○2007年四柱推命学の十二支
暦の上では早くも12分の1が終り、いよいよ寒さも佳境の2月になりました。正月ならいざ知らず2月になって自分の今年の運勢は?なんて人は余りいないと思うのですが、一昨日飛行機の中で翼の王国という本を何気なく読んでいて今年の運勢を占う記事を見つけました。多分1月号最後の日なので「ご自由にお持ち帰りください」と表紙に抱えていることもあってスチュワーデスに了解を得て持ち帰りました。この雑誌にはかつて私の町の夕日や花が照会されたこともあったので親近感をもって見ています。
さて今年の私の運勢は33ページ申の中身だしに山火噴(さんかひ)から始まっています。山火噴のひは口偏のない漢字ですが探すのが面倒でこの字を使っています。暦用語は中々難しく読めないものが沢山あることを書かれた方もご承知なのでしょう、あちらこちらにルビが打ってあって助かるのですが、パソコンでは中々出て来ないのが難点です。
山頂に烽火をともせば、四方が煌々と輝く。徳を積み、善を行えば、衆人我に従う。名誉に関することはすべてよい。見栄を張らず、うまいもうけ話には十分注意をすること。芸術にたずさわっている人は、脚光を浴びる運。チャンスの到来と見てよい。1~2月、一度喜びがあれば、それは大財につながる。3~4月、昇進または、昇給の運がある。もしくは海外に出向くこととなる。挑むべし。5~6月、運が大きく開ける。南の方向が吉。家内に慶事がある。7~8月、家族への思いやりで運気が上がる。言動には気をつけて、9から10月、魚が大海を泳ぐがごとく、意気揚々としている。名を成し、實を得る。11月~12月、今は多くを望まないこと、平穏に暮らして吉。
私は神社仏閣にお参りをしても、家の神棚や仏壇に向かっても、余りお祈りをすることはありません。「家族が今日も健康でありますように」程度なのです。他の人のように「宝くじに当たりますように」とか、「良縁に恵まれますように」とか、「合格しますように」とかお祈りをしなくても、何とか曲がりなりにも自分の力でやれてきました。成果は自分の努力なしでは成就しないと思った結果だし、その姿を神仏も応援してくれたのだと思うのです。
私に比べ妻は神仏へのスタンスが違っていて、毎朝お茶やご飯、お光と線香を灯して神仏に祈るのが日課だし、神社仏閣では敬虔な祈りを捧げてお札を買い、おみくじを引きます。妻のこうした祈りのご加護が私を守ってくれたのだと思えば納得もいく話です。
ちなみに妻は酉歳、申の下に並んで今年の運勢が記されていました。「西方に行けば吉がある。謹んで暮らせば吉などの記述は妻を喜ばせそうな運勢ですが、これも雷澤帰妹(らいたくきまい)という難しい言葉でくくっていました。
運は自らの力で勝ち取るもの。そう思って無事に終わった1月に感謝し、あと11ヶ月を心して生きてゆきたいものです。
「めぐり来る 出来事心 一つにて 成しえることを 肝に銘じて」
「神仏を 俺は信じぬ いいながら 大吉引いて 悪い気もせず」
「あれ程に 家族の安寧 祈る妻 せめて神仏 助けてあげて」
「腰調子 大分よくなり 春を待つ 心ウキウキ 畑仕事に」