○今日は少し腰と腕が痛い
菜の花祭りも終わりいよいよ張る本番と思いきや、昨日から一転して北西の季節風が吹き荒れ冬に逆戻りしたような寒さです。もう暖房も要らないだろうとしまった矢先のことなので今朝のわが書斎は寒く、ウインドブレーカーを着込んでのハガキ書きやブログ書き作業となりました。今朝はアメーバブログが早朝5時過ぎまでメンテナンスとかでアクセスできなく、お陰さまで溜ったハガキの返事を10枚も書いてしまいました。
昨日は本の移動で水平線の家へ行ったのですが、左官さんと大工さんが五右衛門風呂の作業に来ていて、屋根に張る竹の節を抜く作業を頼まれ、一日中その作業に追われました。金槌で半分に割った竹の節を一個ずつ叩いて抜いてゆくのですが、これがまた途方もない数でただひたすら下に向いて作業を進めました。竹の節は硬く、どうしてあの柔らかい食べれるタケノコがこんなんい硬い竹に成長するのだろう、なんて考えながら丁寧に丁寧に外しましたが、この作業中々終わらず昼食をはさんで夕方4時半までかかってしまいました。あいにく昼食を用意していなかったのですが、おやつ代わりに持参していたパンと伊予みかんという軽食で済ませました。左官さんと大工さんはさすがに肉体労働だけあって、愛妻弁当は豪華で温かい味噌汁までついていました。薪ストーブを焚いて3人で談笑しながら食事をしましたが、外の寒さとはうって変わった温かさでついウトウトしました。
それにしても今朝は、さすがに馴れない作業をしたためか少し腰と手がだるくて痛い感じがしています。多分筋力や体力が落ちているのだろうと自分に言い聞かせていますが、昨晩寝る前に予想していた痛さほどではなかったので安心しました。妻は「若い頃は痛さがあくる日に出るが、歳をとると痛さが3日後に出るから安心はできない」と脅すのです。それでも昨年から人間牧場開拓で鍛えたためでしょうか少しは楽です。
今日はちょっと骨休みといきましょうか。丁度仕上げたい仕事もあるので外にちらつく雪を見ながら家で過ごすことにします。
しかし自然というのは偉いものですね。たった一日で日本列島全てを10度も温度を下げるのですから・・・・。人間に「日本列島の温度を10度下げなさい」と言われてもそれは不可能というものです。人間は快適さを求めてこんな寒い日でも暖房をして部分的ではありますが春の陽気を作ります。そのためのエネルギーたるや相当なもので、油や電気といったエネルギー源を使って温度を上げるのです。一部分を除いて火鉢と炭はもう私たちの身の回りには残念ながら存在しません。火鉢を知っている私たち世代はもう賞味期限が切れ掛かっているのかも知れませんね。
「火鉢って 尋ねられたら どう答う こんなまるいの 言って分らず」
「弁当を 横目で眺め パンを食う これで十分 働き応じて」
「タケノコが なんでこんなに 強い竹 なるのか分らず 黙と節抜く」
「あれだけで 足腰痛く なりにけり 老化言われて 十分納得」