人間牧場

〇信じる者は騙される
 私たちが若い頃は「信じる者は救われる」とよく言われていました。人を信じることの大切は今も昔も変わらないと思っていますが、ことデジタル社会ではどうもそうではないようで、デジタルは相手が目に見えないだけに、フェイクニュースや詐欺まがいの出来事もネット上に氾濫して、どこまで本当か、信じていいものなのかどうか判断が難しいようです。

 私のパソコンには連日のようにお友だちリクエストが届きます。中には外国人の方もいてはてお友だち承認していいものかどうか、判断に迷うことがあります。うっかり女性だからと油断して承認すると、「私は日本に住んでいましたが、今は○○国に住んで癌の治療を受けています。私には5億円の資産があり、ボランティアをしているあなたに全てを譲りたいと思います」

「手続きに必要なのであなたの取引銀行名と口座番号をお知らせください。なお手続きには数十万かかかりますが、5億円の資産を譲りますの何の問題もありません。体調のこともあり急いでいます。」とまあこんなメッセンジャーメールが次々届くのです。お金のない貧乏な私にとって、お金は欲しいもののこんな濡れ手に粟な美味しい話などあるはずがありません。

 可笑しいと思い無視すると督促メールが次々と送られてきますがいやはや驚きです。聞くところによれば騙された人もいるようで、毎日の事件事故を知らせる新聞欄には、警察署に出した被害届が枚挙にいとまがないほどです。認知症予防のため私のような高齢者がパソコンを使うことはいいことなのですが、騙されやすい人を信じることしか知らない高齢者は要注意です。

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