〇怪我をしないために
自分では気力も体力も十分あると思っていますが、やはり気力と体力のバランスが崩れているのでしょうか?。最近何かにつけて怪我をすることが多くなり、自分なりに心配をしています。庭の草削りをしていて庭木の枝に頭をぶっつけたり、気の根っこに躓いてよろけ転んだりして、生傷が絶えないのです。その都度妻はリバテープを張ってくれたり、「危ないから気をつけて」とか、「もう若くないんだから」とかシャクに障るような言葉で注意をされるのです。確かに姓は若松だし名前も進一で若く見えますが、完全な高齢者なのです。私の最近のテーマは「どうしたら老化を防ぐことができるか」ですが、誰にでもやって来る老いはそう簡単に回避することは出来ないようです。
それでも年齢に関係なくその気になれば鍛えることが出来ると信じて、毎日の積み重ねが大事とばかりに、毎日一万歩歩くことを心がけたり、鍛えているつもりの柔軟体操をしながら日々を暮らしているのです。お陰で多少の怪我をするものの体調的にはこれまでの体重をキープして、今のところ不調なところはないようです。
怪我をしないためには3Sに気をつけるようにいわれています。セーフティガード、スローライフ、サポートのSという頭文字を取ったものです。セーフティとは安全性です。何よりも優先するテーマで、危険なことには極力近づかないことだし、危険に近づくためにはそれ相応の危険回避のためのやり方をしなければなりません。私がこれまで一番大きな事故に遭ったのは、裏山が台風で崩れその後片付けをしている最中チェンソーで足を切ったことです。救急車で運ばれ大手術をして20日間入院した結果元通りに治りましたが、冬寒くなると少しその古傷が痛むのです。元々チェンソーはその安全な使い方を教わっていませんので、見よう見真似でやっています。チェンソーは先ず何よりも極力使わないことです。どうしても使わなければならない時は、足場をしっかりと確保して、特に立木を伐採する時はチェンソーの刃先が気に食い込まないよう要注意です。自分だけでなく回りにいる人にも注意を払い作業したいものです。近々クヌギの木を伐採して薪を作る計画ですが、薪を割るマサカリにも要注意です。
スローライフも大切です。私は中四国や九州等の近県市町村へは車で講演に出かけます。車はいわば走る凶器です。極力公共交通機関を使うべきだし、止むを得ず使う場合はスピードを押さえなければなりません。年末に出張先の鳥取県大山山麓の高速道路でスリップ事故を起こしたハプニングは、幸い人身事故には至りませんでしたが、雪道の怖さを嫌というほど味わいました。スローな生き方は、毎日あくせく働くこれまでの私の正確には合いませんが、何事もスローを心がけたいと思っています。「♭明日があるさ明日がある♯」という歌の文句のように極力生きたいものです。
さて3つ目のSはサポートです。自分以外のサポーターの協力を得たり、補助具を使ったりすることは勿論ですが、事故や怪我に遭わないため自分自身の体力や筋力を常日頃から確保することです。そのためにはもっと運動をしなければなりません。歩く程度では筋力アップにはならないので、少し方法を考えて見たいと思っています。今年の1月3日の誕生日が来ると私は68歳になります。いよいよ大台も間近になり高齢者の仲間入りです。でも歳をとることを否定的には考えて生きようとは思いません。3Sに気をつけて健康な人生を送りたいものです。
「3Sを 肝に銘じて 怪我しない そんな一年 目指し頑張る」
「もう一度 安全視差で 確認す そんなゆとりを 持ちたいものだ」
「遅いこと 早いことより 優先す 歳のせいにし ゆっくり生きる」
「出来ぬこと 恥と思わず 出来ぬなら 協力求め 生きて行きたい」