人間牧場

〇アメリカフヨウの名残花
 秋から冬へと季節は動き、昨日の雨で家の入口の枝垂れモミジの葉っぱも殆ど落葉してしまいました。そんな中ひと際目に付くのは裏庭に植えているアメリカフヨウの木で、真夏ほどの数は咲いていませんが、1本に1~2輪ながら真っ赤な花が咲いて、心を和ませてくれています。

今朝も綺麗な名残花を咲かせたアメリカフヨウの花

 近所の人からこの時期剪定し終えた枝を2~3本いただき3年前に挿し木をしましたが、どういう訳か挿し木した20本の挿枝全てが活着し、半分は地植えに、半分は植木鉢に定植したお陰で今年の夏は咲に咲いて、未だに名残花と思える花がさいているのです。

 私が枝を貰った人から「これは紅芙蓉」だと聞かされました。ところがインターネットで調べてみるとどうや学名は「アメリカフヨウ」のようでした。私が挿し木した苗木を差し上げた人には、「これは和名では紅芙蓉というそうですが、学名はアメリカフヨウのようです」とお知らせしましたが、その方は大事に育てて、今では立派な庭木として今年も沢山の花をつけたと喜んでいただきました。

「剪定枝 いただき小切り 挿し木する 枯れることなく 全て活着」
「半分は 地植え半分 植木鉢 管理いいのか? この時期まで咲く」
「紅芙蓉 聞いてたけれど ネットでは アメリカフヨウ どっちがどっち」
「紅芙蓉 知人欲しいと お裾分け アメリカフヨウ かもと注釈」

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〇愛媛県社会教育研究大会の基調講演
 昨日は愛媛県社会教育研究大会が、松山市道後のエスポワール愛媛文教会館であり、基調講演を頼まれ出かけました。このところ新型コロナの影響で大きな大会は中止が相次いでいましたが、100人規模の大会は久しぶりで、10月の500人規模の公民館研究大会以来です。

 午前中「新しい発想で生きる」と題して90分間お話をさせてもらいました。会場には知人友人も多く参加していて、少し冷や汗ものでしたが、パワーポイントを使ってまあそれなりにお話をさせてもらいました。私はかつて教育委員会に勤めていたころ、隣県香川の国立香川大学で1ヵ月余り社会教育主事講習を受講し社会教育主事の資格を取得していますが、その後法律が変わり社会教育士という制度が出来たため、今年の始め意を決して4単位のオンラインと集合講習で社会教育士の資格を取ることを思いつきました。

 聞けば昨年度の受講者では全国で最高齢の受講者だったそうですが、難儀の末見事合格し社会教育士を名乗ることを許されていて、いわば昨日集まった人は同じ志を持った人たちなのです。昨日の話は不易と流行にに重きを置き、発想の転換をして行動することの大切さを訴えましたが、はてさて心に響いたかどうか・・・です。

 18歳で青年団に入団してから60年間、社会教育と直接間接に関わって生きてきました。その間やったまちづくりも、ある意味社会教育的発想で取り組んできました。ゆえにそれなりの成果を得、それなりの記録と記憶が今も残っているのです。テレビのCMにキオクシアという新語が流れていますが、まさに記録+記憶=キオクシアです。これまで記録した過去は記憶となって残っていますが、これからもしっかりと新記録+新記憶をし続けなければなりません。そんな話をさせてもらいました。

「高止まり 新型コロナ 故なるか 集会続々 復活兆し」
「60年 よくも続けて 来たもんだ 社会活動 あれこれやった」
「若い頃 社会教育 したお陰 私今ある お陰と感謝」
「キオクシア CM新語 聞く度に 私ぴったり 新記憶づくり」

 

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〇連日綺麗な夕日が見えました
 サンデー毎日で自由人だというのに「何でこんなに忙しいのだろう?」と自分で思う程毎日忙しく、昨日も今日も忙しく動き回っていました。それでも今日の夕方は、朝のウォーキングが忙しくてできなかったため、とりあえず「1日1万歩」の目標を目指して夕方周辺の道を、上灘漁港中突堤まで歩きました。

