shin-1さんの日記

○家庭菜園に野菜の苗を植え付けました

このところ温かかったのに、2日前の雨模様天気が回復してから急に寒くなり、わが家では名残の石油ストーブを焚いています。この時期は普通だと初夏の陽気に誘われるのでしょうが、北海道の天気予報には雪マークがつくなどどこかおかしく、しまいかけていた厚めの服を羽織って過ごしているのです。いつものことながら、初夏のような陽気の日本列島を僅か一日で寒くしてしまう自然の偉大な力には、人間の力などはるかに及ばないとしみじみ思うのです。

 今日は朝から親父と二人で家庭菜園の夏野菜の植え付けを行いました。親父は私が留守の昨日、91歳になるというのに、また脛が少々痛いというのに倉庫から耕運機を引っ張り出して耕してくれていました。私たち夫婦は昨日外出先から帰り道、行きつけの園芸店に立ち寄り、ナス10本、ピーマン5本、シシトウ5本、キウリ3本、ニガウリ3本、カボチャ2本、オクラ5本、その他諸々の苗を買って帰りました。畑は広いのでまだまだ余裕があるのですが、苗代で野菜を買ったらどのくらい買えるかなどと冗談を言うほど高い買い物となりました。

 私が平鍬で畝を作り几帳面な親父の張った糸に沿って植え付けて行くのです。特に親父の力が欲しいのはナスの垣づくりです。まだ植えたばかりなので垣など必要ではありませんが、夏に向けて頑丈な木の杭をハンマーで土の中に埋め込む作業は私の力でないとできないし、この垣に様々な工夫を凝らすのは親父の仕事であり、いわば親子合作の作業なのです。

若松進一ブログ
(親父は植えた苗の垣を作りました)

 1時間余りの作業で殆どの苗を植え終わりました。親父は植え付けた苗に井戸水をジョロに入れてたっぷり水やりをしたり牛糞を振ったり、またナスの下には敷き藁をして保湿するよう作業をしていました。私は相変わらずグウタラで、作業の途中もひっきりなしに携帯電話がかかってきて、その度に作業を中断し、結局は支柱を立てぬまま、訪ねてきた来客の対応に追われて午前中の作業を終わってしまったのです。

 午後からは裏山の竹を切りだし、支柱にするべく60センチ程度に切り、先をとがらさせてピーマンやトマトの根元に打ち込みました。ビニール紐で緩く結び風が吹いても倒れないようにしたのです。お陰さまで今年も夏から初秋にかけて安心安全な野菜が楽しめそうです。

若松進一ブログ

(私は植えた苗に支柱を立てました)

 作業が終わったところでキャリーに2箱ほど甘夏柑の収穫をしました。そろそろ晩柑類が底を尽きかけ、初夏の味覚である甘夏柑が美味しい季節となりました。わが家では樹上で越冬させた甘夏柑が沢山実をつけています。甘夏柑の木には今年の新芽と蜜柑の花が咲き始めて、同じ木なのに実・花・新芽と何とも奇妙な光景ですが、これからは夜の間に外皮内皮を剥いだ甘夏柑を冷蔵庫に入れて冷やして食べるのです。甘酸っぱいその味は何とも言えない涼感を誘うのです。

 一昨日近所の知人に差し上げたところ、早速マーマレードを作ったようで妻の職場にわざわざ手紙を添えて持ってきてくれました。わが家の甘夏柑無消毒のため皮を加工して食べることができるのです。丁寧に茹ではえて灰汁を取ったのでしょう、さっぱりとした味で明日の朝はパンにつけて食べたいと思っています。

