shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年8月27日

○三日間の韓国旅行

 私が代表を務める「21世紀えひめニューフロンティアグループ」の長年の懸案であった「韓国旅行」がやっと実現しました。本当のグループの研修目的地は、かつて若き頃丸木舟を製作した時の材料となったアラスカ産モミの木の切り株にアラスカの地まで会いに行こうと計画を立てていましたが、仲間も少しくたびれた年齢となり、アラスカは遠くて日程的にもかなり長期になり費用も高額になることから韓国で済ませようと思いついたのです。アラスカと韓国では月とスッポンほど比較にならないのですが、それでも会員やその家族が12人参加して打ち解けた研修旅行が出来るなんて2泊3日にせよ、無人島キャンプ以来とあって期待を膨らませて参加しました。今回の研修旅行は松山空港発着のアシアナ航空チケットが確保できなかたったこともあって、急遽広島空港発着に変更になったため、数人が仕事の都合が付かなくなり参加が出来なかったことが悔やまれてなりません。それでも今治組が半数近くいたためかえって便利がよく、韓国旅行に快適なしまなみ海道旅行がプラスされたような旅となりました。参加者の中には海外旅行が初めてという人もいて、少しばかり緊張間がありましたが、その分佐賀山さんが韓国語や韓国事情に詳しく、準備から出発まで何かとお世話してくれたお陰で、添乗員も付かない旅ながら心配や不安もなく随分助かりました。

 佐賀山さんからの事前直前情報だと、観光ソウルの天気予報は曇りや雨とかで雨具の用意をするよう指示されていましたが、韓国へ行くことで頭がいっぱいらしく殆どの人がパスポートや換金に気心を奪われ、雨具のことなどすっかり忘れて、後で思わぬ雨にたたられる結果となってしまいました。

 韓国は近くて遠い隣国です。歴史的に関係の深い国ながら小泉首相の靖国神社参拝による歴史認識や竹島問題などでギクシャクして、一部では半日感情の激しい側面を持っています。しかし一般国民の間では経済的にも文化的にも友好的な交流が行われており、特に観光面ではお互いの国の人が行ったり来たりいい関係を保っているようです。

 韓国は日本と時差はありません。したがって時差ぼけもなく広島からだと12時20分に飛び立った飛行機は13時30分にインチョン(仁川)空港に到着します。日本国内旅行でも北海道や鹿児島、沖縄の島嶼部へ行くよりはるかに近いのです。それでも国際線を意識させるのは機内で機内食が出ることです。空港はアジアの玄関を目指していることが一目で分るように大規模で日本の空港など足元にも及ばないような規模拡大が今も目の当たりにすることができます。

 飛行場へは通訳のパクさんが出迎えに来ていて、チャーターしたマイクロバスで宿舎のロイヤルホテルへひとまずテックインしました。私は昨年2月に公用で韓国へ出かけた折このホテルに泊まった経験があるだけに何となくふるさとへ帰ったような親近感を覚えました。その夜はお定まりの焼肉専門店へ出掛け、本場の焼肉を食べ放題食べて堪能しましたが、チシャ菜やエゴマの葉っぱにくるんで食べたり、唐辛子いっぱいのキムチを額に汗をかきながら食べたため、肉料理の好きでない私でも随分満腹感に浸りました。

 夜は山の上に立っているソウルタワーにロープウェーで登り百万ドルの夜景を楽しましたが、韓国故宮周辺の静寂や、南大門の喧騒、洗練された江南の町並みなど、エリアによってソウル市内は新旧の異なった顔があるようですが、夜の暗闇と光だけの世界は伝統も進化も一緒に包み込んでいるような温かい感じがしました。

 乗り合いバスで下山し、夜の清渓川公園を散策しました。この川は高速道路の付け替えで蓋されていた川の蓋が取り除かれ、その川を庶民の親水公園として整備したもので、両岸は衝立のようなコンクリート護岸で、川底に川が流れ両岸に散策道路があります。また川岸には柳や葦が植えられ、川の水を吸って生き生きとしていました。涼を求める若いカップルがひっきりなしに歩いて当てられっぱなしで、思わず目をそむけるような抱き合ってキスをする姿も見えました。羨ましいですね。韓国に出かける前、えひめ地域政策研究センターの兵頭さんからこの公園の情報を仕入れていたので興味深く見学しました。

 (先日佐賀山さんから2枚の清渓川公園の写真がメールで送られてきました。夜の景色はライトのみの寂しい写真でしたが、明くる日のオプショナルツアーでこの綺麗な河川公園を見学したそうです。送られてきた写真の処理が分らぬまま時を過ごしていましたが、ブログ用の写真に処理する圧縮を試みたところ、偶然にも取り込みに成功しました。韓国旅行から3週間も経った9月15日夜10時の出来事でした)

 南大門市場といわれる通りは眠らない街といってもいいほど夜遅くまで若者が賑やかに行き交っていましたが、特に若い女性の数は半端ではなく目を見張るものがありました。ショッピングや飲食を楽しむ姿からは、とても隣に北朝鮮というベールに包まれた国があることも、徴兵制度があることも感じさせない平和そのものの
韓国の夜の素顔でした。

  「飛行機で ひょいと一飛び 他所の国 言葉通じず やはり外国」

  「この人も 蒙古斑点 あるのかな 顔では見分け つかぬ人たち」

  「他所に来て あらため思う わが国の 人も自然も 風までいいな」

  「故宮門 入れば喧騒 打ち消され タイムスリップ チャングン世界」

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