shin-1さんの日記

○仕事辞めても来る手紙

 3月いっぱいで仕事を辞め4月から自由人になった私には、手紙など縁のないものと思っていましたが、今でも手紙類は量で我が家に届きます。看護士を目指し専門学校に通う息子が毎日登校前にポストから取り込んでくれるのですが、「何でうちには毎日こんなに手紙が届くの?」と驚くほど届くのです。先日も3・4日家を空けているとダンボールで作った手紙入れは満杯になるほどの量でした。一つ一つ封を切って見るのですが、これが中々の作業なのです。見かねた息子は「お父さんアルバイトでお父さんの秘書になってあげようか」とも言われますが、私にか分からない書類だけに人にも任せられず見処理のものがうず高く積まれています。

 先日ある仲間から「原稿依頼の文書を送ったが見てくれたか」と電話がかかってきました。「えっ、そんな文書いつ送った?。見てない」、「いや確かに送った」のやり取りの末手紙類を調べてみるとありました。直ぐにお断りの電話を入れ、忙しいながら徹夜をして原稿を書き上げて送った始末です。

 これ以外にも講師派遣申請なる文書が沢山舞い込みます。「プロフィルを送れ」「何時に何処へ着くか連絡を頼む」「講演に用意するものは何か」「振込先を同封の用紙記入の上返送してくれ」などなど、もうそれは大変です。相手のスケジュールにあわせ期限を切られるのですが、こちらはそのことをいちいち覚えていないので結果はご承知の通り遅れる始末です。ましてや最近はインターネットで届いたメール返事も余分な手を取られます。

 今年の年賀状も現役のころと変わらぬ枚数でした。出した人、出さなかった人様々なのですが、現役のころのようなチェックが出来ず不義理をしている人もあると思うのですがご容赦下さい。

 えひめ地域づくり研究会議代表運営委員、金融広報アドバイザー、広報区長、観光カリスマ、愛媛大学法文学部非常勤講師などが只今私の公職ですが、その一つ一つに文章がついて回るのです。もう少しの辛抱でしょうが、当分は忙しい文書処理の仕事をこなさなければなりません。手紙を見る度に憂鬱な日々が続きます。

  「出す人がいるから手紙届きます私の名前書く人多し」

  「秘書を置く余裕もなしの身分にて遅れお詫びの電話度々」

  「弁護士の封筒届きギクリする何だ元気か時候あいさつ」

  「女性から私に届いたハガキ読む妻驚ろかずもっと驚け」

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