 その後シーサイド公園まで国道沿いを歩くと、奇麗な夕日が見えました。運よくタブレットを持っていたので、夕日の写真を何枚か撮りました。若いカップルが手をつないで砂浜にいたので、「ここから奇麗な夕日をバックに写真が撮れますよ。撮ってあげましょうか」と言葉をかけると、「お願いします」と頼まれました。

 その後私も2~3枚撮りましたが、晩秋のこの時期は陽足も長くなり、準日本人で足の短いはずの私の足もまるで足長おじさんのように長く格好よく見えました。「秋の夕焼け鎌を研げ」と言いますが、天気予報だと明日は朝から一二十雨が降るようで、その後寒さが一気に真冬並みに下がるようです。寒いのは苦手です。

「1万歩 歩いてないと 気が付いて 町内の道 ひたすら歩く」
「万歩計 夕暮れ時の 薄明り 目標やっと 達成しました」
「モニュメント 夕日を入れて カップルの 写真撮影 手助けしました」
「予報では 明日一日 雨という あれこれ予定 変更余儀なく」

 

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〇私の役目は夕日の話と火の神でした(その2)
 通学合宿夕焼け村の私の今年の役目は、5日目の夕方から屋外で夕日夕焼けを見ながら子どもたちに夕日の話をレクチャーすることと、キャンドルサービスで火の神になることでした。

 毎年の役目なので、事前打ち合わせもこそこで殆どせず、アドリブな演出に終始しました。それでも子どもたちにとってはこのプログラムの総集編なので、しっかり心を込めてやりました。

今年も一日だけ雨でしたが雨もまたよしで、それ以外の日は天候に恵まれ、トラブルもなくすこぶる順調に終えることが出来ました。公民館職員さんの頑張りと、おばちゃんたちのボランティア、それにジュニアリーダーたちの助っ人のお陰で無事終えることが出来ました。

「今年も 新型コロナの 影響で 日延べや延期 余儀なくされた」
「下支え 大きな力 感謝する ご苦労さんと 言ってあげたい」
「凄いねえ 閉講式では 思い出の アルバム映写 心に焼き付け」
「何よりも 大事なことは 事故もなく 終わったことだ 村長あいさつ」

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〇通学合宿夕焼け村
 もう20年以上も続いている双海町の通学合宿夕焼け村は、当初9月4日~10日までの予定でした。ところが新型コロナの感染拡大でそれが出来なくなり、また愛媛県知事選挙でやむなく11月21日~26日に変更しました。

 私のようなサンデー毎日の自由人でも既に予定が入っていて、スケジュールを調整するのに苦労をして、どうにか昨日25日金曜日に変更してもらい、夕日の話とキャンドルサービスをセットにすることができ、昨日の夕方ふれあいの館へ出かけて行きました。

 既に子どもたちは学校から帰り、夕食の準備をしていました。昨日の友食メニューはメインは手巻き寿司でしたが、下灘の漁師さんから鯛の差し入れがあったらしく、アルミホイルで包みフライパンで蒸し焼きにするチャンチャン焼きまである豪華メニューでした。

 早速ふれあいの館横の広場に子どもを集め、昨日の日没時間5時1分を目安に夕日の話をしてやりました。夕焼けとこやけの違い、夕日は沈み始めて沈み終わるまで何分で沈むか、双海町の春分の日の夕日は何処の国の朝日か、冬至の日に最も西寄り、夏至の日に最も北寄りに夕日が沈む場所はどこか、などなど楽しいお話に加え、ちょうど鳴ったミュージックサイレンにちなんで手持ちのハーモニカで童謡を吹いてやりました。

 昨日の夕日は随分西の端に沈みましたが、天気も良くいつまでもこやけが綺麗に見え、折からJR上灘駅プラットホームに入線してきた観光列車伊予灘物語も下界に見えて、最高のシチュエーションでした。

「コロナ禍や 知事選などなど もろに受け 日程変更 余儀なくされて」
「今年も 規模縮小を したけれど 止めることなく 何とか出来た」
「私でも サンデー毎日 だけれども バッティングして 紆余曲折で」
「今年も 夕日の話 出来ました 子どもの心に 夕日種蒔く」

