○自分の脳の活性化法
人間には様々な能力が潜んでいます。体内で増殖するガンなどもマイナス部分ではあってもある意味での能力だし、私のようにチエンソーで足を切っても自然治癒力に助けられてほぼ元通りに直るのですから凄いと思います。またレントゲンや脳波の検査でも絶対表現できない思考能力など、実に様々な能力があるにもかかわらずその備え付けの能力に気付かぬまま日々の暮らしを営んでいます。
私のような浅知恵で考えるのですから大したことはありませんが、成功者と失敗者の差は何かと、失敗する度に考えます。私の場合は公務員であったにもかかわらず随分発想を広げその実践をしてきたつもりなのですが、それゆえに成功と失敗を何度も繰り返してきました。
私が夕日に着目してそれを成功に導いた話を例に考えてみると、私の体内には子どもの頃から見ていた漁村の夕日、宇和島水産高校の練習船愛媛丸で見た夕日、青年の船で旅して見た夕日など様々な夕日にまつわる意識が存在していました。そのことに気付かせてくれたのは、NHKのカメラマンでした。『ここの夕日は綺麗」と言った一言で潜在能力に気がついたのです。
でもここまでだと普通の人です。私はこれを町の地域資源ととらえ雄飛を売り出すことを考えました。ここまで考えるのも普通の人です。さあこれを夕焼けコンサートに仕組もうと考えた時、私の心に「失敗したらどうしよう」というベーター波が生まれます。このベーター波をアルファー波という実践に移すには私の心の縛りとでもいえるメンタルブロック蓋があるのです。このメンタルブロックを取り除くことこそ成功への第一歩なのです。
私はこのメンタルブロックなる潜在能力と顕在能力の間にある蓋の存在に気付き始め、そのメンタルブロックを取り外すことに挑んだのです。かくしてメンタルブロックは取り除かれ、コンサートは大成功を収めました。
誰の体内にも存在するメンタルブロックを取り除くアルファー波は正直いって日ごろの訓練がなければ体内から出てきません。私はこの訓練のために本を読み、人の話を聞き、知らない所を見る訓練、文字を書き、人の前で話し、様々な実践をするという訓練もしています。でももっと大事な脳の訓練はいかに早く本を読み、いかに早く人の話を聞き、いかに早く見るか、またいかに早く文字を書き、いかに早く喋り、いかに早く実践するかといったトレーニングが必要なのです。
田舎はスローライフの世界です。またつい最近はユックリズムなる風潮が田舎にも広がりつつあります。それはそれとして結構な運動なのですが、自分の脳を活性化させていくためには「早さ」という訓練なしではでき得ないのです。最近流行り始めた速読・速聴なる流れはまさに私が実践している脳波活性化の、あるいは成功に導く第一歩なのです。
私たちは原点回帰の癖があります。20年前を懐かしむのもそのためです。原点回帰でゆっくり暮らすと多分ベーター波が脳を支配sるようになります。アルハー波が脳を支配しなければ生きることの意味さえも分らず生きる危険性があるのです。
赤トンボや夕焼け小焼け、ふるさとといった昔懐かしい歌だけを聴いているとベーター派に脳が支配されます。ビートの効いた若者の音楽を聴くと多分頭が錯覚混乱します。でも聴き続けると体がリズムに乗って動き出します。これこそアルファー波が生まれた瞬間なのです。
今朝はこ難しい話を書きましたが、一度立ちどまって考えてみてください。
「ベーターを アルファーに変え 生きてみる 脳が元気に 成功導く」
「ゆっくりと 生きてる人は ボケてゆく 速度が速く そのうち認知に」
「若者に 出会うと脳が 刺激され 気分までもが 若くはつらつ」
「速聴と 速読心に 言い聞かせ やってみなさい 知らない自分が」
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本日の講演、楽しく拝聴させていただきました。
若松さんのプラス思考、たいへん勉強になります。
これからもたくさんの方たちをプラス思考に導いてください。