○面白い形のミニトマト
お盆が過ぎても暑くてかなわなかったのに、さすがにこの頃になると朝夕涼しくなって、昨日の朝妻は薄手の布団に包まって寝ていました。傍で寝ている私はいたって平気で、何時ものようにタオルケットを布団の隅に追いやる寝相の悪さです。妻と私は同じ人間なのに鈍感な私と敏感な私とではこうも季節の感じ方が違うのです。
夜が明けるのも随分遅くなってきて、私が毎朝起きる午前4時はまだ真っ暗で、曇っている今朝などは午前5時半になってやっと夜明けです。私は起きると書斎へ入りまずパソコンの電源を入れてトイレへ行くのが日課です。最近はパソコンも少しくたびれたのか、あるいは容量がオーバー気味なのか立ち上がりが遅く、時々言うことを効かなくて仕事がはかどらなくなりました。そのため新しいパソコンに変えようと準備を進めて購入したのですが、使い方が今一しっくり来ないし、ソフトの入力を頼んでいる息子が忙しくて間に合わないため、こうして古いパソコンに文句を言いつつ、朝のお勤めのようにブログを書いているのです。でももう時間の問題で、間もなく新しいパソコンに移動するべく机の上に並べて置いているのです。
今日は午前中松山市で、午後は西予市でそれぞれ会議が予定されていて、早い朝食を終えると出発しなければならないためブログを書く時間が少なく、こうして思いつくままに指先を動かしているのです。6時に起きた妻が隣の居間から、「お父さんトマトを取って来て」と声をかけました。早速私は台所から金網篭を持って来て家の横の家庭菜園へトマトを取りに出かけました。「わあ凄い」と思わず声が出るほどトマトは沢山赤く熟れていました。ミニトマトはヘタの部分が弱く手で触っただけで簡単にもぎ取ることが出来ますが、注意をしないと青い実まで落果する恐れがあるのです。トマトの木も随分大きくなって木の中へ手を突っ込んで採取するのには中腰にならなければならず、腰を痛めないように取って行きました。ほんの10分ほどで金網篭いっぱい取れました。これを収穫の喜びというのでしょうか、さも自分が作ったような顔をして、「おい取ってきたぞ」と台所の食卓上に置きました。何時もの事ながら妻は「まあ嬉しい」と、早速何個かを手に持って水洗いして食べていました。私も洗ってもらって食べましたが、木の上で完熟したトマトの味は格別で二人で沢山食べました。
取る時に気が付いていたのですが、今日収穫したトマトの中に双子の変わった形をしたものがありました。一卵性双生児とでもいうべきそのトマトは根元がくっついていて、見方によってはハート型をしているのです。今年はシーサイド公園の恋人岬が恋人の聖地百選に選ばれたばかりで、そのモニュメントの製作に関わってハート型にしたり、漁協女性部の皆さんがハート型のラブジャコ天を作るなど、何かとハートに縁があったのでこのトマトはジャコ天のお店にでも持っていってあげようかと思いました。普通はこうした奇形物は縁起が悪いと捨てましたが、今はそれなりの話題になって、時には新聞のホットな話題として紙上を賑わせているようです。
今治へ講演に行った折貰ったミニスイカの苗も畑の隅に植えていましたが、ソフトボール大からハンドボール大までの大きさのスイカが10個くらいなりました。今朝は最後の2個を収穫しました。ほおっておいたのにしたたかに生きて実をつけてくれたのです。今日は孫がやって来るので、一緒に植えたことを話しながら食べてみたいと思っています。
「一卵性 双子のトマト 発見し 何処かハートに 似てて楽し」
「ミニスイカ これで十個目 なるものだ 味もまあまあ 来年こそは」
「パソコンの 更新間近 データーを 移す作業が 終り次第に」
「また一つ 悩みの種が 増えました パソコン変わり 自身喪失」