shin-1さんの日記

○人間牧場のメンテナンス

 人間牧場も開設以来5年目を迎えると、そこそこ傷んでメンテナンスが必要になってきました。一番の傷みは何といってもキツツキの被害です。杉板の外壁は材質が柔らかいため、キツツキの恰好の住処と勘違いしたキツツキが、まるで大工さんのドリルやノミのようにガンガン突きまくるのです。お陰で水平線の家とロケーション風呂は満身創痍といった感じで、あちらこちらに無数の穴があいているのです。

 これまでにも何度か穴を修復し、周りに防鳥網を張り巡らしましたが焼け石に水といった感じで一向に対策の効果が出ず、切り張りした外壁が何処か違和感を感じるのです。それでも防鳥網はこれまで10匹ものアカゲラを捕えました。その都度愛鳥精神が頭をもたげて心が痛みましたが、これも人間と野鳥の宿命と思い断腸の思いで捕獲してきたのです。今回もかまど小屋の工事で大工さんが来ているので再度穴をふさぐ工事をして貰いましたが、いつまで持つか心配をしています。

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(作業前のウッドデッキ)

 人間牧場には海に向かって畳25畳もの広いウッドデッキがあります。デッキの端には手すりもないような危険極まりないもので、来た人は一応にそのことを指摘しますが、今まで5年間一度も、また誰ひとり落ちた人はないので、むしろ開放感があってよかったような気もしています。

 このウッドデッキには夏場だけステンレス製のパイプが組まれ、その上に防虫用の蚊帳を張る予定にしていますが、今年はその蚊帳も張ることなくシーズンを終えたので、先日長男の息子と二人で取り外しウッドデッキの下に収納しました。来年まで眠ることになるのです。

 このウッドデッキも雨風に晒されているため10年が寿命だと思っていますが、年に一度は防腐剤を塗って長持ちさせようと、息子と二人でこまめに補修してきました。

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(防腐剤塗布中のウッドデッキ)

 今回は今までの無着色な高価な防腐剤を止めて、少し安価な防腐剤特有の茶褐色のついた防腐剤を塗ることにしました。1缶まとめて買うので2回は濡れるほどの量です。息子と二人で片方から念入りに塗って行きました。この日は残暑が厳しく日陰の私は楽に塗れましたが、休日を返上して手伝ってくれた息子は汗だくでした。こうして親子で水入らずの作業をすることもそんない多くはないので、幸せ感に浸りなながら色々な話をして作業をしました。

 広いといっても二人で塗るのですから物の1時間程度で作業あ終わりました。防腐剤特有のきつい匂いになやまされることもなく、立派に仕上げることができました。これで一雨降ると表面の脂分が流されて点着し、足にべとつかなくなるのです。

 アウトドアーの活動はこうした仕事が楽しいので、これからも積極的に人間牧場を活用して大いに人生を謳歌したいと思っています。昨日西予市野村山奥組の、私のミツバチの師匠である井上さんから、ミツバチの巣箱4号の近況問い合わせのメールが入りました。そろそろ採蜜をしたいと思っていた矢先の問い合わせに再び胸をときめかせながら、今度は息子も参加させてやりたいと、井上さんに変身のメールを送りました。

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(防腐剤をを塗った後のウッドデッキ)

  「キツツキの 被害に遭った 外壁を 三度四度と イタチごっこで」

  「五年間 毎年こまめ 防腐剤 腐らず塗って 腐らず保つ」

  「ウッドデッキ 息子と二人 刷毛で塗る 異臭も秋の 風に流され」

  「束の間の 休日返上 牧場で 親子黙々 それぞれ仕事」 

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