人間牧場

○雨で延期したふるさと体験塾

 今日はふるさと体験塾の「船で海に飛び出そう」が計画されていましたが、やるか延期するかを決める午前6時の作戦会議をする頃に、少し強い雨が降り始め、一度は決行を決めていたのに、天気予報も否定的な降水確率だったため、結局延期となってしまいました。「天に向かってブツブツ言うな、雨の日には雨の日の仕事がある」と絶えずポジティブな行動をとってきた私ですが、「子どもを乗せるので事故でもあったら大変」という漁師さんの方針を覆すこともできず、残念な結果となりました。私は来月5日から7日にかけて福岡県へ出張する予定なので、間に合うように帰れるかどうか、日程をにらんだ心の葛藤が始まりました。何とか帰りたいと思いつつ・・・。

 雨合羽や長靴を用意してふるさと体験塾に出かけようとした矢先のことだったので、今日はその足で人間牧場へと向かいました。そしてポロポロ程度の雨の中、草刈機で人間牧場に通じる私道沿いの草を刈りました。草刈りは雨で草が濡れている時は、草刈機の刃もよく切れて、作業効率がよいのですが、いかんせん今日は梅雨特有の蒸し蒸しした暑さで、加えて薮蚊の洗礼を受けました。それでも何とか予定した場所は草刈りを終えることが出来ました。
 そこへ10時頃内子の永見進夫さんという方から電話がかかってきて、大洲の兵頭和子さんという方と人間牧場を訪ねたいというのです。事業延期が生んだ休暇日なので、「午前中ならどうにか」と返事をし、12時に下灘コミュニティセンターで落ち合うことにしました。

兵頭さんと永見さん
汗をかき合羽のズボンを裾まくりしたままで話す私

 下灘コミュニティセンターへは待ち時間を合わせると往復30分程度かかるので、草刈りは午前中で断念しました。最近は時間厳守の観念のない人もかなりいて、待ち時間中お客さんを待ってイライラするのですが、今日のお二人はきっちり5分前に到着しました。早速下浜~人間牧場までの細い道を上がり、1時間ばかり四方山話や人間牧場のあちこちを見学してもらいました。永見さんは連合設計社市谷建築事務所、兵頭和子さんは話顔施人という珍しい名刺を持っていました。お二人とも私とお会いしたことがあるらしく、打ち解けたお話が出来ました。

チェンソーを使った薪割り体験用の薪づくり

二人が帰った後、5月26日のこども体験塾で薪割り体験のために山から切り出して運び、山積みにしていた間伐材を、薪の長さにチェンソーで切る作業をしました。30本近くの丸太をチェンソーで切るのですが、先日私が長年使っていたチェンソーガ故障して使えなくなってしまったため、親類で貰ったチェンソーに混合油を入れて試運転していたので、今日はすんなり作業がはかどり、切った薪は先日造った薪小屋へ運び、積み重ねて行きました。これで丸太が雨で腐ることもなく薪割り体験ができるようです。

チェンソーで切り薪小屋に収納した丸太

 

 「延期だと 通知を受けて 手持ち無沙 草刈り作業 蚊に刺されつつ」

 「牧場を 訪ねたい旨 電話あり どうぞどうぞと 迎えに下りる」

 「チェンソーで 間伐材を 小切りする 薪割り体験 これで安心」

 「薪小屋に うず高く積む 大量の 丸太来た人 薪割り挑戦」

 

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