shin-1さんの日記

〇インターアクトクラブ研修会に出かけました

 昨日は四国中央市にある愛媛県産業技術センター(紙産業技術センター)で高校生インターアクトの研修会が行なわれ、講演を頼まれて出かけました。

 日ごろ聞きなれないインターアクトクラブとは、ロータリークラブにより提唱された、14歳から18歳までの青少年または高校生のための社会奉仕クラブです。昨日の研修会には四国の高校生インターアクト部員百人余りに加え、引率の先生や国際ロータリー第2670地区の会長・幹事会を兼ねているため、ロータリクラブの皆さんも沢山集まり、会場は満員の盛況でした。

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 講演依頼を受けてからロータリークラブの役員さんが打ち合わせのため人間牧場へ訪ねてきてくれたり、事務局を務める愛媛県立今治工業高校の森川教頭先生から資料に掲載する原稿執筆を頼まれる等、FAXや電話でののやりとりを重ねました。

 私が講演要旨として書いた原稿は次の通りでした。


 私は若い頃、青年団活動で①仲間、②ふるさと、③主張、④感動、⑤夢という5つの道具を手に入れました。その結果仲間が沢山でき、ふるさとへの想いが高まりました。自分の主張が述べられるようになり、感動することの大切さも学びました。そして数々の夢を手に入れることができたのです。あっという間に過ぎ去った青春時代に、これら数多くの道具を手に入れ、様々な場と機会という砥石でそれらの道具を研いた結果、自分の人生が豊かなものになったのですから、青春時代はうかうかと過ごすことはできません。

 人間は概ね30歳くらいまでに①読む、②聞く、③見るという3つの方法によって知識をインプットし、潜在能力を大きくしなければなりません。30歳を過ぎるとインプット曲線は下降し始めますが、①書く、②喋る、③実践するという概ね3つの方法で潜在能力を顕在化させ智恵をアウトプットするのです。それは氷山の一角に似ています。氷は小さくても大きくても沈んだ部分と浮いた部分の不文律は9:1ですが、人間は生まれた時9:1であった不文律が、生き方によっては8:2、5:5、時には3:7と潜在能力が顕在化するのです。読むことよりも書くことは、聞くことよりも喋ることは、見ることよりも実践することは難しいものですが、せめて9:1から8:2以上に進化して人生を過ごして欲しいと思うのです。

 青年の船で建国200年のアメリカへ行ったことも、無人島キャンプや丸木舟で瀬戸内海航海したをしたことも、また人間牧場を造り子どもたちや仲間とともに活動していることも、夕日でまちづくりしたことなど全てが青春時代に描いたシナリオなのです。これまでの生き方がこれからの人生を決めるのではなく、これからの生き方がこれまでの人生を決めるのです。

 まあこんなことをおぼろげながら考え、こんなことを話そうとかと思いながら壇上に立ち、90分ばかりお話をさせてもらいました。寝る人もなく熱心に聴いてもらった講演後は、いろいろな質問もあってとても充実した研修会でした。

 今朝参加した高校生からメールで感想が寄せられました。こんな嬉しいことはありません。早速これから森川教頭先生にお礼の電話を入れたいと思っています。


  「知らなんだ インターアクトと いうクラブ 奉仕の心 大きく育つ」

  「講演の 趣旨を送った 事さえも 忘れ講演 望む愚かさ」

  「高校生 手上げ質問 する勇気 講演成果 直に現る」

  「金比羅さん お参り汗を かいた後 ご利益ありて 役割終える」

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〇事のついでに孫たちと金比羅さん参り

 昨日は急な思いつきで孫たちを連れて香川県の金比羅さんへお参りに行きました。本当は々香川県にあるテーマパークレオマワールドへ行く予定でしたが、私の予定がつかず金比羅さんには悪いのですが少し近くの金比羅さんでお茶を濁すことにしたのです。12時から四国中央市で私の講演が予定されていたため、早起きして午前6時40分に自宅を出発したものの、高野川付近まで走った所で私が携帯を忘れていることに気付いて引き返したため、結局は午前7時の出発となってしまいました。

