人間牧場

〇パソコン持ち込み
 最近はパソコンのセキュリティの関係でしょうか、講演を頼まれて行く先々で、USBメモリーだけでは対応できないので日常使っている「パソコンを持参して欲しい」と頼まれるケースがよくあるようになりました。

愛用のパソコンと同行二人です

 パソコンを取り外し持って行く事は車だし何の造作もありませんが、一番困るのはパソコンから接続するプロジェクターとの相性が悪い場合は、せっかく持って行っても使うことが出来ず、講演前の会場で右往左往し結局スライドショーが使用できなくて、大汗をかいたことが何度かありました。

 その昔東京で開催された全国大会で記念講演に出かけたものの、愛用の木になるカバンの鍵がステージ上で開かなくなり、中に入れて持参したレジメが使えず、90分間アドリブで冷や汗をかきながら講演した苦い経験がありました。今もそのカバンを持ち歩いているので、どおってことはありませんが、中々です。

 今日は事前に持参したUSBが使えない、事前にパソコンを持って来て欲しいと、あれこれ注文が多かった隣町へ講演に出掛けます。相手は私のことを「暇なサンデー毎日のおじさん」くらいにしか思っていないのかも・・・・。「私も忙しいのになあ」と気持ち的には「▼+×÷−?」の心境で出掛けます。

「最近は パソコン持参 講演に 何でそこまで 少々滅入る」
「その昔 カバン開かず ステージで 大汗かいた 記憶があった」
「パソコンを 持って行っても プロジェクター 接続疑問も」
「気がつけば アナログおじさん いつの間に デジタルおじさん
                          見事変身」

 

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人間牧場

〇味噌文化の日
 「こんな記念日があるの?」と初めて聞いた方ならだれもが思うでしょう。それもそのはずこの「麦味噌食文化の日」というユニークな記念日は2日付の新しい記念日なのです。そのことが一昨日の愛媛新聞朝刊の第1面に載りました。

 記念日の制定に尽力したのは私の「裏が味噌」の名刺に登場するギノー味噌の社長田中正志社長でした。社長は愛媛県が全国一を誇る裸麦を使った麦味噌を開発し商品化しました。麦味噌は伊予の発酵食文化なのです。

 早速朝のウォーキングから帰宅して直ぐに田中社長にお祝いの電話を入れ、祝意を伝え喜んでいただきました。何年か前人間牧場へ来られ2人で水平線の家の板間に大の字になって寝ながら天井を見上げ、夢を語り合ったことが懐かしく思い出されます。

 

 

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人間牧場

〇妻に手伝ってもらってスモモの収穫
 昨日の午後4時、近所の歯科医院に勤めている妻が仕事から帰ってきました。妻は今年になってまだ一度もスモモの収穫をしていないので、「手伝おうか」と申し出があり、失礼ながら「足手まとい」だと思いながら、「手伝ってくれれば助かる」と少しお世辞を言って、一緒に人間牧場のスモモ畑に出かけました。

 終わりに近づいた普通系のスモモの収穫を妻に任せ、私は晩生系のスモモを木の登って収穫しました。1時間半ほどで予定していた発泡スチロールの箱2つと採果カゴ、それにアルミの容器に一杯になったので早々に引き上げて帰宅しました。妻の第一声は「疲れた~」でした。

 早速風呂を沸かしてもらい、妻は夕食の準備があるので先にシャワーを浴び、私も積み荷を片付けた後沸かしてもらった風呂に入り一段落したところへ、人間僕所へ忘れものをしたという東京の客人から電話が入り、再び暮れなずむ中を人間牧場へ・・・。夕食は少し遅れてになりました。

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人間牧場

〇夕暮れの道
 今日の昼過ぎ、予約もなくいきなり「人間牧場へどうしても行きたい東京からわが家を訪ねて来た客人がいました。「予定があるので」と断りましたが、「そこを何とか」と詰め寄られ、仕方なく人間牧場へ案内しました。

1時間ほどの短い時間でしたが、大いに感動し今度はしっかり準備をして再訪したと言って、今夜泊まる予定の松山へレンタカーで帰られました。ところがところがです。夕方電話が架かってきて、「人間牧場へカバンを忘れた」というのです。


(夕暮れ時の人間牧場と、人間牧場までの山道)

