shin-1さんの日記

○県庁職員ブログみかんの国から

 私が下手ながらブ毎日ログを書き発進しているので、色々な人からメッセージが届きます。「読んだ」「同感」「面白い」「知らなかった」など様々ですが、「それは考え過ぎ」「違う」など少し批判めいた意見もあって、その都度出来る限り丁寧に変身メッセージを送っています。中には私のブログの記事を本人のブログの記事で、「読んで欲しいと紹介してくれる念の入れようも時々あって、その時は読者数がいつもより多くなることもあるようです。私にとって今やブログ生活の一部になっているだけに、双方向のやり取りは生きていることを実感できる出来事なのです。

 県庁に勤める私の古い友人から、「愛媛県庁職員ブログ・みかんの国から」に、「ふたみシーサイド公園」のことが書かれていることをメールで聞きました。早速アクセスしてみました。県庁のトップページから広報広聴課へアクセスし、私のような素人でも難なく6月21日付けの記事を見つけることが出来ました。愛媛をイメージする段々畑と青い海、青い空の写真の下に、「愛媛県職員が、実際に体験した愛媛の魅力や県政情報をタイムリーに発信します」と書かれています。「みかんの国から」というタイトルも爽やかだし、お役所臭くないのでとても好感が持てたので、早速私の「お気に入り」に登録しました。これで気が向けば毎日でも読むことが出来るのです。

 記事を少し紹介しようと思いましたが、メモ帳を読んでいると「~前略~なお画像、文章の著作権は県または提供者にありますので、著作権法上認められた場合を除き、無断で引用、転用はできません」と、お役所臭さがぷんぷん匂ってきました。問い合わせをして引用・転用すればいいのでしょうが、そんな暇も勇気もなく、結局は「なるほど」程度で終わってしまいました。仕事のことならいざ知らず、折角県庁の広報広聴課が県民向けに作っているブログであれば、「ブログの写真・記事などはご自由にお使いください」と書けばいいのにと、思った次第です。

 私のようによく出歩く人間なら、またデジカメを持っている人間なら、紹介されたような写真は撮れるのですが、一般県民には特に夕暮れ時の夕日の写真など撮りたくても自宅からの距離や天候のこともあってそれも叶わない人が多いのです。今回のふたみシーサイド公園の紹介記事は写真のタッチも素晴らしく、一枚拝借したいような気持ちになりました。

 私もかつて役場に勤め、広報広聴の仕事に10年間も携わってきましたが、ペーパーだけのアナログ主流時代でした。今はこうしてデジタル主流の時代になり、しかも県庁の公式ページに、職員が体験した出来事や県内の風景を書くことが許されること自体画期的な変化だと驚き、「県民目線」のその勇気ある行動に大きな拍手を送りたいと思うのです。

 「県庁が変われば県民も変わる」、これは当たり前の理論です。デジタルながら県庁のホームページにアクセスすると県知事さんにだって毎日会えるし、県民たる私がその気になれば県知事さんに意見を述べることだって出来るのですから、これほど開かれた時代はありません。でも県庁という敷居は思った以上に高く感じられるのは私だけではないと思います。このブログのように職員が県民目線を持てば、県民も県庁に親しみと信頼を覚えることでしょう。今朝から職員ブログを見たり読んだりすることを、私の日課に加えました。

  「県庁も 変わったものと ブログ読み 納得しつつ 少し批判も」

  「この写真 使いたいけど 使えない 著作権とは 仕方がないか」

  「県庁が 変われば県民 変わるはず 勇気のブログ 拍手を送る」

  「この写真 若者見れば 彼女連れ 愛の告白 するかも知れぬ」

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