shin-1さんの日記

投稿者: | 2008年8月30日

○研修の在り方

 最近会社は社員研修、行政は職員研修などに力を入れているようです。いつの時代にも人の良し悪しによって業績や成果に影響がでるものですから当然といえば当然なのです。私はそれらの研修に仕事柄、講師として呼ばれることが多いのですが、私のジャンルはこれまでの経験談を中心にして、どちらかというと「やる気の創造」とか、「新しい発想の視点」などへの注文が多いようで、その都度熱っぽく語るのです。

 これらは殆ど集合研修であり、要となる部課が企画、責任者の名前で召集し「忙しい」とか「こんな研修は意味がない」などと多少の文句はあっても、飯のネタであるし出世に響くとあって予定された時間と場所に集まり、それなりに研修を受けて終るのです。参加者の意識が低く、実の入らない消化型の何の意味もない研修は哀れで、お昼寝のオンパレードといったところでしょう。特に行政のやる研修にはこの種の研修が多いのも事実です。

 最近はワークショップなどの手法を取り入れて参加者が主体的に動くような研修が見られたり、あらかじめ参加者に質問事項を提出させたりしていて、かなり効果を挙げているようです。しかし集合研修には自ずと限界があり、研修後のレポート提出さえも、何を研修したのか疑いたくなるようなものもあるのです。

 先日「eラーニング」という分野が社員教育の間で裾野が広がりつつあるという話しを聞きました。聞きなれない言葉なので少し調べてみました。「eラーニング」という言葉がはじめて登場したのは1990年代で、「eラーニング」のeはelectronic(電子的)の頭文字だそうです。当初はCD-ROMの配布による学習方法でしたが、その後プラウザ(インターネットのホームページを閲覧するためのソフトの総称)を使用して学習を行う双方向型登場し、今では学習の進捗状況や受講履歴の管理もできるなど目まぐるしい進歩を遂げているようです。総論するとeラーニングとは、インタネットやイントラネットを用いた教育系他のことのようです。

 eラーニングでどんなことを学んでいるかというと、コンプライアンス(法令遵守)や情報セキュリティ、情報保護、ビジネスマナーにまで及んでいる層で、特に会社の管理職などはこうした教育を3人に1人は受けているそうです。これまでの研修がどちらかというと集合研修に重きを置いていましたが、いよいよ研修も、会場費などの間接コストを抑えられる、個人のスケジュールに合わせた受講が可能、職場を離れなくて済む、学習の進捗状況が把握できる、学習指導のフィードバックが迅速であるというメリットから、集団研修から個人研修の時代に移りつつあることを実感するのです。

 集団研修のメリットは、ただでさえ出会うことの少ない時代ゆえに顔の見える意味は誰しも認めるところですが、やはりこうしたきめ細かい個人学習への対応もしなければ、会社そのもののレベルアップは出来ないようです。私たちが仕事をしてきた時代とは社会環境も職場環境も随分変わってきました。全ての人の机の上にはパソコンが置かれ、職場毎に情報のネットワークが張り巡らされているのです。パソコンなしで仕事は出来なくなりましたが、そのパソコンを個々人のレベルアップに生かすなら、もっと質の高い仕事が出来るのかも知れません。しかしいつの時代もパソコンなどの道具を使うのは人間ですから、一歩使い方を間違うと大変なことになることも心してかかるべきでしょう。

  「横文字が どんどん増えて ギブアップ 分らぬままに 闇から闇へ」

  「ソフト何? ソフトボールか クリームか 私は古い 頭浮かばず」

  「便利だね インターネットで 調べれば 辞典も要らぬ 時刻表まで」

  「予約する 仕方分らず 買っていた チケット手配 今はネットで」


 

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