 昨日は新聞やテレビ、パソコン画面のどれをとっても天気予報は雨のようなので、5人分の雨傘を用意しました。伊予インターから高速道路に乗って、途中の小松サービスエリアで軽い朝食をとり善通寺まで走りましたが、昨日の24時で休日千円の割引や無料化実験が廃止されるとあって、雨模様なのに普通の朝よりははるかに多い交通量でサービスエリアも高速道路も、朝からかなり込み合っていたようです。

 金比羅さんの入り口近くの500円有料駐車場に車を預け、それぞれが過疎を片手に歩き始めました。神様のお陰でしょうか、歩き始めて参拝を済ませ下山するまで雨は幸運にも上がりました。小学三年生の孫朋樹は軽快に前へ進むのですが、5歳の孫尚樹と4歳の孫希心は階段の歩幅が大人用で合わないため多少苦労していたようですが、それでも階段の石段を数えたり競争したりしながら、私たちより早く歩を進めていました。梅雨の雨上がりはまとわりつくような蒸し暑さで、私など講演のためにワイシャツ革靴の出で立ちだったため、ワイシャツは汗びっしょりに濡れてしまいました。

 孫たちも大汗をかいたようで、途中妻が何度もタオルで汗を拭いてやりました。30分ほどで本殿に到着しました。孫朋樹が「おじいちゃん、何てお祈りをしたの?」と聞くので、「人に言ったら願いが通じないので内緒」と話すと、「僕も内緒」と答えました。

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 下りの道沿いには沢山の土産物屋が並んでいて、店員さんの呼び込みに孫たちは目敏く反応し、途中でアイスクリームを食べました。また綿菓子ができる不思議な様子が目に留まり、二つを買い求め歩きながら食べながら下山しました。

 途中大洲市田処の皆さんとばったり出会いました。先日田処のホタル祭りに出かけて出会ったばかりなので、偶然な出会いにお互いが驚き立ち話をしました。足が不自由な西田和子さんは参道入り口の付近のベンチに座って待っていたようで、少しの間お話をしました。

 少し時間を押していたようなので、再び高速道路を講演会場となっている四国中央市まで引き返しました。カーナビのお陰で川之江インター近くの会場までは迷うことなく到着しました。そこで妻たち一行と別れましたが、妻たちは近所で昼食をしてイオンで2時間ばかりショッピングを楽しんだようでした。


 講演を終えた私と午後2時30分に再び合流しましたが、孫たちは買い物一個の約束を守って買ってもらった玩具に大満足の様子でした。孫三人は金比羅さんの長い参道を歩いて疲れたのか、往路の大はしゃぎがまったく?のように復路は漠睡していました。

 途中のハイウェーオアシス小松には温泉があるので、そこに立ち寄り温泉を楽しました。孫三人は男同士なおで私が男風呂に連れて入りましたが、まあ賑やかなことで他の客さんに迷惑がかからぬよう気を配ったため私は風呂に入った気がしませんでした。

 孫たちの希望で夕食はお寿司と決まり、良く行く回転寿司店に入りましたが、込んでいて30分近くも待ちました。三年生の孫朋樹は卓上のタッチパネルをいとも簡単に使いこなして、みんなの注文を次々と入力してくれ大助かりです。孫たち二人を娘のマンションに送り届け、再び孫ひとりを連れて無料化実験路線の松山~伊予間を走り無事8時過ぎに自宅へ帰って着ました。目出度し目出度しの一日でした。


  「傘五本 天気予報じゃ 雨が降る 神様お陰 傘恥かいた」

  「奇遇にも 人混みの中 顔見知り 立ち話する 金比羅参道」

  「いらっしゃい 声に吊られて その度に 土産気になる 孫右往左往」

  「孫朋樹 タッチパネルで 寿司注文 妻は感心 しつつ頬張る」



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