shin-1さんの日記

投稿者: | 2006年3月22日

○人の生き方に影響を及ぼす言葉の数々

 人生の後半戦に生きる私のような人間にとって「自分の生き方に影響を及ぼした言葉は何だったのだろう」と振り返ってみると、様々な言葉に出会います。「温故知新」「過ぎたるは及ばざるが如し」「位置を聞いて十を知る」「巧言令色少なし仁」「義を見てせざるは勇なきなり」などなどの言葉が思い出されます。誰が言った言葉かさえも知らず何気なく使っていたこの言葉の殆どが、中国古代の思想家孔子とその門弟たちが「人間はいかに生きるべきか」ということをテーマに語り合った問答を整理した「論語」の一節だとは驚きました。広辞苑で孔子について調べてみると、孔子が生きた時代は紀元前550年ころだそうですからまだ日本の歴史が始まっていないのです。こんなに長い時代を越えて語り継がれているのですから、永遠性のある真理と言わざるを得ませんが、私たちは何故かその心理について学ぶこともせず、ただ上っ面をかじっては知ったかぶりで引用しているに過ぎないのです。

 よく「論語読みの論語知らず」という言葉も聞きますが、原本は余程の博学やルビが打っていないと読めないばかりか意味さえも分りませんが、論語の奥深い意味を学習することは人生の生き方の学習という点では多いに推奨すべきことだと思います。それは物の豊かな時代でありながら心が貧しい現代だからこそ

そして乱れが生じた日本だからこそ、真の心を取り戻さなければ取り返しの付かない社会になるという危機感から感じることなのかも知れません。

 「論語」、聞いただけでも何か難しそうな感じがしたり、中国の古書と聞くとなおさらとっつきにくいもののように思われますが、今は難解なこれらの本も偉い先生が解きほぐし現代流に解説しているので、入門偏でも一冊か二冊購入して暇を見て呼んでみるのも悪くはないでしょう。特に管理職という地位にある人は部下の育て方の、あるいはサラリーマンのマネージメントに役立つことがいっぱいあるようです。

 私は自分で思うほど低能な人間ですから、大学も出てないし大した知識も持ち合わせていません。しかし「人間いかに生きるか」という永遠のテーマを追求しようと思うと、当然生き方の勉強をしなければなりません。雑学ながら色々な本を読み、色々な人の話を聞き、色々なものを見てきました。しかしいくら本を読んでも、いくら人の話を聞いても、またいくら色々な物を見て知識が増えても、自分の心の扉を開けるキーワードがなければこれらの知識は生かされません。論語は自分の心の扉を開けるキーワードと言ってもいいかも知れません。論語は難しいことを分りやすく考えるヒントのようなものなのです。

 さああなたも論語に挑戦しましょう

  「論語読む 論語知らずの この俺が 論語のような 論語喋りぬ」

  「過ぎたるは 誰が言ったの 問い返す 昔の言葉と お茶を濁して」

  「人の道 今も昔も 変わらない 不変が何故か 変わってしまって」

  「中学生 温故知新と 言う言葉 決意の習字に 大書している」  

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