shin-1さんの日記

〇清掃作業・温泉・ご馳走・そして夕日

 昨日は年に一度の灘町地区の大掃除でした。私が区長をしていた頃この日は大仕事で、地元の土木業者に借りた1tダンプを自らが運転し、集落内から清掃で出たゴミや土砂を集めて回り、土砂は業者の処分場へ、ゴミは焼却場へそれぞれ運んで汗だくになったものでした。しかし今はそれもなく、自分の組内の人と一緒になって市道沿線の下水や側溝を中心に掃除をするのです。朝5時に巾鍬を持って外に出て、まず自宅の側溝や溝を丹念に掃除しました。この時期は落ち葉も殆んどないし、家のリフォーム工事中なので時々掃除をしていたため、それ程手間はかかりませんでした。

 6時になったので市道に出て近所の人たちと一緒になって側溝周辺を掃除しました。田舎ゆえ側溝と水路が一緒になっている所が多いので田圃に入る堰などに注意しながら2時間近く掃除をしたお陰ですっかり綺麗になり、組長さんと相談して解散となりました。

 何年か前までは清掃後消毒薬を散布していましたが、今は殿家も合併浄化槽が普及したためその必要もなくなり、意外と短時間で簡単な清掃作業だったようです。私も若いと思っていたのに出働きした人の中ではいつの間にか最年長組となっていました。息子も同居し始めたことだし、そろそろ息子に世代交代をさせなければならないと思いました。

 作業が終るころ雨が降り出しました。昨日の天気予報は50%の確立で雨でしたが、何とか清掃作業中は持ってくれて一安心でした。余り清掃作業で汚れはしませんでしたが、前日からホタル祭り見学のため泊まりに来ていた孫尚樹を連れて行くついでに妻と二人で温泉に行くことにしました。

 星ヶ丘温泉へ行くのも久しぶりで、まるで湯治にでも行ったような気分で、身も心もポカポカしてすっかりリフレッシュしました。昨日は砥部町の稲葉さんから青森ホワイト六片という珍しいニンニクが届き、また夕方には稲葉さんが釣った3年物の大きなアジが2匹届き、ニンニクの効いた新鮮な味の刺身を夕食に食べました。あまりの美味しさにすっかり食が進んで食べ過ぎた感じがしましたが。昨日もいい一日でした。

shin-1さんの日記
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 夕方孫たちが外出先から帰るなり、玄関先で「おじいいちゃーん、おばーちゃん」と大声で呼んでくれました。祖手に出ると孫たちの指差す方向に綺麗な夕日が落ちていました。梅雨空だというのにこの3日間、自慢の夕日だけは健在のようで、孫と一緒に自宅から見える夕日はこれまた嬉しい至福の時でした。孫たちが一緒に住むようになって一ヶ月、孫の時計に合わせるものですから最近は妻も早寝早起きの習慣がついて、遅寝早起きの私の暮らしのリズムに朝だけは近づいたようです。


  「梅干の ようだと孫が 夕日見て 巧い表現 大人にゃとても」

  「梅雨晴れ間 近所の人と 汗流し 側溝掃除 すっかり綺麗」

  「ニンニクを 効かしアジ刺 おご馳走 酒を飲まない 勿体ないと」

  「久方に 温泉入り リフレッシュ これで少しは 長生きできる」

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〇ぬくぬく通信が届きました

 一ヶ月に一度のぬくぬく通信が今月も一昨日届きました。A4判用紙4枚の末尾には今月も五行歌主宰の見山あつこさんから達筆な走り書きで、「若松様、お孫さんとのやりとりでしょうか、今回も楽しい歌をありがとうございました。子どもの世界はのぞけばのぞくほど、宝がいっぱい。これからも楽しんでくださいませ。梅雨に入りました。お体を大切に!!」と書かれていました。毎月毎度の事ながら、五行歌を極められている見山あつこさんの通信には、短い文章の中に相手を思いやる温かさと季節感を感じ、嬉しくなるのです。毎日ハガキを書いている私など、内容がマンネリ化してこんな素直な文章が書けたらなあと、いつも思いながら読ませてもらっています。


 さてさて先月の私の五行歌は、あいも変わらず投歌締切日の前日になって思い出し、にわか作りの作品を急いでメール便で送った次の通りでした。

   5、 これが蕎麦の花だよ

      じゃあうどんの花は?

      子どもの問いに首をかしげる

      子どもはいつも

      疑問の館

              (一位)若松進一


   ☆大人では思い浮かばないことを聞いてくる子どもたち。その発想に戸惑いやおそれをなしている気持ちが             巧く表現されている(まあこ、高市、井ノ口他)。ラーメンの花は?正解を伝えるべきか(見出)等。【疑問の               館】の引用が子供の世界を的確に現しています。

 何と何と駄作にも関わらず欠席歌の部の一位に輝いているのです。嬉しくなって妻に私の歌をはじめ皆さんの作品を読んで聞かせてやりました。すかさず「よかったね」と褒めてくれたものの、講評の文章を聞いた妻は、「あなたの五行歌より、講評の方が的確」と持ち上げたり落としたりでした。まあこのくらいでワクワクするのですから、私の浅智恵も妻の口にかかると一刀両断です。

 五行歌は老いの楽しみ(内心は若いと思っている)ですから、これからもせいぜい楽し見みたいと思っています。


  「五行歌で 私の歌が 第一位 小さいけれど 喜びあらわ」

  「走り書き 短いながら 思いやり 顔・声・姿 頭に浮かべ」

  「蕎麦の花 うどんの花は?と 孫が問う ラーメンの花? 答えられない」

  「即興が いいのでしょうか 素人にゃ 何がなんだか 分からぬままに」

   

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