人間牧場

〇私の笑い話経済学
 経済学と言えば何か仰々しく考えがちですが、私のような平凡な人間でも日々の暮らしをする上でお金のことを考えないと暮らしては行けません。特にお金儲けが出来ないこの歳になると頼みの綱は年金で、最近車のエアコンが故障して車の買い替えを考えなければならなくなると、予期せぬまとまったお金が必要になるため、妻と2人でない智恵や少ない貯金通帳とにらめっこの日々です。

 私は①健康の貯蓄、②人間関係の貯蓄、③知識の貯蓄、④感動の貯蓄、⑤お金の貯蓄という5つの貯蓄を考えて生きてきましたが、特に⑤のお金の貯蓄は難しいものです。高望みしてもお金は出来ないため「食えたらいい」と安易に考えて暮らしていますが、私の持論は①10万円、②100万円、③1000万円、④1億円という簡単で単純な考え方です。

 まず①の10万円は自分の財布の中に自分で自由に使えるお金を持つことです。例えばあれを買いたいこれをやりたいと思った時、誰にも束縛されず出資できるという自由なお金です。今時10万円ぐらいで買ったりできることは限られていますが、このゆとりが大事で、私はこれまでこの自由なお金で随分助けられました。お金もない自称貧乏人なのに、恩ある人から10万円の借金を頼まれました。借用書なしの信用貸しでしたが、その人はこの小学お金で助かったそうです。

 100万円はまさかの時に臨時出費のための貯蓄、1000万円は老後の蓄えと言ったところです。さて1億円は宝くじのような見果てぬ夢のことで、私は日本銀行でアルミ製のケースに入った1億円を見たことがあるだけで、ご縁(円)のないお金です。妻は宝くじを時折買っていますが、米俵一票の中の1粒しか当たらない確率なので、当たるはずがありません。それでも私は1億持ってます。奥様を「億」だと思えば1億(奥)です。お後がよろしいようで・・・。

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