○ミツバチが巣箱に群がる蜂箱の異変
今までにもこんな状態のときがあったのかも知れませんが、最近ミツバチが巣箱の入り口に沢山止まって、何をする訳でもなくたむろしている風景が、よく見かけられるようになってきました。雨のせいで飛ぶことが出来ず雨宿り?なのかと、梅雨空との関係を考えてみましたが、昨日のような晴れた日でも結構そのような現象は続いているのです。
昨日の朝裏山でミツバチを飼っている人に散歩の途中で出会いました。その人は1ヶ所に6箱も設置して、誘引のため日本蘭キンリョウヘンを置くほど熱の入った人ですすが、ミツバチの巣箱は全て胴丸箱なので、巣箱の掃除は胴丸箱をいちいちひっくり返してやっているようで、この日も巣箱の幾つかはスムシが入って秋や同然になったと嘆きながら、蜜の採集をしていました。
(巣箱の入り口付近にたむろするミツバチたち)
その人の巣箱の一つも巣箱の入り口付近に沢山のミツバチがたむろして、まるで私のミツバチの巣と同じような光景が見られました。こんな場合ミツバチの輪がお師匠さんである西予市野村町の井上登さんに助けを求めるのが常道なのですが、2年目のことなので「もう少し様子を見てから」と思い対延び延びになっているのです。
先日中学生二人が、公民館主事さんとともに職場体験で人間牧場へ来て、巣箱の掃除をやった時もこの状態で、群がる蜂を払いのけて作業をしましたから、もう一週間以上この状態が続いているのです。
(先日の巣箱の掃除の時もミツバチをそっと柔らかい刷毛で追い払い掃除をしました)
少し気になって昨年の卓上カレンダーの記録を調べてみたら、昨年は10日後の7月17日に師匠の指導の下、蜂蜜採りを行っているようなのです。記憶によるとあの日は雨でした。それでも師匠の来るのを心待ちにしていたので強行しましたが、3つの巣箱の中の2つまでは殆ど採れなかったものの、ツリーハウス横の巣箱からは4升もの蜂蜜を収穫できたのです。勿論その代償もあって、ミツバチに手を3ヶ所も刺されてしまいました。それでも満足して初めてのことだったので興奮し、舞い上がっていたようなのです。
今年は去年の教訓を生かし多少遅れても、梅雨明けした晴れの日を選んで彩蜜作業をしようと思っています。勿論今年は4つの巣箱なので2年目といいながらまだまだ未熟なので師匠の手助けをお願いしようと思っていますが、今日あたり師匠にミツバチの近況報告をメールでしようと思っています。
「ミツバチが 巣箱の前に たむろする 原因分からず 多少不安に」
「昨年は いつだったかと カレンダー 捲りて記録 記憶戻りて」
「今年こそ 去年の哲は 踏むまいと 誓いも新た 迫る日を待つ」
「小道具を 手入れ準備に 余念なし 採蜜間近 指折り数え」