○病気知らずの食生活3つの原則
「若松さんこの本を読んでみてはどう」と誘ってくれたのはえひめ地域政策研究センターの清水さんでした。私にはメル友や風呂友、飲み友など様々な友だちがいますが、勉強をしない私に本を勧める人も県庁の高岡さん、関西汽船の浜田さんなど結構いるのです。さしずめ高岡さん、浜田さん、清水さんは読み友とでもしておきましょう。その読み友を通じて様々な本を紹介受けるのですが、色々な本を読んでいる読書が趣味の彼らが勧める本は結構ためになるものが多いので、小遣い銭をはたいて買い求めては乱読しています。
今回清水さんが勧める本は松田麻美子著「常識破りの超健康革命」(グスコー出版・1200円)と、ハーウ゛ィー・ダイアモンド著「フィット・フォー・ライフ」(グスコー出版・2100円)という2冊の本です。「フィット・フォー・ライフ」は米国の本の翻訳版、「常識破りの超健康革命」はそれを分り易くした日本語版みたいなもので相関関係にあります。
この本を読んで思うのは、この本が本当ならば私たちの今までの健康に関する常識は一体何だったのかという疑いです。でもなるほどと納得させる部分もあって、早速食生活の改善に取り組んでいます。
まず冒頭に出てくる「病気知らずの食生活3つの原則が次のように紹介されています。
第1の原則 「命の水を豊富に含む食べ物」を食べること
第2の原則 「食べるにふさわしい時間帯」に食べること
第3の原則 「正しい組み合わせの原則に」にしたがって食べること
人間は果食動物で、生物学的に「人間の身体は果物と野菜を主食とするように作られている」という根拠は、①果物と野菜は「水」を豊富に含んでいる(身体にとって水は食べ物より重要)、②果物と野菜は「糖」(炭水化物)を豊富に与えてくれる。(糖は身体のエネルギー源)、③果物と野菜は「酵素」を豊富に含んでいる(酵素=生命力)、④果物と野菜は健康な身体づくりに必要な栄養や生活習慣病を撲滅する成分を含んでいいる、⑤果物と野菜は身体を弱アルカリ性に保つのに役立つというのです。命の水を豊富に含む食べ物とは、果物と野菜なのです。
人間の身体のサイクルは正午~午後8時は摂取と消化(食べることと消化の時間帯)、午後8時~午前4時は吸収と利用(身体への同化の時間帯)、午前4時~正午は排泄(体内の老廃物と植物カスの排出の時間帯)、このサイクルを考えると朝食をしっかりとるという根拠が崩れることになるのです。身体のサイクルも知らず夜遅くまで食べることがどんなに健康を害しているか、改めて知りました。
正しい組み合わせで食べることの原則とは、「バランスよく食べなければならない」という今までの栄養学が根本から間違っていると指摘をしています。その一定の条件とは、凝縮食品(米・パン・肉・魚・卵・乳製品など)を二つ以上一緒に摂らないこと。肉や魚は、野菜と一緒に摂ること。ご飯やパンも野菜と一緒に合せて食べること。この原則は一般的な食べ合わせよりも効率よく楽に消化できるという発見から生まれたもので、この組み合わせによって身体のエネルギーを合理的に活用できるのだそうです。
果物もルールに従って食べれば幾ら食べてもかまわない。朝食は必ずしもしっかり摂らなくてもよいなど、常識では考えられない話を半信半疑で考えながらこの2冊の本を読んでいいるところです。
「嘘ホント 何を信じて 生きるのか 知らない方が 良かったのかも」
「そういえば 夕食門限 9時以降 何も食べるな 検査の時は」
「健康が 気になりだした 俺の歳 今日から少し 考え生きる」
「読み友が 勧める本に 書いてある 朝飯食わぬ 人も健康」