shin-1さんの日記

投稿者: | 2007年2月15日

○斧の精霊

 先日群馬県上野村へ行った折、プレゼントしてもらった箸を「マイ箸」と称してカバンに入れ、既に全国を出歩いていますが、昨日ある会合の終りに食事会がセットされていたので、思い切ってその箸を使い、挨拶の変わりにその箸のことや上野村について話しました。「この箸は何の木で出来ていると思いますか。これは斧をも折れる斧折れという堅い木で作った箸です。実は先日群馬県上野村へ日本観光協会の仕事で行きました。」なんて話をさせてもらったのです。「これは一宿一飯の恩義を得た私のせめてもの上野村に対する恩返しなのです」と、まるで寅さんの啖呵倍のような気持ちで熱を込めて話しました。森林資源の減少や環境問題、ものを大切にする心などを組み合わせて何と食事の前に5分間も話してしまいました。多分美味しい食事を前にうんざりだろうと思いきや、心ある人の集まりだったからなのか、それとも私の話芸がよかったのか、食事はその話でもちきりになってしまいました。何か面映い感じもしましたが上野村のPRはひとまず30人の人にやりました。

 今朝私のブログを見てあることに気がつきました。ブログに出ている私のプロフィールに偶然なのでしょうが、「斧の精霊」という精霊占いが左隅に出ているのです。「新たに項目が追加されました」と書き込みがあるのでつい最近になってのことでしょうが、斧折れの木の話を仕入れていただけに興味のある書き込みなのです。

 「斧」の精霊

 鋼鉄の意志と正義を愛する心を持つ熱血タイプ。秩序を守り、仁義と義理を貫き通す。ウソのつけないピュアな魂の持ち主。

 こんな記事を見ると多分見た人は「自分のことだ」と勝手に思い込み、昇天するだろうというのが占いの狙いだと分っていてもこの記事を見た瞬間、「ひょっとしたら俺のこと」と案の定嬉しくなりました。わが家の「海の資料館海舟館」にも昔船大工さんが使っていた立派な斧がありますが、斧は童話に出てくる金太郎もマサカリと称して担いでいるし、まさに強さの象徴とでもいえましょう。

 しかし今の若者に斧といっても果たして思い出すことが出来るかどうか疑問です。斧など滅多に見ることはないし、第一見ても何のために使うのかさえも分らないでしょう。私たちが子どもの頃は大工さんが大きな斧で家の梁となる松の木をせっせと削っていました。斧で削りたての松の木の匂いは何となく新築の家の匂いと似ており、いいものだった記憶があります。斧で削った木屑は通称木っ端と呼ばれ火付きがよいことから風呂の薪として重宝されたものです。その薪さえも今は滅多に見れないのですから、説明のしようがないようです。

 斧に似ているものとしてマサカリやチョウナなどがありますが、薪を割るのがマサカリで、木を削る柄の曲がったのがチョウナ、斧は巾が広いものと分類すれば説明ができます。丸木舟を造ったあの頃は斧とマサカリとチョウナを使い分けて作りましたが足を怪我するなど使い方は熟練を要するようです。

 まあ斧の精霊のような人間をこれからも目指したいものです。

  「偶然に 斧の精霊 占いを 見ては喜ぶ 浅はか私」

  「斧見ても 斧と分らぬ 現代子 説明するのに 己も分らず」

  「斧という 字を爺と 勘違い 世も末ですね 国語で何を」

  「マサカリと 斧は違うと 思うけど 明確分類 説明できぬ」 

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shin-1さんの日記」への1件のフィードバック

  1. hinodedai

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    人間牧場読ませていただきました、同年代の、
    ブログすごいですねヾ(@°▽°@)ノ
    私も今年はじめたばかりですが、これからもよろしくお願いします。

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