shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年8月19日

○雨の中での集会

 昨日は台風の影響で県下全域に大雨警報が発令され、わが双海町でも時折激しく雨が降りました。そんな中私が代表を務める「えひめ地域づくり研究会議」の、2ヶ月に1回の定例運営委員会が人間牧場で開催されました。普通運営委員会は松山の地域政策研究センターで開くのですが、時折地方に出て会議をやるのです。運営委員の面々の中にはまだ人間牧場へ来てない人もいて、折角やるのなら人間牧場でと門田さんの発案で計画されましたが、その発案者たる門田さんが所用で欠席ですから面白いものです。

 今回の台風10号は速度が遅く、「ゆっくり北上」なんて表現がまる三日も続いていて、上陸したり通過した九州地方の皆さんは大変だったに違いありません。愛媛は四国山脈の陰に隠れて大した雨でもなくホッとしている、いわば恵みの雨だと誰もが感じるほどの貴重な雨だったようです。それでも朝から運営委員会に出席予定の皆さんからは「雨だがやるの」とか、「尼が降ると危険ではないのか」などなど、様々な問い合わせが寄せられましたが、スケジュールの詰まった方ばかりなので思い切って決行する事にしました。中には雨で来れない人もいたと思うのですが、屋根を叩く雨音やウッドデッキを濡らす雨模様を見ながらの会議をするのも風情があって、時折霧が晴れて瀬戸内海や山並みが見える眺望に、一同感激の面持ちでした。

 「えひめ地域づくり研究会議」は結成以来20年目を迎えます。今日はその20周年を記念して既にスタートしている県内リレーシンポと20周年記念誌の発刊が議題でしたが、それぞれの担当分野で原案が作成されているので案外スムースに2時間の議論を終えました。

 5時半からはそれぞれが持ち寄った酒や肴を肴に小宴会です。私の高座用の魚梁瀬杉座卓の周りに思い思い陣取ってワイワイガヤガヤ楽しい宴会となりました。折角の集会ですからオードブルでもと思ったのですが、ゴミを出さないで持ち帰り、調理をしない、できるだけ質素にという人間牧場の掟に沿って四方山話に花を咲かせました。わが「えひめ地域づくり研究会議」は県内でもトップクラスの活動家の集まりなのでお喋りも味があって内容が深く、いい学びができるのが特徴です。この日は優秀な事務局職員が製作した私と亀岡徹さんのプロモーションビデオが上映され、笑いと感動と反省でいつになく盛り上がりました。

 

 お手玉遊びを全国的なイベントに育て、今や海外とも交流している仕掛け人である新居浜の武田さんは、時折晴れるウッドデッキに出て私の説明の向こうに見える眺望を存分に堪能していました。来週末にはお手玉全国大会と私たちのリレーシンポが新居浜で開催される予定で、その準備や運営に忙しい日々が続いているようですがご自愛の上頑張って欲しいものです。

 昨日の人間牧場から見える風景も雨や霧で一寸先が見えないような時があるかと思えば、時折陽が差して雨上がり特有の瑞々しい光景が一望でき、平穏な晴れた日よりも表情が豊かで、海は空を写す鏡のように鉛色ながら刻一刻変化して美しいと誰もが褒めてくれました。

 私は「えひめ地域づくり研究会議」の役員を結成当時から二十年にわたって務めています。もうそろそろと何度か思いながらあっという間に二十年が過ぎました。二十年前の幼稚だった地域づくりの理論や実践は私にとっても研究会議にとっても大きく成長してきましたが、地域づくりに対する情熱と実践は今でも、いやむしろ今の方が高いと自負するのです。若さとは年齢ではなくその想いの量と質がどれだけ高いかで決まるのです。その意味では研究会議の運営委員は皆若いです。魅力があります。まだまだ進化するようです。

  「雨の中 想い集めて 知恵を出す 頭も外も 澄み晴れわたる」

  「美味かろう 手持ちの品を 自慢して 飲み食い三昧 これぞ至福だ」

  「酒ありて 元気和やか 友の顔 俺も昔は こんなだったな」

  「二十年 そんなに経ったか 早いもの 時の流れの 速さ驚く」


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