人間牧場

投稿者: | 2012年9月6日

○俳誌「花信」9月号に載る

 愛媛新聞カルチャースクールで、「街中の人間牧場移動塾」という講座を始めて6ヶ月半年が経ちました。愛媛新聞から開講のお誘いを受けた時、毎月一回にしろスケジュールが上手く合うだろうか、またこんな講座を開いても果たして人が来るだろうかと、半信半疑で随分迷いましたが、根がお人好しでポジティブな性格なので、自分の引き出しにどれほどの知識や智恵があるのか、自分を試すいい機会だと思い、後先も考えずに引き受けてしまいました。
 いざ蓋を開けてみると案の定、私の心配は的中しました。私のスケジュールは毎月第一火曜日10時から12時までとあって、まるでエアーポケットのように何とか確保できたのですが、肝心の受講生が最初2人しか集まらず、予想をしていたこととはいえ、このまま没になるだろう思いきや、愛媛新聞のカルチャースクールは、たった一人でも申し込みがあれば開くそうなので、とりあえず見切り発車となったのです。

 だいたい平日火曜日の10時から12時まで、空いている人などいるものではないのですから、むしろ2人の人は余程暇か物好きだと思いきや、お姉さんが弟を誘うといった兄弟ペアーでした。その後友人の浜田さんや3人も加わり、今では法托実践の宜しきを得て受講生も6人となり、それなりの設えで講座は多いに盛り上がっているようで、とりあえずホッと一息といった感じです。
 3ヶ月前宇和島から、パワフルな脇谷梨花さんという女性が加わりました。脇谷さんは片道2時間かかる距離をバスで通ってくれています。何よりも愛猫家と自認する動物愛護家、それに花信という俳誌の同人として活躍する俳人なのです。インターネットで検索すると、宇和島のコミュニティFMの俳句コーナーで、毎週パーソナリティもやっている、とても元気な明るい方なのです。

 

俳誌「花信」9月号

 先月は講座の休憩時間に参加者全員が、脇谷さんの指導で一句作りました。何と何とその句が100ページに及ぶ「花信」という俳誌9月号に、脇谷さんの配慮で掲載して貰ったのです。9月4日の講座日にその俳誌をみんなにいただきましたが、私の一句等お恥ずかしい次第です。ちなみに105ページに載った私の句は「手をつなぐ孫と私の残暑かな」でした。
 私は毎日、私が勝手に決めた「笑売啖呵」という31文字の短歌風歌を、ブログ記事の後に4首載せています。即興で何の臆目もなく思いつくまま書いていますが、一日4首×2ブログ記事ですから、一日8首も作っていて、これは一ヶ月で240首にもなり、一年で2880首ですから驚きの数字なのです。

 脇谷さんとの出会いは、俳句という思わぬ出会いになりました。既に見山あつこさんが主宰する松山五行歌に友人に誘われ入会して、毎月一歌ながらメールで送っていて、俳句の世界に進出するような能力も暇もないのですが、俳句もまたそれなりの味があると思うようになりました。
 脇谷さんからいただいた100ページを超える分厚い俳誌を、思いつくままページをめくっていますが、俳句王国愛媛らしく、世の中には何と大勢のアカデミックな生き方をしている人が多いのでしょう。私などまだまだ修行が足らないとしみじみ思いました。
 カルチャースクールで出会った脇谷さんからいただいた名刺に、虫眼鏡でしか見えない小さなメールアドレスが書かれていました。私は虫眼鏡で見ながら書き写して、恋人に恋文を出すような気持ちで、3句したためメールを送りました。添削して一句返信が届きました。その結果は一ヵ月後に・・・・・。

  「俳人に 出会い俳句を 勧められ 作った一句 俳誌に載りて」

  「『手をつなぐ 私と孫の 残暑かな』 こんな一句も 俳句だろうか?」

  「講義する 私に講義の 受講生 俳句薀蓄 反面教師」

  「ポジティブに 生きれば転び またそこで 何かつかめる だから楽しい」