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〇孫たちのハロウィン

 わが家の庭に孫のリクエストに応え、小さなミニハウスを手作りしてから、3年があっという間に過ぎました。真新しかったミニハウスも3年の風雨ですっかり庭に溶け込み、小学校6年生になった孫奏心の友人がやって来て、畳2畳ほどのミニハウスは連日大賑わいです。毎年ハロウィンのこの時期が来ると、仲間が4~5人集まり何やら相談や準備をしているようでした。

 昨日は土曜日で学校が休みだったので、朝から子どもたちがミニハウス周辺に集まり、仮想をしたりお菓子を食べたりしながら、辺りが暗くなるまで楽しそうに遊んでいました。ハロウィンパーティーは私たちが子どもの頃にはなかった遊びなので詳しいことは分かりませんが、年中行事がどんどん廃れて行く中で、市民権を得て年々盛大になることは理解し難い感じがします。

 今夕は6年生の孫奏心に変って中学一年生の孫希心が同じわが家のミニハウス周辺でハロウィンパーティーを計画していて、息子嫁は2日続きのパーティーを下支えするため昨日はアップルパイを焼き、今日はカレーのリクエストに応えるため、学校の参観日に行くまでの寸暇を惜しんで料理をしていました。子どもの楽しさを援助するのも親の務めです。

「何のため いつの頃から 始まった 意味も分からず 傍で見ている」

「孫たちは 数日前から 準備して ハロウィンパーティー 楽しそうです」

「わが家では 2日連続 ハロウィン 子ども来客 満員御礼」

 

 

 

 

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〇貰った2冊の本

 昨日は金融広報委員会の依頼で、西条市の玉津公民館へ講演に出かけました。昨日は尿トラブルに見舞われて処置をしてもらってから2週間の経過観察期間を終えた診察日なので、午前6時に電話予約を取ったり講演の準備もしなければならず、少し忙しい朝でしたが、診察した主治医の話によると順調な回復基調にあり今のところ心配ないそうで、少しホッとして県庁を訪れた後、川内インターから高速に乗り小松インターで降りて地道を走り、カーナビのお陰で迷うこともなく目的地の玉津公民館へ到着することができました。

頃知り合った 国田さんから貰った2冊の文庫本

 会場に到着すると、私が講演に行くことを知っていた、かつてまちづくりセンターに出向していた頃知り合った、西条市役所職員だった近藤さんと国田さんが顔を出され、久し振りに旧交を温めながら懐かしい昔話や、その後の近況話に花を咲かせました。講演は少し遅れて始まり90分の持ち時間を存分に使い、「高齢の生きがいづくり」について、熱弁?をふるいました。帰り際国田さんから西村京太郎の「海の見える駅」と「愛の伊予灘ものがたり」という2冊のサスペンス文庫本をいただきました。

 いずれの本の表紙にもJR下灘駅の写真が載っていて、本の出版話題は知っていましたが手に取るのは初めてなので、これから読もうと思っています。それにしても名もなきに等しかった無人駅がここまで有名になろうとは夢にも思いませんでした。37年前多くの反対を押し切ってJR下灘駅のプラットホームで夕焼けコンサートをやった当時のことが懐かしく思い出されますが、今では年間を通じて多くの人がヒートアップ気味ながらこの駅を訪れています。一昨日も子ども体験塾ハイキングの下見の途中偶然JR下灘駅を訪れましたが、観光列車伊予灘ものがたりが偶然停車していて、福井さん夫婦とともに手を振って見送る人にもなりました。相変わらずの人気ぶりに頬が少し緩みました。

「2週間 前に体調 崩したが 今は何とか 復調兆し」

「診断の 結果が良くて ハイテンション 講演話 それなり納得」

「会場に かつての旧友 顔を見せ 懐かし話 花を咲かせる」

「JR 下灘駅も 有名に なったものです 思い出数々」  

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〇子ども体験塾ハイキングの下見

 昨日は午後から、実行委員会の副委員長の幸先生と、公民館の森田館長さん、出海主事さん、それに委員長の私の4人で、11月中旬に迫った子ども体験塾町内ハイキングコースの下見に出かけました。子ども体験塾では近隣の長浜町や伊予市街にも行動範囲を広げて、ふるさと再発見のハイキングを毎年続けていますが、今年度は町内の海岸線沿線を巡るコースを計画しています。

