○佐呂間の海沿い漁港界隈
サロマ湖は周囲100キロにも及ぶ全国でも5本の指に入るほどの大きな湖です。砂洲で囲まれた姿は日本三景と称される天橋立に似ていますが、汽水湖のためホタテなどの養殖漁業が盛んなところです。この湖のほとりに住む船木耕次さんと高知県馬路村で開かれ私が基調講演した全国地域づくり大会で知り合いました。以来社会教育委員を務めている船木さんの手配で紋別市での大会に招かれ、そのご縁で今年の2月美幌町、今回の佐呂間町と美幌町のジョイント講演会が実現したのです。前回ニアミスのような形で少しだけ出会った井田貴子さんからはその後ホタテが届き、親密な交流へと深まっているのです。
二日目は午後からの講演まで時間があるので午前中井田さんの働いている漁港を訪ねました。ホタテで名を成している漁村だけあって、ホタテ御殿を思わせるような立派な家がそこそこに見られる中を走り、漁港が一望できる展望台に登りました。漁港が幾つかあるので、初めてのことゆえ何処をどう通ったか、またどの位置なのかは車の中なのではっきり覚えていませんが、井田さんの職場は漁港の中に浮かぶ作業筏の上でした。運よく井田さんのご主人が養殖船で帰ってこられました。
(立派な井田さんの自宅)
(広い北海道らしく井田さんの自宅の名前が書かれたバス停、こんなの初めて見ました)
(ソフトバンクの携帯電話のCMに出てくるのとそっくりな井田さん宅の北海道犬)
さっと駆け足でしたが、念願の働き者の井田さんご夫妻に出会い感激でした。その後サロマ湖が一望できる裏山に上りましたが、まあ絶景でした。
「海育ち 浜で育った 私には 何処か懐かし 磯の香りが」
「ホタテ貝 宅配便で くれる人 こんな所で こんな作業を」
「ホタテ貝 水槽泳ぐ 姿見て 手間暇かかる 育て納得」
「個人宅 前に立ってる バス停の 看板見つつ 広い実感」