 差し上げたり貰ったり、田舎はおすそ分けの習慣があっていい近所づきあいができていて毎日楽しい日々です。

  「親と子が 今年も元気に 夏野菜 苗を植えつつ 世間話を」

  「安心と 安全確保 するために 交付金にて 野菜苗買う」

  「甘夏も 工夫をすれば マーマレード これも安全 自衛の策だ」

  「差し上げた 甘夏柑が マーマレード 形を変えて おすそ分け来る」

[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○携帯を新しい機種に変更しました

 昨日松山に住む長男から電話があって、私の「携帯電話の機種が古くなったから変更してはどうか」と相談がありました。年齢を重ねるにつれて親を思ってくれる長男の優しい心は嬉しいのですが、この歳になると情報化社会を生きて行くために必要とされるパソコンも携帯電話も、使いこなすためにはそれ相当な覚悟と日数が必要なこともあって躊躇しました。「親父の携帯はカメラもないのだから」という時代遅れをくすぐるような言葉に後押しされて、「じゃあ頼む」と出かけて行きました。

 息子のマンションに立ち寄り、息子の家族とわが妻と一緒に近くのNTTドコモの店へ出かけました。手馴れている息子は私の携帯電話と免許証を受付へ持って行き、様々な手続きをして古い私の携帯電話から入力している電話帳などを移し替えてもらいました。既に私の電話番号は名刺などに刷り込んでいるので電話番号が変わるのは困ると思っていましたが、そのままのようでひと安心しました。

若松進一ブログ

 私の携帯電話の機種変更はこれが4度目です。過去3度はいずれも故障でした。外で作業することの多い私ですから、ズボンのポケットの中にいれて作業をするとついつい物にぶつかり故障させてしまうのです。故障の度に息子のお世話になっているため何かにつけて電話が入ってくるのです。

 さて私の携帯は正直言って若者が持つような多機能な格好いいものではなく、そこら辺のおじいちゃんやおばあちゃんが持っている文字の大きいものです。今回の機種は念願のカメラ内蔵なので、もしデジカメを忘れても記録だけは残るようです。しかしその写真をパソコンに取り込む術はまだ未修得なのでこれから息子の手ほどきをうけなければならないのです。それにしてもメカに弱いと自分の育った時代のせいにして、自分を納得させているのです。

若松進一ブログ

 昨年えひめ地域政策研究センターにいた清水さんや谷本さんに使い方を教わって、やっとメールが打てるようになりました。それは全国大会の実行委員長をしていて、どうしても事務局から緊急にメモを送らねばならないかも知れないという必要の論理からでした。お陰さまで昨年から細々メールが打てるようになって、今では旅先から簡単なメールを格好良く打てるようになりましたがまだまだです。

 この一週間岡山県と香川県へ講演に出かけた折、2回とも携帯電話を書斎のバッテリー充電器の上に置いたまま忘れて出かけてしまいました。いずれも家を出て目的地へ向かう車の中で、ズボンのポケットの軽さに気がついて思い出したのですが帰る時間的余裕がなく、気になりながら出かけてしまいました。そんな時に限って緊急な要件があるもので、妻や相手から「はいくら電話をかけてもつながらない」とブーイングの標的にされてしまいました。代用として公衆電話を探すのですが、いつの間にか携帯電話の普及で必要がなくなったのか、あれほどあった公衆電話が中々見つからず苦戦を強いられて慌てました。また折角公衆電話を見つけても10円玉が殆どなく100円硬貨を使わざるを得ないため、つり銭が出ないこともあってNTTに無駄な投資をしてしまいました。

 世の中便利になると一方で不便になることがいっぱいあります。世の中は必要の論理で動くものだとしみじみ思いながら」、携帯電話を忘れないようにしたいと思った次第です。出かける前に「携帯持った、財布持った、免許証と名刺入れ持った、よし出かけるか」とまるでJRの運転手さんの指差確認のようです。


  「携帯を 忘れて公衆 探したが 何時の間にやら 公衆消えた」

  「携帯に カメラがついて 進化した 使いこなせる 当てもないのに」

  「人並みに ついて行くのが やっとです 後追いながら 進むしかない」

  「忘れじょう 歳のせいでは ありません 注意怠る 自分が悪い」

  「

[ この記事をシェアする ]