 地域事務所で前もって作戦会議を開いて、概ねの目安計画を作り、JR上灘駅からJR喜多灘駅まで列車旅をして、喜多灘を起点に海岸行動沿線を歩く予定にしました。昨日はとりあえずJR喜多灘駅まで車で行き、郡境の駅JR喜多灘駅を出発し、幾つかの説明ヵ所までの距離程や所要時間を割り出しながら最終目的地である地域事務所まで帰りました。

 私は何度も訪ねているJR喜多灘駅も幸先生は初めてらしく、子どもと同じ新鮮な目線で見れる驚きの声を聞きながら散策してみると、掲示板に張られた時刻表や駅毎の運賃、それにかつては駅構内が複線で蒸気機関車が走っていた線路跡地、郡境と言いながら平成の大合併で長浜町は大洲市に、双海町は伊予市になって郡境ではなく市境となっている呼び名などなど、新しい発見が続々でした。

 早速昨日の下見を基に事務局の出海主事さんの手で大まかなハイキングコースの設定が行われれ、それに基づいて準備をする予定です。多分私は今年入院手術した左足の状態を考え、残念ながら大事をとって単車か自転車でつかず離れずの同行になるものと思われますが、今から楽しみです。

「今年も 町の子どもら 引き連れて 町内巡る 計画ありて」

「関係者 4人でコース 下見する 久方ぶりゆえ 新し発見」

「左足 まだ完全に 癒えてなく 多分当日 歩けぬようだ」

「手間暇を かけて安全 感動を プレゼントする いつもながらに」

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〇見たり聞いたり試したり

 「学歴」のない私はこれまで、①本を読む、②人の話を聞く、③知らに所を見るという概ね3つの「学習歴」で知識を得てきました。しかし幾ら学習歴を積んで知識が増えても、それを活かして知恵に変えなければ何の役にもたたないと思うようになり、①読んだら書く、②聞いたら喋る、③見たら実践することだと悟り、①書く、②喋る、③実践するに心がけて生きてきました。

 二宮金次郎の教え「積小為大」という言葉の影響もあって、私のモットーは「コツコツ実践の積み重ね」なので、毎日色々な小さいことを飽きもせずやっています。毎日毎朝アメーバブログ「shin-1さんの日記」とWordpressブログ「人間牧場」という2本のブログを書くことは17年間、1・10・100・1,000・10,000・100,000・1,000,000・10,000,000・100,000,000という提案の中の毎日10,000歩を目指すウォーキングもは20年間、毎日3枚のハガキを書くことは25年続いている実践の積み重ねていますから驚きです。

 勿論本を読んだり人の話を聞いたり、知らない所を見たりして知識を増やすことも忘れてはいませんが、これ以上コツコツを増やすとしんどくなるのでほどほどに留めています。今年は病院へ入院して2ヶ月半過ごした折、入院生活で思ったことを毎日A41枚70ページ、面白い話88話を書いて発信し、FaceBook仲間を笑わせました。今はほぼ毎日FaceBookに海の資料館海舟館の所蔵展示品に紹介文を短く書き、当面100点の目標にあと少しで迫る勢いで、居ながらにして念願だった海舟館の所蔵品のリストアップと説明文が年末までに仕上がる予定です。

 本田宗一郎さんが「人生は見たり聞いたり試したりの3つの知恵でまとまっているが、多くの人は見たり聞いたりばかりで、一番重要な『試したり』を殆どしない」と述べています。凡人ながら同感だとしみじみ思っています。飽きもせず今日も2本のブログを書き、1万歩を目指して歩きます。

「コツコツと 実践するしか 脳がない 昨日も今日も コツコツコツコツ」

「コツコツも 続けていると いつの日か 大きくなりて 少し満足」

「申年の 私しょっちゅう 物真似や 試したりする 新し発見」

「見た聞いた 以上に大事 試すこと 偉いお人の 言葉納得」

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〇あの人誰だったっけ?