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〇冬野菜の収穫期となりました
 わが家の横の家庭菜園には夏野菜の名残であるピーマンやシシトウがかろうじて生き延びて、最終収穫をしていますが、夏の終わりから初秋にに植えた苗や蒔いた種がそれなりに育ち、早いレタスなどの葉物野菜類は毎日食卓に上って美味しく食べています。

 昨日その畑に有害鳥獣が侵入し、かなり広範囲に荒らし、逃げ場を失ったのか?通路側に張った金網に体当たりして破って逃げたようで、大きな穴がぽっかり空いていました。先日も同様の被害に遭い、難儀をして直したばかりなのに、あ~あのため息が出ました。

 荒らされた畑に入ってみると、大根やカブ菜も踏み潰されていました。今年はカブ菜が良くでき、漬物や酢漬けにして美味しく食べていますが、カブは煮てアンカケにしても柔らかい食感が美味しいので、早速5~6本引き抜いて水洗いして若嫁にもお裾分けしてやりました。

「夜のうち 有害鳥獣 わが畑 入って荒らし 金網突破」
「先日に 続いて被害 どうしよう 腹も立つけど イノシシ軍配」
「冬野菜 カブ菜収穫 お裾分け 今日はどんなの 料理楽しみ」
「無農薬 有機栽培 徹してる 安心安全 自己満足です」

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〇古い廃棄物の再利用
 廃校になった中学校の通路に、「廃棄処分」という赤い紙が貼られた木製の箱が置かれていました。価値があるものなれば誰かが持ち帰って利用するのでしょうが、もう10年間も放置されたままの様子を見ると、多分このまま朽ち果て美観を損なうに違いないと思い、軽四トラックで行ったついでに持ち帰りました。


修理を終えた2つの本棚

 丹念に水洗いするとベニヤ板の底板は完全に剥離して剥がれてしまいました。さてどうするか考えた挙句、釘抜で丁寧に釘を抜き倉庫から端材杉板を見繕い、寸法を測って鋸で切り、抜いた釘と似たような釘を打って修理を終え、ワックスを塗って少し磨きをかけました。「いいぞいいぞ」と自分を納得させ、2つの書棚を完成させました。

 さらに分厚い合板でできた3つの箱も同じ杉板で蓋を作り本箱にしました。さて何処へ置くか、海の資料館「海舟館」も私設公民館「煙会所」も手狭で置く場所がなかなか見つかりませんでしたが、思案した挙句「煙会所」4畳半の両隅に置くことにしました。早速本箱には「昇る夕日でまちづくり」、「今やれる青春」「夕やけ徒然草」という自著本を入れ、3つ重ねして蓋もしました。

 また2つの本棚も底に算木を敷いて壁にくっつかせ、これにて一件落着です。本棚には今日にでもちょっとした小物類を見繕って置こうと思っています。廃品に命を吹き込み、再利用する方法はいわば自己満足の世界で、ややもすると片付かなかったり、かえってその場の空気感を壊してしまう恐れがあるのですが、今回の思い付きは良かったような気がしています。これぞSDGsの世界です。

「廃校と なった学校 片隅に 廃棄処分の 赤紙張られ」
「チリ積もり 汚れたままの 箱5つ 勿体ないと トラック積んで」
「持ち帰り 水洗いすると ベニヤ板 全て腐って 丹念釘抜く」
「手直し多た 5つの箱は それぞれに 自己満足だが 第2の人生」

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〇新居浜市立泉川公民館ふるさと塾に招かれました
 昨日は新居浜市立泉川公民館の招きで、ふるさと塾の講演会に招かれ出かけました。確かな記憶ではありませんが泉川へは3度目で、市会議員の篠原さんとは地域教育実践ネットワークのメンバーとして深いお付き合いをいただいていますし、また藤田さんは元私が愛媛県高校PTA連合会の副会長をしていたころ、新居浜南高校のPTA会長だった頃からの知り合いだし、さらに今回の講演会の責任者である野本さんは私の妻の兄嫁のお兄さんという奇遇も重なり、とてつもなく身近な集会となりました。


