shin-1さんの日記

○私の血圧は正常です

 今朝沖縄のホテルを出てドラッグストアーへ立ち寄りました。そこには様々な薬の他に家庭用血圧計が「今売れてます」「自宅で簡単に計れる血圧計で健康をチェックしよう」50代のあなた血圧大丈夫」など、さも買わせたい殺し文句が値札の上に付いていました。それらの血圧計はその場で体験できるようになっていたので、試しには買ってみました。驚きました。同じ人間の殆ど同じ時間に計っているのに、低い血圧計と高い血圧計では数値が15も違うのです。勿論血圧はその人の心情によってもかなり違いますが、それにしても心臓に毛が生えたような私の血圧が器具によってこうも違うのだから目安にはなっても余り当てにならないものだと思わざるを得ませんでした。

 私の家の隣に67歳の叔父が住んでいます。叔父は脳梗塞を患ってから血圧に敏感過ぎるほど敏感で、暇さえあれば血圧を計り、それをノートに記録しています。叔父の話だと血圧の変動には一定の法則があるのだとか、教えてはくれませんでしたが、その時期が来たら教えようとの勿体ぶりよです。

 叔父の言うのには、自分の家で計るとかなり安定しているのに、何故か医者の前に行くと血圧が上がるのだそうです。これを白衣高血圧というのだと助産婦をしている娘から聞いたたことを思い出しました。

 私はこれまで血圧が高いと診断されたことはありませんし、先日も定期健康診断では先生から太鼓判を押されました。今日ドラッグストアーで計った血圧も多少の差はあっても正常な範囲でした。

 自分の健康値を数値によって意識することはとても大切なことです。血圧もそうだし、体重だってその人の健康を表しますが、叔父のように余り過敏になり過ぎると日々の暮らしがおのずから暗くなります。

近頃は数値目標を立て努力することがさもいいことのように言われています。血圧が120の人が5下げる目標を持って行動しても結果は余りうまくいきません。要は体重計に乗って一週間前と比較して増えていたら少し食事の量を減らして運動量を多くする程度の気を付け方で十分体重を維持できるのです。

 数日前、別の叔父が心筋梗塞で入院し心臓にペースメーカーを埋め込みました。元気で船に乗って漁をしていた叔父なのですが、私の周りも次第にそんな人が増えてきました。高齢化という人間にとってどうしようもない出来事です。私もその辺を考えこれから健康的ないい生き方をしたいものです。

  「薬屋で計った血圧正常値、でもでもどれを信じていいやら」

  「外堀を埋められ傍に忍び寄る高齢いう名の私行く道」

  「健康が気になる私はお年頃食うものひとつも注意を払って」

  「血圧の高そなおばさん肉食って痩せる話に花を咲かせて」

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