○どうやら新型インフルエンザではなかったようです
一年中腹がうずいたこともなく、風邪をひいたこともないような元気や活気を自認する私にも二日前、急に38度の熱が出てしまいました。少し熱っぽく体がだるいと感じたので体温計で測ってみると体温が高いのです。私は年中集会や人混みの中へ入っているので、もしや今流行りの新型インフルエンザではないか?と思い、今年の春から保健センターに異動になって新型インフルエンザを担当して忙しく振舞っている、旧友米湊さんの顔が頭をよぎりましたが、風邪薬を2錠飲んで少し早目に床に就いたくらいですっかり回復したのですから、どうやら心配した新型インフルエンザではなかったようです。それにしても近頃はお酒も飲まないし薬も飲んでいないため、置き薬の効き目がすこぶる良かったのかも知れませんが、回復の速さには自分でも驚いているところです。
周りの人は冗談交じりに知恵熱だとかいって笑われましたが、私が二日間で15時間の集中講義をする前日だったものですから、妻は氷枕を用意してくれたり、ドリンク剤を飲ませたりして回復に努めてくれました。やはり持つべきものは妻だと思いました。
年に一、二度ぎっくり腰に悩まされていましたが、お風呂での早朝腰痛体操のお陰なのか、ぎっくり腰もこの一年はすっかり影をひそめていましたが、この二日間立ったまま講義を15時間続けたためか、少し腰に違和感を感じていますが、今朝は腰の具合も回復して、かすれた声も元の美声を回復、今日は南予地方局と金融広報委員会のの仕事で内子町五十崎へ行くのに、不安もなく行けそうです。
ここまでブログを書いていると、外からラジオ体操の歌が聞こえてきました。近くの広場に子どもたちが集まって夏休みラジオ体操を行っているのです。急いでその広場まで出かけ子どもたちと一緒にラジオ体操第一と第二をやりました。時ならぬおじさんの乱入に子どもたちは一瞬驚いたようでしたが、いつもはダラダラして体操とは名ばかりの行動をしている子どもたちも私を見習い、しっかりと体操をしてくれました。夏休みも終盤に入り間もなく新学期が始まるようですが、子どもたちにとっては宿題の追い込み時期でもあって一番悩ましくも忙しい日々が続くようです。
今日は天気も良く秋近しを予感させるように流れる風もさわやかでアキアカネトンボが悠然と飛んで、早生品種の植わった田んぼでは早くも稲が実って稲刈りの時期を迎えているようです。遠くの長い鉄橋の上を夏休みのため殆ど乗客の乗っていない、4両編成の列車が音を立てて走りました。いかにも長閑な、そして平和な田舎の朝の風景でした。昨日の集中講義の後の意見交換で、宇和島の兵頭さんから「景観」について質問を受けました。冒頭に地域活性化論の総論として話した「時間的ゆとり・空間的ゆとり・経済的ゆとり・文化的ゆとり・安心安全的ゆとり」について話したため、空間的ゆとりへの反応だと思われましたが、まさに私の周りは空間的ゆとりに満ち溢れています。そのことに気づいている人は少ないようですが、これこそ私たちが暮して行く上で大事なゆとりの一つなのです。
今日は熱も下がり腰の具合も声も回復し、いい一日になりそうです。
「熱下がり 新型インフル でもなくて エンジン全開 今日も頑張る」
「時ならぬ おじさん乱入 驚いて 思わずしゃきっと ラジオ体操」
「夏休み 間もなく終わる 長かった 親は言うけど 子ども短し」
「アキアカネ 田んぼの上を 悠然と 長閑な田舎 平和な田舎」