 私に与えられてテーマは「~これからのコミュニティづくり~」というテーマでした。私は①家庭コミュニティから、②地域コミュニティから、③まちづくりコミュニティから。④ボランティア活動コミュニティから、⑤人間牧場活動コミュニティから、⑥デジタルコミュニティからというおおよそ6つの視点からコミュニティについて90分間お話をさせてもらいました。

 駄弁ながら私の話を皆さん熱心に聞いてもらいました。本当は公民館版SDGsについて話したかったのですが、集まった人たちと公民館との関りがそれほど専門的でないため、その件に関しては県公連発行のパンフレットを配布して、興味があれば読んでもらおうと思いました。講演終了後折から小雨が降りだした中を高速道路を走り無事帰宅しました。

「ご縁ある 人も多くて 熱入れて 思いをしっかり 話したつもり」
「コミュニティ 6つに分けて 話する どれも大事で 長年関わる」

 

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〇少し寒くなりました
 季節は晩秋です。瀬戸内海に面した温暖な気候の地に住んでいると言いながら、やはり朝晩は少し吐く息が白くなり始めました。朝のウォーキングは少し寒かろうと、昨晩妻が毛糸の手袋とニットの帽子を枕元に用意してくれていました。「何もそこまで」と思いましたが、妻の優しさを無にすることもできず、今朝はこのシーズン初めて手袋と帽子を着けてウォーキングに出かけました。

 最近はウォーキングの途中の下り坂では、少しゆっくりとしたペースでジョギングを取り入れているのでやってみました。すると体がポカポカし始め、せっかく着けた手袋と帽子が邪魔になり、脱いで手に持って走りましたが、まだ手袋と帽子は少し早いようにも思いました。毎朝ウォーキングの途中で出会う人たちを見ると、既に手袋と帽子をつけて歩いているようです。

今年の秋は殆ど雨が降らず、晩秋の頃になると吹く北東の季節風も殆ど吹かず、好天の日が続いています。お陰様で毎朝のウォーキングやジョギングは順調ですが、家庭菜園の野菜類は晩秋特有の梅雨が降りるので、どおってことはないものの、裏山から出る清水も息絶え絶えです。お陰で今年の紅葉は何処へ行っても素晴らしく、全国各地からfacebook仲間が紅葉写真をアップしていて、居ながらにして紅葉狩り気分を楽しんでいます。

「瀬戸内の 温暖気候 住んでるが 朝晩冷え込み 手袋・帽子」
「まだ早い 思っていても 妻用意 心配りに 悪いと思い」
「ウォーキング ジョギングギアに 入れ替えた 少し汗ばみ
持ち歩く羽目」
「雨と風 今年はなぜか 上天気 一雨欲しいが 私にゃ出来ぬ」

 

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〇大洲市雲海祭りに参加しました(その2)
 雲海祭りの呼び物は雲海の素晴らしさもさることながら、地元に伝わる県指定無形文化財の藤縄神楽です。展望台に設えられた演舞場で、太鼓や笛、鐘の囃子に合わせて演目がフルコースで上演されました。やがて東の空から朝日が昇り、天岩戸に見立てた暖簾の隙間から神々しい太陽の光が輝き、まさに神話の世界でした。




これらの写真は息子が一眼レフのカメラで撮った写真です。

 傍の空き地では大きな釜でイノシシ鍋が炊かれ、甘酒や搾りたての牛乳とともに参加者に振る舞われました。どれも美味しく冷えた体と心を存分に温めてくれました。受付には先日人間牧場へ研修にやって来た二人の地域おこし協力隊のメンバーの姿も見え、暇を見つけてあれこれ楽しい世間話をしました。また写真家の河野さんも見えていました。いい写真を撮るためには人知れぬ努力があるようです。

 本当は最後まで参加したかったのですが、昨日はスケジュールが詰まっていて、9時ころにお暇して帰りました。その1は私がパブレットで撮影した画像で、(その2)は息子がニコンの一眼レフで撮った写真です。

「マスクにて 顔を隠して いるために 声をかけられ 都度首傾げ」
「陽が昇る 雲海地を這い ゆっくりと 下界遮り 山島のよう」
「猪鍋や 甘酒牛乳 振る舞われ 心も体も ホッカホカです」
「餅貰い 早々お暇 して帰る 朝から晩まで 忙し過ぎて」

 

 

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