shin-1さんの日記

投稿者: | 2009年8月6日

○梅干しの土用干し

 最近湿度が高くてむしむしし、寝苦しい日が続いているものの、今年は例年のようなカラッと晴れる夏を感じることができず、異常気象かも知れないようです。北国北海道の仲間からは「気温が20度以上上がらず朝晩は寒いくらい」とメールが届き、冷害にならなければいいがと他人事ながら強く心配するのです。

 わが家のこの時期の風物は梅干しの土用干しです。気象庁が四国地方の梅雨明け発表したので、妻から頼まれ納屋からサナを取り出して水洗いして乾かしました今年は梅が普通作だったため2樽です。6月に漬けこんだ梅を樽からしずくを切って取り出し、サナとよばれる天日干し用の道具に重ならないよう丁寧に並べてます。手荒に扱うとせっかく綺麗に姿で塩漬けされた梅の実が壊れたりするので、優しく時間をかけてゆっくりゆっくり干して行くのです。現時点では塩漬けの具合は完ぺきで、天日に干されていないためほんのりとした色なのです。


若松進一ブログ

 麦わら帽子を被り、汗をタオルでぬぐいながら午後1時に始めて30分ばかりかかりましたが、あいにくの薄日の差すような天気でも外気温は30度近くまで上がって悪戦苦闘でした。祖母や母が存命中「三日三晩の土用干し」という言葉をよく話していました。つまり梅の土用干しは3日間直射日光に当て、三日間外で夜露を取れというのです。昼間太陽で日焼けさせると本漬けした時、一緒に入れるシソに染まって赤くなるのだそうです。夜露は昼間の天日干しで空気中に逃げた水分を夜のうちに補い、柔らかい梅が出来上がるので、これも欠かせない作業なのです。大粒の汗のように夜露を含んだ梅干しは本当に綺麗です。

 今年は土用丑の日が2回もあって、最初の日はご多分にもれず世間並みにうなぎを食べましたが、土用は過ぎているものの、私が比較的家にいるため妻はいい時期と判断してこの作業を始めました。

 ところがです。夕方郵便局へ単車で手紙を出しに行って、先々で世間話をしているとにわかに空が暗くなり、雄大を予感させるような小雨の粒が落ちてきました。さあ大変とばかり単車を走らせて帰り、濡らすことなく選択干し場へ一時避難をさせました。仕事から帰った妻は、「珍しいことをするから雨が降る」と大笑いをしていましたが、こちらは気が気ではなかったのです。

 今日は友人のお母さんが亡くなり伊予市の葬祭センターで葬儀があるため出かけなければなりません。ついでに9月に東京経由で北海道へ講演旅行に行くチケットの手配を、美幌の三浦さんに無理を言ってして貰っているので撮りに行く予定です。昨晩は2時過ぎに小雨が降って夜露を取ることができませんでしたので、天日干しも夜露取りもできそうにありません。天気を見誤ると雨に濡らして台無しになる可能性があるので目と手を離せない2~3日になりそうです。主婦ならぬ主夫は家にいても忙しいのです。(エヘン)


  「夏が来た 三日三晩の 土用干し いつの間にやら 梅干し爺に」

  「土用干し 色々なこと 思い出す 梅干し持って アメリカ行った」

  「手間暇を かけて梅干し まろやかな 味に仕上がる 手抜くことなく」

  「にわか雨 濡らしてなるか スピードを 上げて単車は 急坂登る」 

 

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