 明日は朝の便の飛行機で東京へ帰る予定だそうで、「人間牧場へ忘れてカバンの中に飛行機のチケットもある」とのこと、参拝四拝で「人間牧場へ取りに行って欲しい」と頼まれました。仕方なく夕暮れ時の薄暗くなった山道を走り、カバンを持ち帰りました。

 家に到着すると、宿泊先の松山からわが家へ引き返したその人は、首を長くして煙会所で待っていました。どこで買ってきたのかお礼にとメロンを一個いただきました。その人のプライドもあるので、名前は伏せておきますが、こんな来客もいるのです。

 恐らく今頃は道後のホテルに着いて、温泉にでも入ってまるで笑い話のような私との出会いを思い出し、苦笑いをしていることでしょう。何はともあれ珍客珍騒動で、多少疲れました。

 

 

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人間牧場

夏野菜の美味しい季節です
 四月下旬に植えた夏野菜の収穫期を迎え、毎日畑へ入るのが楽しみになってきました。先日やっと収穫できると思っていたスイートコーンを5~6羽のカラスに食べられ、食べ残しの3つを妻と2人で食べました。

 今は真っ赤な完熟トマトがかなり採れ、朝・昼・晩と食卓に冷やしたトマトが出てきます。トマトもミニトマト、アイコトマト、フルーツトマト、桃太郎トマトと4種類植えていますが、私的には中玉のフルーツトマトがお気に入りです。

 トマトはフルーツの格好をしていますが野菜の仲間で、私の大好物な食べ物です。トマトに含まれているリコピンが体にいのであれば、毎日のように完熟トマトを食べているので、ひょっとして今の元気はトマトのお陰かも知れないと妻と話しながら食べています。

 今日は長なすを6本収穫しました。若嫁に3本、わが家に3本ずつ仲良く分け、若嫁は肉と長なすで炒め物、わが家は妻の大好物の焼きナスにしてそれぞれ食べました。今日はつるありインゲンも収穫し魚の煮つけの添え物にして食べました。

「菜園に 植えたトマトが 熟れだして 連日収穫 連日食べる」
「完熟の トマト体に いいようだ 朝・昼・晩と 食卓上る」
「長なすと つるありインゲン 収穫し 半分若嫁 お裾分けする」
「夏野菜 今が盛りと なりにけり 収穫野菜 お裾分けする」

 

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人間牧場

〇シーサイド公園が被写体の写真
 とりたてて特徴がなく、地元の人が「なんちゃない町」と嘆いていた双海町ですが、合併前に町民総ぐるみで進めたまちづくりの効果もあって、合併して伊予市になってからも「双海町」という名前が随所に出て、結構存在感を示したいます。

双海町で自慢のことを3つ挙げるとしたら、夕日、JR下灘駅、シーサイド公園などが思いつきますが、現役の木造校舎で一番古い翠小学校や閏住の菜の花畑、下浜の水仙畑なども有名で、写真愛好者が時折新聞に投稿していて、その度ににんまりしています。

 一昨日読者の写真で1席となり紹介された片岡美和さんの「夢みるとき」は、シーサイド公園の砂浜でシャボン玉を追いかける子どものほほえましい作品でした。いつも思うことですが写真の撮り方にも色々な切り口があって、私たち素人では発想が浮かばないものが多く、いい刺激を受けています。

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人間牧場

〇目に青葉山ホトトギス初ガツオ
 わが町は海に面しているといっても太平洋の黒潮のような温かい海水が流れ込む海域ではないため、カツオやマグロといった表層を泳ぐ魚は獲れません。ゆえにカツオのたたきはスーパーなどで買うしかかりません。

 しかし毎年カツオの本場愛南町に住む友人の元内海村の村長だった加幡さんから、カツオが送られてきます。今年も今日丸々と太ったカツオが2本宅配便で送られてきました。早速発泡スチロールを開け氷詰めしたカツオを取り出し、粗調理することになりました。

 予定ではカツオの刺身と、ワラを燃やして火であぶり、氷水でしめて素人ながらカツオのたたきを作りたいと思っていますが、はてさて上手く行くかどうかです。この頃は年齢を重ねたものの、何にでも挑戦して見たくて、一昨日もスモモのジャムを作ってみたりしています。

今晩はカツオの刺身とたたきを家族に振る舞う予定で、さあこれから外の調理台に向かいます。今晩の夕食が楽しみです。

「目に青葉 山ホトトギス 初ガツオ 知ってはいるが これが中々」
「宅配で 本場深浦 初ガツオ 届いて早速 粗調理よ~し」
「今晩は カツオの刺身と たたきだと 家族に言ったが 美味く出来るか」
「全国に 仲間が沢山 名物を 送ってくれる 幸せですな~」

