shin-1さんの日記

○喫茶店で「夕日徒然草・火の書」の校正

 年輪塾の清水塾頭から、私が執筆して出版し続けている「夕日徒然草・火の書」の初校が上がってきたので、校正をして欲しいと連絡がありました。今日か明日校正しないと月末に開く年輪塾に間に合わないため、予定を見計らって松山で校正打ち合わせをすることになりました。はてさてこんな場合これまでだと、松山の中心部日銀松山支店のすぐ横にあったえひめ地域政策研究センターを利用させてもらっていましたが、センターがこの春JR松山駅筋の宮田町へ移転したため、加えて松本さんも3年間の出向を終えて帰郷したため、結局は方面にある息子嫁の実家が営む喫茶店王珈人を思いつき、仕事が終わった午後6時に待ち合わせました。

若松進一ブログ

(校正場所はしっとりとした佇まいの喫茶店です)

 目と鼻の先に息子夫婦が住んでいるため、せっかくだからと妻が夕食の惣菜を作り、ついでに娘夫婦のマンションにも持って行きました。昨日はいただき物のオコゼと野菜のかき揚げを天ぷらにしたようで、車のトランクに入れた天ぷらの匂いが車内に匂って、夕食前の空腹を感じさせました。

 昨日は急いでいたこともあって高速道路を伊予~松山間を片道だけ無料で通ったため、6時の待ち合わせ時間にやっと間に合いました。喫茶店珈人に入ると、オーナマスターである息子嫁のお父さんとお母さんが久しぶりの来店に驚いた様子でした。いつもだとカウンターに座ってブラックならぬホワイト(ミルク)を注文するのですが、打ち合わせもあるので入り口近くの席に陣取り、おっつけやって来た清水さんと二人で、コーヒーとミルクを飲みながら早速校正に取り掛かりました。

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(念入りに校正する清水塾頭)

 今回も今治の村上太さんに印刷製本を任せていて、私がCDで持ち込んだ文字がゲラ原稿に仕上がり、赤い校正付箋がつけられて部分をページを捲りながら入念にそしてざっと校正をしました。今回の「夕日徒然草・火の書」は「地の書」「水の書」に次ぐ3作目です。既に発刊した2冊にはそれぞれ30話ずつが収められていますが、今回も61話から90話まで30話を書いています。リード文と目次を含めると64ページ仕立てなのです。計画では来年「風の書」、再来年「空の書」を執筆発刊する予定で、5年間で五輪の書が出来る計画です。

 初校作業は1時間ほどで終わりましたが、今月末に迫った清水塾頭のあらし山での年輪塾の打ち合わせを、四方山話を交えながら話しました。5年間で150話というとんでもない思いつきで始めた夕日徒然草も、清水塾頭の二校を経て今月22日には製本完成の運びとなります。この「夕日徒然草・火の書」をネタにまたまた忙しい落伍三昧の日々が続きそうです。


  「落伍ネタ 文字にしたため 本にする 塾頭支援 感謝をしつつ」

  「校正の ゲラを読みつつ 赤入れる 別人見ると ほころび目立つ」

  「コーヒーを 飲まない私 喫茶店 ホワイト一杯 2時間粘る」

  「さあこれで 火の書片手に 話芸する 落伍三昧 笑いを取りて」

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shin-1さんの日記

○高速道路無料化実験の行方

 物議を醸し政争の具にされた高速道路無料化も、選挙の人気取りとも思えるような参議院議員選挙のさ中のこの時期に、全国の20パーセントの路線で実験と称する無料化が実施され始め、約一週間が経ちました。無料化された路線では当たり前のことながら交通量が増え、目立った混雑や渋滞は梅雨の時期なのでまだありませんが、日ごろはケチで勿体ないと高速道路を利用しなかった人たちの中には、無料ならとばかりに高速道路に乗り入れ、物見遊山しているようです。このままだと今年の夏は無料化路線で大渋滞が起りそうな予感がするのです。

 かくいう私も人のことをとやかくいえる人間ではなく、松山で急ぎの用事があって既に2回も伊予~松山間を往復しているのです。伊予インターチェンジは松山~宇和という無料区間にあって、私の町から一番近いインターチェンジなので、松山へ行くには9キロ程度の短い区間ですがすこぶる便利です。この高速道路を利用すれば松山まで30分圏内になるのです。しかし利用した2回とも午後5時前後の交通量の多い時間帯だったので、松山インターチェンジ周辺が混雑していて、少しイライラしてしまいましたが、無料のしっぺ返しなので自分自身を納得させました。

 妻は運転未熟なためか高速道路を走るのが苦手のようで、同乗して高速道路を走る度に助手席から「スピードを出し過ぎ」だと再三注意をするナビゲーターなので、高速道路無料化には大反対です。その理由は「高速道路の維持管理のためには利用者が負担するのが一番公平」だというのです。私も同感で財源不足で消費税を10パーセントに値上げする話が、今回の参議院選挙で大きな争点になっていることを思うと、まず高速道路は受益者負担に戻した方がいいと思っています。

 総論賛成各論反対と賛否両論ある中で無料化実験事業は始まり、少なくとも一年間は続けるようなのですが、気がかりなことも幾つかあります。

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(国道56号線沿いの東峰スイカにも大きない影響が出ています)

 その一番大きな気がかりは、無料化の恩恵に浴する地域と無料化で悪影響を受ける地域が際立つことです。「何処まで行っても休日は1000円」を謳い文句に何年か前に始まった実験事業は、3本の橋が架かる瀬戸内海に大きな傷跡を残しました。いわゆるフェリー航路の廃止です。橋が架かったことによる打撃の中で公共の足として努力していた船会社の殆どは、廃業倒産に追い込まれ大きな社会問題となりました。今回の無料化も沿線南予地域にとっては効果があるのかもしれませんが、平行路線である56号線や私の町を通る378号線などは、既に交通量がかなり減っているのです。交通量が減れば静かになるのはいいのですが、はてさて道の駅などは閑古鳥が鳴くのかも知れません。政治家や政党の思い付きが思わぬ影響を与えます。選挙ではそのことも見極めて投票しようと思っています。


  「無料だと 聞いて高速 使う人 多く渋滞 仕方がないか」

  「便利だが 笑ってばかり いられない しっぺ返しが そのうち来るよ」

  「情けなや 単純アホな 日本人 タダなら俺も あやかりたいと」

  「妻の言う ことが正しい そう思う 政治家妻と 変わって欲しい」

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