 年齢を重ねると、記憶しているはずなのに中々思い出せず、「私も歳だ」と思うことが多くなります。色々なことをしていて置いたはずの道具が見つからず、右往左往して探したり、ひどい時には「私は何をしようとしていたのだろう?」、何てこともあって、諦めにも似た境地が続くこの頃です。

 

 昨日所用で出かけた八幡浜で街中を歩いていると、「進ちゃん元気」と声をかけてくれた人がいました。「若松さんお元気ですか?」と声をかけられるのはしょっちゅうですが、私の名前を「進ちゃん」と愛称で呼んでくれるのですから、余程深い知り合いのはずだ思うものの、私は残念ながら相手の名前を思い出すことは出来ませんでした。新型コロナの感染を予防してお互い顔の半分をマスクで隠していても「しんちゃん」と呼び相手は相当のつわものでした。

 結局相手はマスクを外し「昔青年団活動を一緒にした八幡浜のTです」と名乗ってくれました。青年団当時と言えば50年も前の出会いです。結婚を機に26歳で青年団を退きましたが、私の記憶だとそれ以来一度も会っていないのですから、私の思考回路が働かないのも当然かもしれませんが、相手の記憶力の凄さに感服し、青年団というキーワードが私の脳のカンピューターを刺激してやっと記憶が繋がり、「やあTさんお久しぶり」と相成りました。

 私はいつも同行する妻が感心するほど人の名前と顔を覚えるのが得意で、今もそれを自慢にしています。記憶は①覚える、②保持する、③思い出すの日常訓練がないと中々です。年齢とともに記憶は薄れるものですが、いくら認知症予防のお高いサプリメントを愛飲しても、正直なところ認知症予防することは出来ません。一番の特効薬は年齢を重ねても人との出会いをより多くしたり、書いたり読んだりすることで、脳を錆びつかさない努力をこれからもしたいと思っています。それにしてもTさんのことを思い出せなかったのは私の大失態でした。早速Tさんにお詫びのハガキをしたため投函しました。

「外出時 街中声を かけられた 『進ちゃん元気』 あなたは誰~れ」

「50年 一度も会って いないのに その人私 覚えていたとは」

「歳重ね 記憶減退 歳のせい? いやいや違う 努力足りない」

「歳とると 私は誰~れ ここは何処 探し物して 一日終わる」

 

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〇子ども体験塾収穫祭カメラスケッチ

先週の日曜日、人間牧場で行った収穫祭の写真が公民館主事さんから送られてきました。私は当日運営に携わっていたため、子どもたちのスナップ写真を撮りたくても撮れないので、保存や報告書に使う目的で、前もって年度初めに写真の公開了解を得て毎回送ってもらっています。送られてきた写真には体験塾の様子と子どもたちの活動の様子がリアルに写っていました。

開講式で眼下に広がる瀬戸内海の眺望を紹介する私
芋掘り体験
こんなイモが取れました
サツマイモ畑での収穫後の集合写真
サツマイモチャンピオンの表彰式
芋粥と漬物だけのシンプルなお昼ごはん
ウッドデッキで焼き芋を食べる子どもたち
謎解き宝探し
気持よかったロケ風呂足湯体験
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人間牧場

〇子ども体験塾収穫祭(その2)

 子ども体験塾のプログラム原案は昨年度のプログラムを基に修正を加え、担当している公民館主事さんが原案を作ります。それを基に担当する実行委員さんが手を加え、更に公民館長と実行委員長の私がチェックを加えるという1加+1加+1加+1加=10くらいになるような気概でやっています。1+1+1+1=4なのに、みんなの知恵を加えれば10人力になるという方程式?です。

公民館主事のアイデァで楽しかった謎解き宝探し
サツマイモもそれなりに
足湯も好評でした
振り返りの感想文を寝そべりながら書く子どもたち

 活動には①始める活動、②続ける活動、③高める活動、④止める活動がありますが、さしずめ毎年継続している収穫祭は続ける活動と高める活動に力点を置かねば、マンネリのそしりを免れないのです。事務局を担当する公民館主事さんもそれをしっかりと理解していて、企画段階から「どうしたら子どもたちに感動を伝えられるか」考えて企画書を作成してくるのです。ゆえに子どもたちは①楽しい、②新しい、③ためになる、④主体的に動くの4つを体感するのです。

