人間牧場

投稿者: | 2012年11月18日

〇鳥取県湯梨浜町まではさすがに遠いねえ

 昨日は少し早立ちで鳥取県湯梨浜町へ講演に出かけました。今年湯梨浜町へは全国大会で宿泊した時を含めると、これで3回目なので、土地勘も知った顔も随分できて、行く車の中でその人たちの顔々を思い出しながら出かけました。昨日は低気圧と前線の影響で予想だと午後からの雨が、出発する頃には強風を伴ってかなり強く降っていました。家を出る時妻が、「スピードを出さないようにくれぐれも安全運転で」と、いつものように注意をしてくれましたが、そんなこともあって少し自重気味なスピードで、伊予インター~瀬戸大橋~湯原インター~三朝~湯梨浜と、片道約350キロを走りました。講演は午後1時30分からなのですが、昼食を誘われていたので、11時過ぎに会場であるアロハホールへ迷うことなく到着しました。

 この日は東伯郡婦人会の、防災をテーマにした研修会で、50人ほどの人が集まり、午前中は郡内3町村の防災担当者の話を聞いたり、LPガスの取り扱い等を勉強していたようでした。やがて昼食に誘われましたが、昼食はアルファー米の試食でした。アルファー米とは防災のための非常保存食で、具材を入れお湯を加えて蒸らすだけで食べれるのです。アルファー米のことは知っていましたが、食べるのは初めてなので私も興味深々でした。用意された手作りおかずと一緒に食べましたが、中々の味でした。これ以外にも非常用の乾パンも貰いましたが、試食した非常食の量が多くて乾パンは味見をせず持ち帰りました。

 湯梨浜町の町長さんが仕事の都合で少し遅れて来たため、私の講演の時間も少し遅れて始まりました。参加した皆さんの帰りのこともあるので、「終る時間を守ります」と宣言し、「防災とまちづくり」について1時間25分間喋りました。会見東伯郡婦人会長さんからこの話をいただいた時、防災に関する話はできないとお断わりをしましたが、懇願されて引き受けることにしたのです。
 私自身、①二度にわたり台風大雨災害で裏山が崩れた苦い体験があることや、②高校生の時宇和島水産高校遊学中に川が逆流するチリ沖地震津波を目の当たりにしたこと、③東日本大震災で被災した宮城県気仙沼の畠山さんや一関室根公民館の金森さんから聞いたことなど、これまでの様々な防災・被災体験を基に、命の大切さや備えの大切さ、助け合いの大切さをお話させてもらいました。

 山陰といえば何年か前、島根県雲南市吉田町吉田公民館で講演中、とても大きな地震に遭遇したことを思い出します。とっさの出来事だったので私の話は中断せざるを得なく、会場を埋めた参加者もただじっとして大きな揺れが収まるのを待ちました。今考えると避難しなければならなかったと思うのですが、当時の防災知識は、主催者も私もそこまで手も気も回らなかったようで、揺れが収まると再び講演を開始しました。さあそれからが大変で、公共交通機関は完全にストップし、家や職場に電話しても不通で、そのうちあちらこちらから災害情報が入り始め、事の重大さに気付いたのでした。

 運よくわが町わが家では災害もなく1日遅れての家路となりました。そんな話にまちづくりの話を交え楽しく話をして再び350キロの夕闇迫る道を帰りました。往復700キロ、往復8時間はさすがに少し疲れましたが、快い余韻が残りました。ところで今回はハワイならぬ羽合です。また瀬戸内海を渡ったのである意味海外旅行です。しかも会場がハワイホールとは、これまた親父ギャグに使えそうな出来事でした。(会場には知人の男性も数人駆けつけ、また青年の船の古い友人中井さんの奥さんが手土産まで持参して訪ねて来てくれました。感謝感謝でした。)

  「最近は すっかり鳥取 愛されて 何度来たのか 指折り数え」

  「往復で 車のメーター 700キロ 思えば遠くへ 行ったもんだな」

  「防災は 門外ですと 言いつつも 新たなテーマ 挑戦しつつ」

  「手土産に 美味しいケチャップ 友持ちて 訪ねてくれる 有り難きこと」