shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年2月22日

○合格祈願

 「お父さん、僕はやっぱりもう一度勉強して看護士になりたい」と次男が言い出したのは今から5年前でした。高校を卒業するとき、先生も私たち両親も大学進学を勧めたのに、自分の選んだ会社に入って8年間も仕事を続けた後の決断でした。親にしてみれば職業を代わることのリスクを知っているだけに、「何で今更」と思ったものです。でも息子の意志の固いことを確認してしぶしぶOKしたものです。5年なんてと思っていましたがあれから5年が矢のように過ぎ去りました。息子にとっても迎えて長く過ぎて短い5年だったのだろうと思うと、月日の経つのは早いものだと実感します。

 私の生活設計だと子ども4人は私が退職するまでに学業を終えてそれぞれ自立させ、あわよくば結婚も終えたいと思っていたのに、私が退職をした後も学業支援が残っているなんて想像もしませんでしたが、それでも5年の学業を終え、今週末には看護士の国家試験があるようで、連日連夜自分の部屋に閉じこもって受験勉強にいそしんでいるようです。

 昨晩鳥取県北栄町から帰ってきたところへ長男から電話がありました。「受験が近いので合格祈願のお守りを買ったけど、仕事が忙しいのでついでの際に取りに立ち寄って欲しい」旨の電話がかかってきました。今日はスケジュールの合間で午前中大学へ学生の成績表を届けに行くことや、親父を整形外科に連れてゆく都合があったので、ついでではありませんが息子のマンションに立ち寄りました。息子夫婦は息子嫁の実家が経営する喫茶店の近くにあり、息子嫁もそこで働いています。仕事柄午前11時の出勤なので息子のマンションを訪ねてみると、息子は既に仕事に出かけていて、息子嫁が一人迎えてくれました。

 「お父さんホットミルクを作りましょう」と用意してくれたミルクを居間に運んでくれました。居間の机の上には書きかけた英語の手紙と辞書が置いてありました。留学生活の経験がある息子嫁は英会話が出来るのですが、デジタル時代ながらアナログを重宝しているようで、そんな話に端を発して日ごろの暮しのこと、将来の生活設計のこと、8月に控えた初産のこと、息子のことなど近況を飾り気なく話してくれました。話を聞くにつけしっかりと暮しを見つめて行動している姿に思わず嬉しくなりました。

 息子嫁と私はすっかり気が合って、人間牧場の蚊帳を縫ってもらったり、何でも話す親子の間柄になっていますので、お互い気を許しあって何でも話が出来、むしろわが娘以上に人生について話し合ったりするのです。

 それにしても長男夫婦が、年齢的には遅いと思われる次男の受験を気遣い神社で合格祈願をしていてくれたなんて嬉しい話だと思いました。長女を除けば男の子3人の兄弟ですが、少年の頃は何かと喧嘩をしたり反感反目したりもしましたが、年齢を経ると兄弟の絆がより深くなるのか、お互いが出会って食事をしたり交流をしているようで、特に長女と長男は牽引車としての自覚も生まれ、いい方向に導いているようです。

 今週末には高松で国家試験の受験があるようですが、優しい息子夫婦が用意してくれたこの合格祈願が成就するよう願ってやみません。

  「神頼み 優しい夫婦の プレゼント 次男頑張れ みんな応援」

  「久しぶり 息子夫婦の マンションを 訪ね色々 人生語る」

  「子の家も 大蔵大臣 育ってる ほのぼの夢を 親子で語る」

  「早五年 過ぎてしまえば 矢の如き 月日経ったか 俺も歳だな」


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