 故に時間の使い方に余裕ができ、プログラムで予定していなかったプラスワンが生まれてくるのです。昨日の朝長男息子が、「お父さん今日は芋掘りで汚れるので、子どもたちに足湯でもしてやったら?」と予定にない提案があり、その役目を買って出てくれ薪で風呂を沸かしてくれました。ロケーション風呂と名付けたこのお風呂は、設計のお仕事をしている息子が設計した自慢の五右衛門風呂なのです。小さなことですがプラス1に充分なりました。

 公民館主事さんのアイディアで取り組んだ「謎解き宝探し」も子どもたちは人間牧場周辺を動き回り、みんなで頭と体を使ったようです。子どもたちに余り人気はありませんが、毎回プログラムの最後に感想文を書かせています。板間やウッドデッキに寝そべりながら書く絵と文章は、お世辞にも素晴らしとは言えませんが、それでもコツコツ貯め込んでいます。

 昨日の朝、人間牧場の直ぐ近くに住んでいる新春那さんの自宅を訪ねました。10月21日松山市で開かれた第43回全国公民館研究集会愛媛県大会の、私がインタビュアーを務めたダイアローグでサブインタビュアーを務め無事大役を果たしてくれたことへのお礼を言いたかったのです。新さんは双海町で行っている通学合宿に授業実習生として参加していて、その模様をスライドで紹介してくれました。

 また、現在砥部町広田小学校に先生として勤務している宇津博美さんは、わが町の子ども体験塾で育った人財逸材で、昨日も寸暇を惜しんでスタッフとして加わり、戦力として活躍をしてくれました。さらに3代前の公民館主事赤石さんもスタッフとして加わり、小さな積み重ねがこうして10人力になっています。23年の積み重ねは伊達ではないと頼もしく思いました。さあもうひと踏ん張り、10人力を11人力に高めるために働きましょう。

「収穫祭 コロナ禍ながら 無事開催 みんなの力 10人力に」

「小さくて 目にはさやかに 見えねども プラス思考で 大きくなりて」

「ふるさとを 語りたくても 語れない そんな昔が 原点でした」

「いい歳に なったとそろそろ 思うけど やり残したこと まだまだありて」

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人間牧場

〇秋の到来

 放射冷却現象もあって、朝晩の冷え込みが強く、手元のパソコンに表示された今朝の気温は8度で、「えっ」と目を疑いました。早朝ウォーキングで出会う人たちのあいさつは「おはよう」より先に、「今朝は寒いですね」の言葉でした。

咲き始めた野生のツワブキの花
南天の実も色づき始めました

 この頃になると北向きのわが町のあちこちには、自生している黄色いツワブキの花がそこここに咲き始め、少しずつ進む秋の深まりに彩りを添えて、秋の到来を存分に感じさせてくれるのです。双海町に吹く風は冬北西、春先は南西、夏南ですが、秋の季節風はこちらでは「くだり」と呼ぶ北東の少し冷たさを感じる風です。昨日もかなり強い「くだり」の風が吹きました。

 昔からこの地方では、「くだりの風と夫婦喧嘩は宵に凪ぐ」と言われていて、昼過ぎまで強く吹いていた北東の風も、夕方には何事もなかったように収まるのです。そう言えば夫婦喧嘩も何度かしましたが、一日の終わりころには収まったような気もしています。

 今年も庭のあちこちに植えている南天に沢山の実がつき色づき始めました。「難を転じる」縁起の良い木として植えていますが、まだ野山に沢山の食べ物があるこの時期は、野鳥は南天やクロガネモチの実を食べに来ませんが、年末頃にはこれらの実は野鳥の餌食に遭ってしまうので、今が見頃のようです。

「北東の くだりと言う風 吹き始め 秋は次第に 深まりつつあり」

「くだり風 夫婦喧嘩と 同じよう 宵には凪ぐと 上手い表現」

「自制した ツワブキの花 咲き始め 秋を感じつ 清楚を愛でる」

「南天の 梢に赤い 実がついて 間もなく野鳥 餌の運命」

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〇尿トラブルはチン事とシッコ猶予でした(大笑い)

