shin-1さんの日記

○携帯電話でメール

 先日えひめ地域政策研究センターの清水さんから、「携帯電話でメールをすると便利だ」と勧められ、始めることにしました。センターの谷本さんに私のメールアドレスを入力してもらい始めたのですが、最初は文字の入力の仕方や送信の仕方が分らず苦労しました。でも今は何とか連絡が取れるようにはなりました。しかしパソコンだけでも持て余し気味なのにこれ以上となると大変なので、携帯メールは必要最低の使用に留めているのです。

 ところが清水さんは私のメールの上達を目論んでか、朝な夕なメールをくれました。時には心許せる友人からもメールが入り、旅先へ行く列車の中で、あるいは旅先のホテルで、届いたメールに何度か返信を試みました。お陰様で最低ラインのハードルだけは越えたようです。

 最近は乗り物に乗ると特に若い人たちは、辺りかまわずメールをしているのをよく見かけます。別に周りの人に迷惑がかかる訳でもないのでそれはそれとしていいのでしょうが、私のような古い人間はついつい何か変だと思ってしまうのです。だってせっかく電車に乗っているのに車窓に広がる景色も見ずに、また隣に座った人と話もせず、ただ黙々と携帯電話とにらめっこするのは余りにも勿体ないと思うからです。

 昨日ソフトバンクモバイルは米アップルの第三世代携帯電話アイフォーンの販売を始めました。東京の直販店で午前7時から先行販売したのに続いて正午からは全国一斉に販売されました。この携帯電話を求めて午前7時には1500人もの人が長い行列をつくったそうです。

 私などの携帯電話はまだカメラもついていない旧式のものだというのに、今回発売の携帯電話は音楽プレーヤーを内蔵し、全面的にタッチパネル画面を採用していて、操作性にもこだわっているそうで、インターネットも使えるらしく、ますます格差が大きくなっていくようです。

 それにしてもデジタルの世界はどんどん進化していて、時代に遅れまいと必死になって頑張ってみたところで、所詮ついて行くことは出来ず、もうギブアップの感じさえするのです。こうした便利なものを開発するのだから人間は凄いと思う反面、生き残りをかけた熾烈な競争を見るにつけ、ここまでしなくてもいいのにと思う事だっていっぱいあるのです。

 今日の新聞に木に話しかける植木屋さんの話が載っていました。植木に向って話しかけるのだから凄いと感心してよく見ると携帯電話で話していたそうです。なるほどありうる話だと思いました。

  「アイフォーンに 千五百人の 列できる 俺の携帯 カメラもないのに」

  「やっとメール 思った矢先 アイフォーン 百周遅れて ノラリクラリと」

  「パソコンも 携帯も嫌と 強がるが 本当は使え ないだけのこと」

  「英語駄目 携帯も駄目 パソコンも ダメダメダメ・・・・・と 幾つも駄目が」 

 


[ この記事をシェアする ]

shin-1さんの日記

○ファイナンシャル・プラン

 人は誰でも「こんな人生を送りたい」という夢や希望を持っていますが、それを実現できるかを資金面から考えてみるのがファイナンシャル・プランです。しかし残念なことにこのことは、個人の秘密に属する部分が多く、みんなで学習会をしようといっても、中々具体的な部分に踏み込めず、私のように長らく金融広報アドバイザーをやっていても、これといった成果が見えぬまま今日を迎えています。 「年金がどれだけ入ってくるのか」「とりあえず貯蓄はしているが低金利で目減りするような不安がある」「私や家族の家系はこのままで大丈夫か」ならまだ良いのですが、「葬式代は一体幾ら入るのだろう」とか、「死んだ後お金はどうなるのだろう」などと先々のことを考えると不安で夜も眠れないという人もかなりいるに違いありません。こうしたお金に対する不安を解消したり、夢をかなえるためにはファイナンシャル・プランの作成はどうしても避けて通れないのです。ファイナンシャル・プラントは、それぞれの家庭の夢や希望をまとめた計画表(ライフイベント表に基づいて未来の収支状況や貯蓄残高などをシュミレーションし、資金計画を立てるもの、簡単に言えば人生の設計図なのです。

 最近は価値観もライフスタイルも多様になって、シングルで一生を終える人や二人だけの幸せな時間を出来るだけ長くとるといったDINKS(共稼ぎで子どもがいない家庭のこと)など様々です。実際にライフイベント表に海外旅行、マイホーム、車の購入買い替えなどの夢や希望を書き込み、実際に未来の家計をシュミレーションしてみたら、20年後の家計は赤字続きだった・・・・なんてケースもありうるのです。しかし将来の家計の赤信号を予測し、そのための対策を早めに立てておけることこそ、ファイナンシャル・プランを作る最大のメリットなのです。

 わが家(夫婦・子ども二人)という家族設定でライフイベント表を作る場合、家族のイベント予算が出てきます。子どもの幼稚園入園・七五三・小学校入学・中学校入学・高校入学・大学入学・成人式・入社などいくつものハード路が待ち構えています。それらの出来事には必ず臨時出費伴います。また家族のやりたいことには車の購入買い替え・マイホームの建築・国内海外旅行・家電の買い替え・家のリフォームなど、書き込めばキリがないほど夢が広がるのですが、これも資金あっての物だねなのです。

 人生の三大資金・費用とは子ども教育・住宅購入・老後の暮らしだといわれていますが、教育にしろマイホームにしろまとまった資金が必要で、借入金で対応する場合には返済というマイナス要因が絡んで家計を圧迫するのです。さらに大事なことは、定年退職という人生において最大の難関が待ち構えていることです。収入の道を断たれた後の暮しは、年金問題などの将来不安定要素もあって想像以上にプレッシャーがかかるものです。

 ファイナンシャル・プランを下支えするのは何といっても健康です。心と体の健康なしのファイナンシャル・プランはあり得ないのです。私は退職して3年間が過ぎましたが、体力・知力・気力はまだまだ衰えていないつもりですが、外から見れば初老の域に近づきつつあり、世代間のコミュニケーションが難しくなったような気がしています。

 若い頃、生活設計図というのを作りました。ここでいうライフイベントのことですが、私の人生はこの生活設計図で大きな価値を生み出しました。そのことを多くの人に伝えて人生を豊かなものにして欲しいと願い、金融広報アドバイザーを物好きにも三十年もやっていますが、もう少し人々のお役に立てればと頑張っているこの頃です。

  「ファイナンシャル こんな横文字 知らなんだ それでも私 設計どおり」

  「もう少し みんなに俺の 生き方を 伝え死にたい 縁起でもない」

  「ゆとりある 老後の暮らし 夢見てた これぞゆとりと 今日も楽しく」

  「ああ今日も 貯めたお金が 消えてゆく この日のために 貯めたのだから」

 

 

  

[ この記事をシェアする ]