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人間牧場

〇今日は昼間の時間が一年中で一番長い日
 週間天気予報によると夏至の日の今日は朝から雨とのことでしたが、予報通り雨の一日となりました。夕日に拘って生きている私としては、とりわけ春分の日・夏至の日・秋分の日・冬至は季節の変わり目なので、願わくば好天をと期待していましたが、少し残念な気もしています。

 夏至の日に雨がるると分かっていたので、2日前の6月19日にシーサイド公園へ出かけ、夏至の日の頃の夕日を写真に収めました。夏至の日は双海町から見える日没の太陽が一年中で一番北寄りのコースを通り、青島周辺の島陰に消えて行くので、感慨も一入でした。

今日の双海町の日の出は5時00分、日の入りは19時24分でした。まだ本格的な夏も来ないのに、日没の時間が段々早くなって行くのですから不思議と言えば不思議で、そんなことをみんなに話しても「えっ、本当?」とか「嘘?」とか言う言葉しか帰って来ないようです。

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人間牧場

〇シーサイド公園運営会議
 シーサイド公園がリニュアールしたのを機に、2年前第3セクター「有限会社シーサイドふたみ」から、フジトラベルに管理運営主体が代わり、第3セクターは残念ながら廃業しました。私は25年近くも前に施設を造る時役場のまちづくり担当者として、また出来た後の運営を任されて粉骨砕身努力したつもりです。

 観光客ゼロの町からスタートでしたが、①1万人の住めるまちづくり(定住)と②12万人が訪ねるまちづくり(交流)を目標に掲げてやった結果多い年にはシーサイド公園だけで55万人の集客を誇り、少なくとも私の担当した12年間は一度も赤字になることもなく、出資した7団体に5%の配当をするなど、手前味噌ながらそれなりに双海町の地域振興に貢献し、町を元気にした優良事例となりました。

 ところがリニュアールして管理運営主体が代わると、地域とのかかわりが殆どなくなり、多くの心ある人から「あれは道の駅ではなくエミフルの小型だ」と悪評を叩かれるようになりました。確かに道の駅全体は綺麗になりましたが、地元の人の姿は殆ど見られず、「これでいいのか若松進一」と手厳しいお叱りも受けています。

 驚いたことに、新型コロナの影響もあったのでしょうがこの2年間、地元の人と管理運営会社との協議の場も一度も開かれることなく今日に至っていました。先日私が外出していた留守中に担当者がわが家へ案内状を持って見えられ、運営に関して意見が聞きたいので出席してくださいと言われたそうです。

昨日の夕方6時からと聞き及んでいましたが、所用があり少し遅れ会議室からレストランに場所が変更していたトラブルもあって、遅れての出席となりました。説明の後意見交換になりましたが、いきなり意見を求められたので、思いつくまま少し辛口の意見を述べさせてもらいました。

「シーサイド 公園運営 この2年 地元の意見 聞かずに運営」
「心ある 人から悪評 いただくが なすすべもなく 今日至る」
「元町長 生きていたなら 何という? あの世旅立ち
聞くことできず」
「求められ 辛口意見 述べました どうする進一 これから先は?」

 

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人間牧場

〇はびこるドクダミ
 最近わが家の庭や畑にドクダミの花が沢山咲くようになりました。毎日のように楽しみにして見ている連続テレビ番組「らんまん」に、主人公して出てくる植物学者牧野富太郎こと牧野万太郎の生き方を見ると、雑草という植物はなく、それぞれの植物にはそれぞれの生き方があるようです。

 それでもあちこちに生えた雑草と思えるドクダミを引き抜いていますが、このドクダミの白くて細長い地下茎は根強く土中に残り、引いても引いても周囲に勢力を伸ばしてはびこります。草引きや草刈りに疲れて草の上に腰を下ろして休みながらドクダミの花を見ると、素朴な白い花に何だか癒されます。

 ドクダミは方言で「ジュウヤク」と呼んで薬草だと聞いています。私の知人はドクダミを刈り取って乾燥させて、ジュウヤク茶として利用したり、お風呂に入れて薬湯にするとあせもなどに効果があると教えてくれましたが、そこまではまだやっていませんが、いつかやってみたい気持ちもあるようです。

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