○パソコン故障は台風襲来に似ている
私の一日はパソコンの前に座ってブログを書くことから始まります。昨日もその前の日もそんなことを繰り返し、余程ことがない限りこれからも当分はブログへの書き込みによって一日は何となく始まり何となく終わっているのです。ところが昨日の夕方メールの整理をしていて突然ワープロ機能が働かなくなり、文字の入力ができなくなってしまいました。仕方がないので娘婿に助け船を出し直してほしいと頼みましたが、残念ながら夜遅かったことと、今日から今週末まで仕事が忙しくて対応ができないとの返事でした。続いて息子に連絡を入れると息子は11時前にやってきて対応してくれましたが、残念ながら治りませんでした。息子はパソコンを修理するため私のパソコンをさっさと持ち帰ってしまったのです。さあ困りました。今朝は机の上にいつも置かれているパソコンがなくなり寂しい感じがしたものですから、早朝読書を試みましたが、何となくリズムが狂ってピンときませんでした。
ただならぬ私のため息を見てとったのか妻は、「お父さん、今日は午前中予定が空いているようなので娘のところへ行ってブログを書いたら、そして娘のパソコンを借りて帰ったら」と勧めてくれました。急な思いつきで8時に自宅を出て娘のマンションへ着いたのは先ほど午前9時でした。娘はパソコンで買い物をしているので一週間もパソコンを書くことはできないと突っぱねている矢先、息子から携帯電話が入り、「dynabookの会社である東芝に電話をかけてトラブルを解決して治った」というのです。うれしく連絡でした。
孫の朋樹は今日から学校で留守です。孫尚樹はテレビを見ています。娘は私と孫を残してさっさと買い物に行きました。しばらくすると帰ってくるのでしょうが、帰りに息子の会社に立ち寄ってパソコンを受け取りかえりたいと思います。
私のイライラの一番の原因は目下のところパソコンの不具合です。パソコンが故障するたびに娘婿や息子に頭を下げて直してもらったり苦情を聞いてもらっていますが、毎度のことなので適当に対応してくれています。メールの整理や返信も少し遅くなったり忘れていたりするものですから、相手から催促や督促が入ります。その度に自分の非力を嘆き、進化を誓うのですが退化はしても一向に進化もせずイライラは募るばかりです。
もし娘婿や息子たちがいなかったらどうなるのだろう?とまさかの時に依存できる大樹の影に甘んじている自分を発見するのです。色々書きましたがパソコンの故障は関東に接近した台風とどこか似ているようにも思いました。日頃はパソコンも当たり前のように酷使していますが、故障すると大騒ぎをするのです。昔は台風の通り道は九州か四国と通り相場が決まっていました。ゆえに九州や四国の人は台風に備えた日々の暮らしができていたのです。ところが関東では台風など滅多に来ないので備えもなく、漫然と過ごしているのです。備えとはやはり学習だと思います。もっと学習を続けて備えを固くしたいと思いました。
「パソコンが 治った通知 携帯で イライラ治り やっと正常」
「非力なり つくづく思う わが知能 これから先も 思いやられる」
「今日だけは 息子の力 信じよう パソコン治し 俺の手助け」
「パソコンを 使い過ぎだ 妻が言う 奏かもしれぬ 優しく使う」