開けないというのです。困った私は民主党の看板が目に付く路地横道路上左に車を止め、カーラジオを聞きながら、車の中に常時置いている一冊の本を取り出し、室内灯を三つもつけて読書をしたり、講演の構想を考えましたが、眠らない街らしくホテルの前の通りは早朝というのに、コートの襟を立てて朝の寒さに震えながら、行き交う人が無口で行き交い、通り過ぎて行きました。

 車内に流れたカーラジオで6時の時報を聞き、再度駐車場へ戻り守衛さんの指示に従って車を入れ、チケットを貰いました。この守衛さんは合併前同じ郡内だった、別の町の役場で課長をしていた人で、手を緩めながら立ち話で、退職までのいきさつやその後について懐かしく話をしましたが、いやはや驚きました。
 ロビーには法人会の方々が既にたむろしていて、顔見知りの人が何人も入れ替わり立ち代り声を掛けてくれ、その度に名刺を交換し、3階の会場へ案内され席に着きました。私の招聘をしてくれた堀田金太郎さんがこの日の幹事らしく、会長さんと向かい側の席に座り、満席と予定の午前6時30分時間を確かめてチャイムが鳴らされ、セレモニーが始まりました。幸福の栞の朗読や輪読、会長のあいさつが終わると、いよいよ私の卓話が始まりました。

モーニングセミナーが始まるまでの慌しい会場風景

 卓話は歌のない歌謡曲ではなく、音楽も歌も題名もまるでない、何を話しても構わない自由さもあって、スキルの高い人と思って、少し早口で喋り捲りました。アドリブなので手持ちの時計の進み方がとても早く感じながら、7時25分の終了を迎えました。他の法人会で何度も経験しているモーニングセミナーなので、面食らうこともなく、馴れた流れで事が運び、その後2階で会食の朝食を参加した方々とご馳走になり、8時過ぎには自由の身となりました。
 私は毎朝午前4時に起きる習慣がついていますが、会場に集まった人たちは法人の経営者が多く、夜も遅いことから、早朝の集会は大変だろうとおもんばかりました。でも朝の清々しい気持ちで学ぶとスキルもアップするかも知れず、とても好感が持てました。持参した50枚の名刺が空になるほど名刺をいただき、昨日の朝もまた多くの人と出会いを重ねることができて、再会を予感させるいい一日でした。

  「モーニング セミナー招かれ ノコノコと ホテルに出かけ 卓話大いに」

  「元気かい 駐車場にて 守衛さん 声かけくれて 驚きました」

  「五十枚 持参の名刺 空になる 再会予感 感じるように」

  「演台に 置いた時計は 容赦なく 進んで卓話 あっという間に」  

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