shin-1さんの日記

○集中講義二日目

 今朝は4時過ぎに起床して早朝読書をやりました。5時になって少し外が明るくなったので外に出て、庭の隅に置いてあるブルーベリーの鉢植えに干すを引っ張って水をやりました。近くのクロガネモチの木にルビー貝殻虫が異常に発生してその影響でブルーベリーにも飛び火して、先日親父の協力で防除をしましたが、まだ残っているようで、気がつくたびに手で取っているのですが間に合わないようなので、近々再度消毒をしなければと思っているのです。水をたっぷりやり、ブルーベリーの専門家である友人の教え通り化成肥料を一振り二振りやりました。そのうちホースを片づけて隠居へ行きいつものことながら親父の腰にサロンパスを張ってやりました。

若松進一ブログ
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 今日も昨日に続き手弁当がいるので、日曜日ですが妻は早起きし弁当を作ってくれました。そのうち泊りに来ていた孫二人も起きてきて賑やかな朝食となりました。身支度を整え私は8時過ぎに家を出ました。待ち合わせ場所には既に小田先生はじめ事務局の方々が集まっていました。断りを入れて一足早く近道を登って行きました。昨日の朝と同じように全ての施設の戸を開け、足湯のためにボイラーに火を入れてお湯を溜ました。やがて学生たちが下山して来て賑やかになりました。今日は仕事の都合なのか昨日より幾分少ないようでしたが、9時過ぎには講義が始まりました。昨日はどちらかというとまちづくり論も活性化論も総論的なことが多かったのですが、今日は理論よりも論理に重点を置いた話しようと思いました。午前中は今のの時代を読むことと私のまちづくりの発端となった自分の町を語れない悔しさや、人づくりの重傷性について、また田舎嘆きの10カ条について話しました。

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(昼休みには学生が素敵なフルートの音色で心を癒してくれました)

 また午後からは事例研究として夕日によるまちづくりと、人間牧場についてお話をさせてもらいました。このくらいたっぷり時間をとってもらうと微細な話もできますが、話す方は夕方少し声がかすれるくらいになりました。それだけ今回の講義には私も思いを込めて話したつもりです。最後に少し時間を取って感想や意見をいただきましたが、かなりハードな講義でしたが皆さんの反応も良かったようでホッと一安心しました。

 みんなで掃除をして貰いそれぞれの思いを胸に再会を誓い合いながら山を下りて行きました。私は愛媛大学法文学部で年間60時間の授業を受け持っています。毎週木曜日の第2時限目に講義をしていますが、今回の講義は集中講義なので少し意味合いの違った授業となりました。でも私にとっては今回の授業は初めてのこともあって何処か新鮮で、いい意味での緊張感がありました。

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(休憩時間には足湯のサービスも行いました)

 妻は一昨日熱が出たことが気がかりで帰るなり「心配しとった」と言ってくれ、疲労も吹っ飛びました。学生が「あなたのその元気の源は何ですか」と質問しましたが、私は歯が浮くような話かもしれませんが、「活力の源は家庭だ」と答えてしまいました。妻にその話をすると納得したようでした。

 妻は学生のためにお茶を仕入れて発泡スチロールに氷を入れて冷やし、持参するよう準備をしてくれていましたが、うっかり忘れてしまい、途中で電話が入りそのことに気がついたものの、あえて無視して喋り続けました。

 9月には法文学部の19人の学生が今度はフィールドワークの授業で人間牧場やわが家にやってきます。すっかり恒例になったこの研修もまた心をこめて頑張りたいと思っています。


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  「束の間の 昼の休みに フルートの 音色癒され みんなウットリ」

  「十五時間 話して口が 疲れたと 言わんばかりに 声をからして」

  「トイレまで 綺麗に掃除 して帰る 並みではないと そちらに目線」

  「何事も なかったような 部屋一人 残って余韻 楽しむように」

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shin-1さんの日記

○この時期のスイカ

 私はスイカが大好物です。そのことを知っている妻は7月から8月に地元産のスイカが出回るので、シーズンに概ね3回くらい、東峰というスイカの産地へ出かけて顔見知りの生産者から、4~5個まとめ買いをして帰るのです。東峰という地域は国道56号線沿いにある山奥の集落ですが、シーズンになると国道沿いのあちこちでスイカを売る農家の直売店が店開きするのです。農家の人が直接対面販売するお店は特産品センターなどとは違った趣があって、田舎の言葉で会話を交わしたり、時には値札のついた金額を冷やかし半分値切ったりして中々面白いものです。しかしこのスイカのお店もお盆を過ぎるとさすがにスイカを買う人も少なくなって、20日ころには相次いでお店を閉めているようです。

 昨日そのお店の友人が店じまいした最後の商品だと言って大きなスイカを2個届けてくれました。この人の話によると、今年のスイカは花が咲き結実するころに雨が降らなかったため実の付きが良かったそうです。でも後半は雨が多くて病気が発生してツル上りが早かったとのことでした。しかしこの業界も年々厳しく、スイカの消費量が落ちているそうです。ましてや核家族化が進んで、冷蔵庫に入りきらないような大きなスイカは売れないとこぼしていました。小玉スイカを造れば対応できるのでしょうが、一個一個の金額が低いので商売になりにくいとこぼしていました。

 さてそのスイカの味はどうかというと、お陰さまで今年も美味しいスイカを沢山食べました。友人から貰ったスイカを加えるとわが家では相当量のスイカを消費したことになります。スイカの欠点は大量の食べ残した皮をゴミに出さなければならないことです。わが集落のごみ出し日は月曜日と金曜日で、水曜日はプラスチックゴミの日です。月曜日と金曜日は両手にぶら下げきれない程のゴミが出るので、一輪車に積んでゴミ置き場まで私が運ぶのです。スイカは瓜科の植物なので、昔はスイカの皮の表皮を薄く剥いで浅漬けにして食べたりしていましたが、わが家ではそんな食べ方も殆どしなくなりました。 

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 昨日は人間牧場での研修会の準備で早朝に出かけましたが、私が農地を貸している稲葉さんは朝5時過ぎに農場に来て涼しいうちに農作業をしていました。行ってみるとこの時期なのに畑にはスイカが沢山実っていました。農地耕しが遅れて植え付けも遅れたのでこれからがスイカのシーズンだといって、スイカを初収穫していました。近所の畑のスイカは殆どイノシシやハクビシンに食べられたというのに稲葉さんの畑はスイカ一個ごとに金網の囲いをしていて、それが効果を生んでいるのかもしれない近所の人が羨ましがっているようでした。近々に稲葉さんからこの畑で採れるスイカをおすそ分けしてくれるそうです。スイカ大好物人間の私としては、心待ちの日々が続きそうです。


  「シーズンが 終わり今年も 食べ納め スイカ何だか 愛おしくて」

  「友人の 作りしスイカ これからが 旬だと言って 胸張り威張る」

  「妻の腹 スイカ腹だと 言ってるが スイカくらいで そんな太らぬ」

  「盛り過ぎ 残暑厳しき 日々なれど スイカ食べれば さっと汗引く」 

 

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