○かまどの築炉工事が始まりました
人間牧場の整備を5カ年計画で初めて5年目を迎えました。これまで4年間は目標通り順調に進んできましたが、最終年のである今年のかまど小屋建設は8月2日に着工したものの、早1ヶ月が過ぎたというのに小屋は殆ど完成しているものの、肝心のかまどの築炉が未着工のままでした。というのも築炉をいらしていた左官さんが交通事故にあって入院してしまい、回復を待つといういとも長閑な雰囲気で、仕事の元請け大工さんに少々苦情を言う場面もありましたが、左官さんが少し回復したので昨日から仕事に取り掛かりました。設計を担当した息子は松山に住む左官さんのところへ出かけては期限を取りつつ材料を集めたりして相当苦心をしているようですが、昨日は一日がかりでレンガを積んで下台だけ完成して一日の作業を終わりました。
息子から、かまどを造ることなど滅多にないので、しっかりと記録写真を撮るよう言われましたが、かまどができる間ついているわけにもいかず、まあとりあえず昨日は草を刈りながら要所要所の写真を撮りました。しかし息子の書いた図面は見ていますが、作業工程が全く分からず、写真に収めようもどれをどう取ってよいのか苦心しました。
(第一工程・下台の完成写真、この上にかまどが築かれる)
二人の左官さんが勘を頼りにレンガを積んで行くのですが、左官さんは病み上がりと言うこともあって何ともゆっくりしたペースです。それもそのはず赤い煉瓦はグラインダーカッターで短く切ったり、細長く切ったりと中々苦心をしているようでした。4時過ぎにモルタルを塗って作業を終えましたが、私のような素人にはまだどんなかまどができるのか知る由もないのです。左官さんの話によるとレンガで囲った空洞は薪を入れる収納庫だそうですが、「えっ、かまどじゃないの?」と思わず言いたくなるような雰囲気でした。
今日は午前中から午後3時ころまで所用で出払っていて写真を撮ることができず、やきもきの一日となりました。でも凸凹コンビのような左官さん二人が「明日もまたきますから」と言い残して人間牧場から帰って行きました。私は道具類もあるのであちらこちらの鍵を閉めて追いかけるように下山しました。
松山から帰ってブログを一本書き、早速人間牧場へこれから行ってみたいと思います。楽しみですね。