shin-1さんの日記

〇ほたる祭り

 昨夜は恒例の双海町ほたる祭りが行われました。このイベントは私が現職中に始めたイベントなので、もう25年も続いています。ほたるの模型を作って翠小学校の壁に掛けたり、夜空に風船を飛ばしたり、またちょうちん行列をしたりする素朴なアイデアは今も受け継がれていますが、ホタルを一匹も登場させない、それでいてお酒が一切出ない健全なイベントとしてすっかり定着しているのです。

 最初このイベントを始めたごろは、県道の整備もできておらず、車の駐車場がないことから大混乱をしました。会場となっている翠小学校も、どちらかというと木造校舎の古い時代遅れ的な感じもしていました。

shin-1さんの日記
shin-1さんの日記

 しかし学校は環境省のエコ改修の指定を受けて見事にリフォームされ、今は一周遅れのトップランナーとして注目を集めているのです。これもホタルの復活に取り組んだ多くの人たちのひた向きな苦労のお陰だと、今は亡き北川完三郎先生や福岡親一郎さんたちの顔を思い浮かべるのです。

 昨日は夕方7時頃夕食を済ませて家族でほたる祭りの見学に出かけました。駐車場が殆んどないため、警察に目をつぶってもらって路上に斜め駐車させてもらい、ガードマンが一方通行の指示を出して難なく乗り切りましたが、昨日はその片側駐車の車の列が双海中学校まで延々3キロにわたって続いていました。私たちは幸運にも西岡栄一さん宅の前に駐車でき、歩いて会場入りをしました。翠小学校の校庭には集落や団体ごとのお店が出て、国土交通省の照明自動車が会場を昼間のように明るく照らしていました。

shin-1さんの日記

 孫たち4人は出店でくじを抜いたり、ヨーヨー風船を買ってもらったりして喜んでいました。そのうち日も暮れ、清水和繁さんの娘さんがゲストで素晴らしい歌声を披露していました。会場には知り人も沢山いて、立ち話に花を咲かせました。やがて日が暮れてホタル散策の時間となりました。ちょうちん行列の列に加わって三島のからこ橋まで見学に行きましたが、沢山のほたるが飛んでいて、息子や娘、孫たちも蛍の神秘的な光に感嘆しきりでした。

shin-1さんの日記
shin-1さんの日記
shin-1さんの日記
shin-1さんの日記

 歩いて帰る帰り道、ホタルが道端でうずくまり淡い光を発していました。孫朋樹は珍しそうにホタルを手で救い
眺めていましたが、そのうちホタルの短い命のことを考えて草むらに放してやりました。昨日は大勢の人でホタルを静かに鑑賞することができませんでしたので、二、三日うちに妻と二人でじっくり鑑賞しに出かけようと思っています。


  「外野から イベント見ると よく見える 夢中になった 昔懐かし」

  「草むらに ホタル見つけて 孫たちは 何で光るの 質問攻めに」

  「ホタルより 夜店に興味 孫たちに 財布の紐が ついつい緩み」

  「今年また 家族揃って ホタル見る 機会恵まれ ワイワイガヤガヤ」

[ この記事をシェアする ]