shin-1さんの日記

○何かと忙しいお盆を迎える準備

 集中豪雨の被害の記憶が冷めやらぬうちに今度は静岡県沖でかなり大きな地震があり、日本列島はお盆の帰省ラッシュも重なってパニックに陥りました。電話やメールで豪雨や地震のあった近くに住む人たちに安否の確認をしたところ、被害に遭った人もなくホッとしていますが、度や崩れの被害に2度も遭い被害甚大だった経験がある私としては決して他人事ではなく、被害に遭われた人に心からお見舞い申し上げます。

 お盆の帰省が始まって、都会から民族大移動した人々が田舎に帰り、久しぶりに田舎がざわついています。ふたみシーサイド公園の海水浴場も海水浴客でごった返しているようですが、お盆後との落差を思うと手放しで喜べないようです。今週末には解散している衆議院議員選挙の選挙戦も始まり、賑やかな蝉の声とともに暑い夏に輪をかけることでしょう。

 こうした目に見える耳に聞こえる夏のざわつきとともに、お盆は先祖のみなさんが目に見えない客として打ち揃ってわが家へ帰って来るのです。今日は菩提寺の住職さんが棚行と称して檀家の家々を回ってきてお経をあげてくれるのです。住職さんは体が不調で入院しているらしく、息子のお坊さんから今日の12時に来るから連絡が入っているので、妻は朝早くから起きて、おりゅう具膳に供える精進料理を作っています。妻はこの家に嫁いでもう40年になりますが、おりゅう具膳の作り方を教えてもらった祖母や母はもこの世の人ではなく、迎えられるあの世の人になっているのです。やがていつかは私たちもそのようにして息子嫁の作ったおりゅう具膳でもてなしてもらうのでしょうが、もうそろそろ、妻から息子嫁への伝授も考えなければならない歳になってきました。

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 わが家では先祖を迎える準備を棚行と同時に始めます。倉庫から仏具を出して応接間に飾ります。本当は仏間か座敷か居間に飾りたいのですが棚行にやって来るお坊さんのために冷房の利く部屋へ飾るのです。仏具は年に一度お盆にしか出さないため、組み立てを妻と二人でああでもないこうでもないと思案しながら飾るのです。最近まではお団子まで全て妻が作っていましたが、今はお供え用の団子が売られていて随分助かるのです。


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 今日から3日間は棚行、迎え火、送り火と妻にとっては気の抜けない日が続きます。毎朝精進料理を作っておりゅう具膳を供え、送り火のときはお弁当まで用意するのです。いつの間にか妻も長男の嫁として家の年中行事を仕切っていますが、やがてこういう古いしきたりもなくなるのかも知れません。親父は昨日私が人間牧場で取ってきたシキビをお墓に供えて準備万端です。

 わが家はお盆の度に帰省していた大阪に住む弟たちもいつの間にか遠のき、娘の家族も娘婿の実家である大阪へ今日出発するため、長男の家族が今日からやって来るようです。間もなく2歳になる孫と生後3ヶ月の孫が蝉とおなじように賑やかな泣き笑いを見せ聞かせてくれることでしょう。

 私は来週末に近づいた農学部の授業の準備です。35人もの学び直しの学生が二日間人間牧場で座学をやるのです。15時間もの講義は少々骨が折れますが、それでもしっかりと伝えるべきことを喋りたいと思っています。息子に頼んでDVDの映写ができるようにしたいと思っています。

 お盆が過ぎると8月は予定が混んでいて、かなりハードなスケジュールになりそうですが、先祖のご加護をいただいて今年の夏も元気で乗り切りたいと思っています。


  「長男の 妻ゆえ悲し お盆月 何処へも行けず 仏事こなして」

  「目に見えぬ 客人迎え 賑やかな 今年もお盆 仏壇準備」

  「ああ母や 祖母は今頃 何処おわす 年に一度の 再会間近か」

「盆来れば 歳を重ねる 嘆き節 親父の弱音 聞く度思う」 

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