○今日は多少ドギマギしました
今日は10時から内子町五十崎自治センターで消費者講座があり、招かれて出かけました。愛媛県金融広報委委員会と愛媛県南予地方局県民生活課、それに五十崎自治センターの3者が共催する講座です。私は柄にもなくもう30年を超えて金融広報アドバイザーをやっているため、このような集会に時々お声がかかるのです。今日のテーマは「子どもとお金」サブタイトルが「~いつ。何を・どのように教えるか~」というのです。
講師派遣申請が届いていましたが、先日同じような集会東予地方地方局であり、その時集まった方々が若いお母さんだったため、その先入観で話そうと、30分前に会場へ入りました。ところが次々集まって来る参加者は殆どではなく全部が子育てを終わった人たちばかりなのです。正直「これはしまった」と思いました。今時のお母さんに話す金銭教育のことを話しても馬の耳に念仏になるのではと思い、急遽話のストーリーをそっくり帰ることを決意しました。ドギマギしながら話を組み立てて行くため、多少聞きづらい点があったかもしれませんが、それでも皆さん熱心で和気あいあいのうちに一時間半の話は寝る人もなくあっという間に終わってしまいました。
ふと、昔の私だったらどうだったのだろうと思いました。その場で臨機応変に話を変えることはかなり苦労を伴いますし、下手をするととんでもない方向へ進む可能性もあるのです。今回は昨日までの二日間大学の集中講義があって十分な準備ができなかったことがあるい身幸いしたようにも思うのです。
まあ子育ての話や金銭教育の話はおばあちゃんの孫教育にでも役立てていただければ幸いです。
自治センターの今回の担当は久保さんという女性でした。旧姓もお父さんもよく知っている間柄で、事前にメールでいただいていたし、最近結婚して姓が変わったようなので出会いを楽しみにしていました。帰るなり早速お礼のメールが届くなど細かい気配りができて、今日はいい思い出となりました。
県民生活課も県庁の機構改革によって今までの八幡浜から宇和島にある南予地方局に所管が変わり、地方局といえども、遠隔の地となってしまい、行政も住民もまだ戸惑っているような感じもしました。
帰りは肱川沿いを下って長浜に出ました。昨日使った人間牧場のボイラーのスイッチを切ったかどうか記憶があいまいだったのです。人間牧場へ行ってみると何やら怪しげな恰好をした人がいました。頭からすっぽり黒ずきんを被っているのです。とっさに野村の井上登さんだと分りました。井上さんは私のミツバチの師匠です。大洲まで来たついでに蜂の様子を伺いに来ていただいたようで、既に巣箱の掃除も終わり、一つだけハチミツを採集していない箱を4段から5段に格上げもしていました。またそろそろ秋風が吹くようになって襲来するスズメバチを撃退するために、ペットボトルに秘薬を注ぎ込んで書きの木にぶら下げました。こうすることでスズメバチを退治できるのだそうです。またまた面白い実験を披露してくれそうです。
結局ハチミツの採集はもう少し先のばしすることで話がまとまりましたが、それにしても井上さんとは愉快な人、行動の人です。東京農大出身などという匂いを一つも感じさせることなく、一人の人間として生きている見習いたい人なのです。私はまだまだ修行が足りないと今日も思いました。それにしてもまるで待ち合わせたような出会いはやはり何か通じるものがあるのかもしれません。
「若い人 思って用意の お話を 若くない人 目の前変える」
「昔なら 頭真っ白 なったはず 今はえ加減 だから生きれる」
「結婚を したとメールで ごあいさつ 素敵若妻 嬉し成長」
「相談も せずに牧場 出会うとは これぞあ・うんの 呼吸と言おう」