人間牧場

○とさ旅セミナーin仁淀川番外編に招かれて

とさ旅セミナーin仁淀川番外編のチラシ

 講師派遣申請に左のような案内状が添付されたメールが私の元に届きました。口つきは年輪塾の塾生である高知県地域観光課の依光香代子さんと、7月18日に高知県仁淀川地域観光協議会主催の講演会で私の話を聞かれた、同じ地域観光課の竹崎由美さんからの依頼でした。
 高速道路のなかった昔は、高知へ行く場合は全て三坂峠を越え、久万町経由の一般国道33号線を約3時間車で走って高知入りしていましたが、高速道路ができてからは、距離的に遠いはずの松山道路と高知道路を川之江ジャンクション経由で行った方が時間的に約1時間も近いのですから驚きです。
 でも古いタイプの人間である私には、馴染みの深い知人友人のいる久万街道や、山道を縫うように走る土佐街道をのんびり走る方が性に合っていて、少し時間の余裕があれば、時々33号線を利用するのです。

 昨日も砥部町と久万高原町の友だちにお裾分けの魚を途中で下ろす言い訳を作って、少し早めの6時30分にわが家を出て、国道33号線を走ることを思いつきました。言い訳どおり砥部町と久万高原町で友人と出会って荷物を降ろし、この春開通した久万道路の恩恵を受けて、目的地である高知県日高村を目指しました。久万高原町、仁淀川町、越知町、佐川町と進むに連れて雨が降り始め、日高村に入るとその雨はさらに激しくなりました。
 竹崎さんから送ってもらっていた付近の地図を頼りに、近くの特産市に立ち寄り、店番のおばちゃんに酒蔵の場所を聞きながら、早速講演の前振りで使うネタを仕入れました。こういったお店のおばちゃんは結構地ネタを持った物知りの方が多く、何とまあおぼろげながら、私のことを知っていたのには驚きでした。
 何も買わないのは悪いと思い、妻の土産に一袋100円の新ショウガを5袋買い求めました。高知は南国らしくショウガの一大産地で、愛媛で買うと300円は下らないショウガが、3分の1の値段で買えたのですから、妻へのいい土産となりました。

日高村の酒蔵ホール

酒蔵での講演会

 目印の松岡酒店のすぐ裏に造り酒屋を思わせる古くて高い煙突が見え、下の道沿い空き地に車を止めて坂を登って行きました。門の中へ入ると古い建物の壁に文化庁の有形文化財の登録を示す表示が見えました。1時間も前の9時過ぎに到着したため酒蔵ホールはまだガランとしていましたが、間もなく竹崎さんがやって来て受け付けの準備をしていました。
 一番乗りで来られた黒潮町にある土佐佐賀温泉こぶしの里のマネジャー隅田深雪さんと、支配人の森田俊彦さんを交えて懐かしい話に花を咲かせました。隅田さんは今も松野町目黒に住んでいて、毎日1時間半の道程を職場まで往復しているそうですが、かつて森の国ホテルに勤めていたこともあって、私が若い頃は心を許して一緒に仕事をした懐かしい間柄なのです。
 そのうち仁淀川地域観光協議会の國嶋龍二さんや依光香代子さんも見えられ、素敵な酒蔵ホールでの講演は始まりました。私はこの日どうしても松山で開かれる予定の会議があって、13時30分までに到着しなければならず、無理を言って10分ばかり早く切り上げさせてもらいましたが、熱心な参加者に助けられて無事役目を果たすことができました。

  「高速を 走らずあえて 地道行く そこそこ初秋 風を感じて」

  「店番の おばちゃん何と 俺のこと 知っていたには 驚き隠せず」

  「安いなあ 思いつショウガ 買い求め 妻の土産は これで十分」

  「この道を 何度も通った 酒倉の 煙突あるを 知らず今まで」

依光香代子さんから明くる日送られてきた講演会の写真

この記事はカテゴリ 人間牧場 に投稿されました。この記事をブックマークするには こちらを。この記事へのコメントをフォローする場合の RSSはこちら。 コメント、トラックバックの受付は終了しました。