 土曜日の朝からこんな他愛のない下品な話ですみません。私は1週間前の早朝尿トラブルに見舞われました。尿意があるのに尿が出ないのです。夜明けを待って近所の診療所に出けけ診て貰いましたが、「うちでは処置ができないので泌尿科行くよう」勧められました。仕方なく紹介された松前町の病院へ行き、訳を言って順番を早めてもらい、応急処置でオチンチンに尿管を差し込み、膀胱に満杯の尿を取ってもらいました。

 尿が出ないトラブルは脂汗が出るほどしんどいものですが、主治医の話によると「尿管を差し込んだまま帰宅し1週間様子を見る」というのです。先生に「5日後の木曜日に公民館の全国大会が松山市民会館であって、インタビュアーという大事な役目をしなければならないので何とかなりませんか」とお願いしましたが、「再発する可能性があるので尿管を差し込んだまま対応してください」と突き放されました。

 「あ~あ、長くて細い管と簡易膀胱の袋までぶら提げてどうしよう?」と大いに悩みました。それでもインタビューダイアローグのインタビュアーを直前になって断ることもできず、長~く感じる悶々の日々でした。ブルゾンを着て隠す妙案を思いつき何とか事なきを得ましたが、大役とそのことで疲労困憊でした。昨日は尿管を抜く日だったので、朝6時に電話予約システムで予約を入れ、病院へ出かけて尿管を抜いてもらいましたが、行動も制限された数日間の難儀さを思うと、とても身軽になりました。

 主治医の先生から「全国大会の出番は上手くできましたか?」と尋ねられたので、「お陰様で何とかこのチン事を乗り切りました。シッコ猶予のお陰です」と笑って話すと、診察室は看護婦さんも巻き込んで笑いの場となりました。今のところ尿トラブルも治って順調ですが、日赤松山病院で感染症看護師をしている次男の話だと、「前立腺肥大が原因のようなので、そろそろ手術を考えたら」とのことでした。主治医の話だととりあえず1週間経過観察をするそうです。

「尿管と 簡易膀胱 ぶら下げて 全国大会 ステージ上がる」

「どうしよう? 最初は少し 悩んだが ポジティブ生きる 私のことゆえ」

「チン事だと シッコ猶予だと 笑いネタ 診察室に 笑いの渦が」

「脂汗 かいて病院 飛び込んだ しんどさ忘れ 今は何とか」

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〇赤いブルゾンでカモフラージュ

 昨日の第43回全国公民館研究集会愛媛県大会のインタビュアーとして松山市民会館のステージに上がるに当たり、細くて長い尿管に繋いだままの尿袋をぶら下げた醜態をどのようにするか色々悩みましたが、結局スーツの下に隠しその上に、私が塾長を務めている年輪塾で製作したブルゾンのジャンパーを着てカモフラージュする策を思いつきました。

 早速妻に頼んでタンスの奥にしまっていた赤ワイン色のブルゾンを出してもらい、ああでもないこうでもないと立ち鏡の前で身支度を整えてみました。私は日ごろ着る服には無頓着で、妻の用意してくれた服を着て外出するので、こんなことをするのは初めてで、自分自身の滑稽な姿に少し苦笑いしながら、とりあえずこのジャンバーで乗り切ろうと思いました。

 スーツと思いきや真っ赤なジャンバーで登場した私の姿に、登壇者やサブインタビュアー、それに運営に当たる関係者は目を疑ったようですが、訳を言って了解をしてもらいステージに上がりました。会場には県内600人、県外100人、合わせて700人の参加者がディスタンスを取って座っていましたが、会場が広くて大きいので、私の姿など余り気にならない感じでした

 カモフラージュはどうやら成功だったようで、何はともあれホッとしました。この赤いブルゾンは年輪塾最高齢の塾生西田和子さんが米寿祝のご芳志としてお金を出し、小番頭の松本さんが製作に関わり、わらび座の演劇二宮金次郎上演のプロローグとして、同じ松山市民会館でお披露目した思い出のジャンバーなので、これからも大事に使いたいと思っています。

「尿袋 尿管などを どう隠す? 色々策を 練ってはみたが」

「タンス奥 しまったブルゾン 出して着る 鏡の前で 見えない工夫」

「着てみると 赤いブルゾン それなりに カモフラージュでき 少し満悦」

「トラブルを 隠すつもりが あれこれと FaceBookで 執行(シッコ)猶予」

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