shin-1さんの日記

○親父の病状回復

 久しぶりに夏の日差しが戻って、今日は朝から一面の青空です。屋根の上に広がる青い空を見ながら、この分だと今日か明日にも梅雨明け宣言がされるのではないかと、密かに期待していますが、それにしても今年の梅雨は尋常ではなく、ゲリラ的に降った雨はまるでスコールのようで、各地に大きな爪跡を残しました。対岸の中国地方広島や島根では死者も出たほどです。気象学的に見れば台風の発生が例年より少なく、太平洋高気圧の張り出しが今一で、梅雨前線に向かって南から湿った空気が流れ込んだためだといわれていますが、尋常ではない天気の異常は気になるところです。

若松進一ブログ
(煙会所と隠居の屋根の上の久しぶりの青い空)

 2週間前まで、「おらはもう長くはない」と鼠径ヘルニアで入院したりして弱音を吐いていた親父も養生の甲斐あってすっかり元気を回復し、医者の許しを得て晩酌も少しずつはじめ、昼間は小雨だというのに涼しいので外に出て少し遅れ気味の庭木の剪定を始めています。親父は荒治療型の庭木の剪定で、剪定した剪定くずもかなり多く、まだ思い荷物を持ってはいけないとお医者さんからきつく言われているので、もっぱらその後片付けは私の役目なのです。

 今朝も庭に落ちている剪定くずを集めて家庭菜園の隅にあるドラム缶焼却場へ運びました。松やヤマモモ、クロガネモチなどの葉っぱは甘夏みかんの木の下へ緑肥として入れました。少しの作業なのに汗だくになり、2~3ヶ所藪蚊に刺されましたが、妻特製の焼酎塗り薬でかゆみもなく収まりました。

 今朝は親父が電動自転車で7キロ先の下灘診療所へ検診に行くというのです。止めても言う事を聞かないので、気をつけて行くよう注意をしましたが、91歳の年齢で自転車に乗って往復14キロを走るのですから驚きです。今回の鼠径ヘルニア騒動で親父もこれで少し弱るかも知れないと、私たちを心配させましたが、復活の兆しにホッとしています。

 昨日の夕方近くに住む姉の家を訪ねたら、「じいちゃんが2メートル以上もある脚立の上に上がって剪定をしてた。危ない」と注意を促しました。親父の気質は姉も知っているので、むしろ元気になったことを喜んでいました。

 ことしもまた暑い夏がやって来ました。今年も親父ともども家族みんなが元気に乗り切りたいと願っています。


  「屋根の上 青空一面 広がって 梅雨明け間近か 思わすように」

  「もう駄目と 言ってた親父 脚立乗る 周りハラハラ 本人ケロリ」

  「往復で 十四㌔の 道程を 自転車乗って 風切るように」

  「はて俺は 親父のように 生きれるか 首をかしげる 妻も私も」

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