人間牧場

〇お寺での講演会

講演会告知のチラシ

 私はこれまでに高知刑務所や東大など、色々な所へ講演に招かれたことがありますが、最近異色な所としてはお寺さんがあります。お寺さんからお話がある度に、少し躊躇をするのは正直なところです。なぜならばお寺の住職さんは、仏教の中から生まれてきたような人が多く、葬儀や法事など仏事全般において説教に馴れているのです。そんな所で浅学菲才な私が、まるで首実検をされるような真似はできないのですから、自信がないのは当然だと思うのです。それでも私は「呼ばれたら刑務所以外何処へでも行く(実は前述どおりこれまでに高知刑務所へ話に行きました)」を実践しているので、昨日は松前町神崎にある晴光院という曹洞宗のお寺に講演に出かけました。

山門入口にはおこがましくも看板が立っていました

 このお寺の近くに叔父・叔母の家がありますが、その叔父・叔母も2~3年前に亡くなり、仏事の度にこのお寺を訪ねたり住職さんのお話を聞いたり、時にはぶらり一人で叔父・叔母の墓参りをしている、いわば馴染みのお寺なのです。また今年の4月22日にはこのお寺で牡丹茶会という催しがあって、孫を伴い参加をしているのです。
 10時からの講演なのでお約束の30分前きっかりに山門に到着しましたが、山門入口には何と「若松進一さんの講演会」という看板まで立っていてビックリしました。
 牡丹茶会の時に案内された茶室風の部屋に案内され、住職さんや奥さん、それに檀家代表の方などが入れ替わり立ち代りごあいさつに見えられ、その都度会話しながら、出されたお饅頭と抹茶をいただき時を過ごしました。
 やがて時間が来たので本堂へ案内されて入ると既に沢山の方々が座って待っていました。参加者の中には知人や友人も何人かいて、軽く会釈をしましたが、内心知っている人の前では話しにくいと思いましたが、住職さんのあいさつに続いて演台に立つと、それさえも忘れて話し始めました。いつものようにアドリブながら、時には笑いを誘い、楽しく100分近くも話して終いました。

講演前の本堂の様子

 講演終了後控室に通されて奥さん手作りの昼食をご馳走になりましたが、具沢山のバラ寿司も、添えの揚げ物も美味しくて完食してしまいました。食事には遠路西条市丹原町から来られた竹細工の方と同席しましたが、丹原町に住む私の友人たちととても深いご縁があると聞いて、話は多いに盛り上がりました。
 私はその後所用があってお暇しましたが、今日も忘れられない思い出となりました。これも仏様の導きかも知れません。
 自宅に帰ってから夕方、あいさつもせずに帰ったものですから、参加してくれていた従兄弟夫婦にお礼の電話をかけました。

 

 

 

 

 

 

 

  「本尊の 鎮座見守る 本堂で こともあろうか 私が講演」

  「山門に 看板花を 添えられて おこがましくも 私の名前」

  「あの人も この人も笑顔 会釈する 知り人多く 少し尻込み」

  「気がつくと 全て終わりて 恥をかく 諦めながら 山門を出る」

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