shin-1さんの日記

○人間牧場ウッドデッキでフラダンス

 長男息子から電話で、「知人からふたみの夏祭りでフラダンスを踊った後、人間牧場を訪ねたいという相談があったが、親父の予定は?」と、一週間前に電話がありました。「同じような時間帯に兵庫からお客さんが来るので一緒でもいいのなら」と答えました。息子は日曜日でもあったので昼過ぎから、足湯のサービスをする準備のため一足早く人間牧場へ行きました。

 私が兵庫のお客さんを連れて午後4時半頃に人間牧場へ到着すると、何やらハワイアンのようなもの静かな曲が流れていました。私が人間牧場に置いているパソコンを息子が操作してCD音楽を流し、その曲に合わせてフラダンスを踊っている最中でした。

若松進一ブログ

 この日は天気も穏やかで、人間牧場の眼下に広がる海も空も絶好のシチュエーションを醸し、踊っている人たちも気持ち良さそうでした。曲の合間に名刺を交換しましたが、フラダンスを楽しんでいる10人余りの美女軍団の悩ましい容姿に圧倒されながら、兵庫のお客さんと一緒に楽しませてもらいました。

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 ところが4曲目を踊り終わった頃空の雲行きが怪しくなり、スコールのような雨が降り始めました。遠く夏祭り会場のシーサイド公園辺りを見ると雨がかなり激しく降っているような雲行きでした。人間牧場のスコールは間もなく止みましたが、雨上がりの空に綺麗な虹が見えました。フラダンスを中断していた人たちは一応に七色の虹を見て感嘆の声を上げ、デジカメや携帯で写真に収めていましたが、虹はあっという間に消えてなくなりました。

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(幸せの象徴のような七色の虹は肉眼で見えても写真には中々写りにくいものです)

 フラダンスのメンバーの中には、私が松山工業高校のPTA会長を6年間努めた間、年に何度も懇親会の会場となった料亭魚亀の女将さんの娘さんもいて、嬉しい出会いとなりました。芸術や文化などといえばおこがましいのですが、水平線の家の室内から眼下に広がる大パノラマをバックにしたウッドデッキでの催しは、都会の文化ホールでは味わえない不思議な魅力があるようです。これまでにも年輪座卓を持ち出して私の話芸を披露したり、アコースティックを聴きましたが、上手く活用すれば面白いと思いました。神楽の舞をこのウッドデッキでやって見たいと思う密かな夢も何とか実現したいと思っています。


 この日はあいにくのスコールのような雨を幕間と考えて、人間牧場のいきさつを10分ばかり話させてもらいました。地域づくり人ならしょっゆう私の話を聞いていますが、初めて私の話を寄付フラダンスのメンバーは人間牧場の不思議な話に熱心に耳を傾け、兵庫のお客さんに気兼ねするように山を下りて行きました。足湯も踊った気分も全て満足だったと言い残して・・・・・。

 日ごろ私たちは何気なく暮らしていますが、私たちの知らない世界で生きている人は沢山います。人間牧場の大きな特徴は、知らない世界で生きている人とめぐり合い、知らないことを学ぶことなのです。「ああ今日もいい巡り合いがあったとしみじみ思った一日でした。


  「格好いい ウッドデッキで フラダンス スコール降って 虹も歓迎」

  「もう最高  踊った人が 口々に 感激述べて 手を振り帰る」

  「海空の 色に同化の フラダンス 飛んでる鳥も 思わずぎょろり」

  「又一つ 知らない世界 出会いたり 心の狭さ 広げるように」

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