shin-1さんの日記

○アヒルのおもちゃ

 昨晩は娘の夜勤と娘婿の出張が重なり、孫の面倒を見て欲しいとの連絡が入って私が保育園まで迎えに行きました。病院が経営する病院の近くの保育園は、おおよそ保育園のイメージとは違うマンションの一室のような感じです。3時過ぎドアのチャイムを鳴らすと前もって連絡していたのでインターホンで確認後扉が開き、お昼寝中の孫は眠そうに起きてきました。「オシッコをひらせますのでちょっと待ってください」といい、身支度をしたころにはニコニコ顔で私に「おじいちゃん」と飛びついてきました。

 3歳を過ぎると体の成長も早く、随分大きくなったと実感しました。そのため今までは黙って座っていたチャイルドシートも少し窮屈になったのか嫌がります。娘夫婦は規則だからと少々ぐずってもチャイルドシートに縛り付けるような格好で乗せていますが、私は「朋君、前の席に乗る」というと「わーい運転席だ」と喜んで乗ってきました。大人のシートベルトは孫にとってゆるいのですが、「警察さんに叱られるからじっとしているのよ」と言い聞かせると、「うん」とうなずいて座っていました。最近は「何故」「どおして」も随分増えて私を悩ませます。

 帰宅すると、先日携帯電話で約束した沖縄から買って帰ったピカチュージャンボのおもちゃを嬉しそうに貰って遊んでいました。

 食事や団欒が終わり8時半になると風呂の時間です。「朋君誰と入る」「おじいちゃん」「男どおし」などといいながら二人で風呂に入りました。風呂には2匹のアヒルのおもちゃが用意されています。浴槽でしっかりと入浴できるようにとの配慮からアヒルを浮かばせて遊ぶのです。

 それにしてもこの2匹のアヒル、一匹は日本製でダッシュ村に登場するアヒル隊長、もう一匹は息子嫁がカナダから土産に買ってきたカナダ製のおもちゃです。おもちゃはその国の文化なので感じ方が若干違うのですが、それにしてもよく似ているのです。違うのはアヒル隊長は口から水を吐き出し、カナダアヒルは腹から」水を吐き出すのです。黄色いアヒルは2対2様孫と一緒に長湯のお付き合いをしてくれています。

 アヒルのおもちゃは孫が来ない日も毎日私と一緒に風呂に入って孫の来るのを待っています。髪を洗う仕草も、体お洗う仕草も本当な幸せな爺さん馬鹿になって目尻をゆるくしています。昨年秋に結婚した息子夫婦にも早く孫の誕生を願っています。

  「お国柄違えどおもちゃよく似てるアヒル二匹と孫私」

  「いつのまに男どおしというセリフ覚えたのかな風呂につかりて」

  「孫抱いてまるで湯たんぽポッカポカ布団一緒に眠る幸せ」

  「孫来ると我が家の雰囲気明るくてまるで太陽次はいつ来る」

 

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shin-1さんの日記

○おからも美味い

 私は大の豆腐好きです。先日ある中学生と昼食をご一緒する機械がありました。食卓に湯豆腐が出てて、豆腐談義になりました。私が「豆腐には目がないんですよ」というと、その中学生は不思議そうに私の顔を見つめ、「おじちゃん。豆腐は生き物ではないんだから目がないのは当たり前でしょう」と真面目な顔をして言うのです。私は思わずずっこけてしまいましたが、同席した父親が慌てて、「お前なあ、おじちゃんが豆腐に目がないというのは、豆腐が大好物だということなんだよ」と説明したのです。「なーんだそうか。ぼくはてっきり、この豆腐は本当に目がないのか思って・・・・・・」でした。

 こんな話はどこにでもあります。余談ですが若い女性と食事をしていて鯛の刺身が出てきました。私が「これ養殖じゃろうか」と同席したみんなに聞いたところ、若い女性が真顔で「若松さんこれは洋食ではなく和食でしょうが」というのです。私はとっさに「あのですね。私が聞いたのはこの刺身の原料である魚が天然魚か養殖魚か聞いたのですが」と話しましたら、若い女性は顔を赤らめ「すみません」と小声で詫びました。そういえば今の若者に天然の魚か養殖の魚かいったって分るわけないかと、自分の何気ない質問を悔いました。

 左様に今の若者と私たち大人の感覚は微妙にずれて、コミュニケーションが伝わらなくなりつつあり、「ああ私もそんなに古い人間になったのか」と少しため息が出る今日この頃なのです。

 昨日妻がおから料理を作りました。「お父さん、このおからなんぼ(金額)だと思う」。おからがかなり安いということは知っていましたので「ウーン百円」と答えてしまいました。妻は何かを買って帰った時、自分で安い買い物をしたと思うと私にこんな質問をして得意げになる癖があります。私の答えを聞いて「ブーブー」とはずれのブーイング、「このおから40円」だそうです。えっ、こんなに鍋いっぱいのおからが40円とは安いと思いました。おからにはニンジンやシイタケ、練り物などが細かく刻んで入った具沢山でとても美味しいのです。おからは豆腐を作った後の絞りかすなので、栄養価は豆腐には及びませんが、私たちが買わなかったらこのおからは廃棄物になることでしょう。詳しいことは分りませんが多分おからは食物繊維が沢山あるので胃腸にはいいはずだと自分に言い聞かせて、ご飯を少なくして余分に食べてしまいました。

 子どもの頃はこんなもの喰えるかと思って、おからが食卓に出ると憂鬱母を随分困らせたものでした。やはり食べ物の嗜好が変わったのも歳のせいでしょうか。先日東京都大島町の女性の町会議員さんが視察の手土産に持ってこられたクサヤの干物を焼いて食卓に並べているのを見て次男が、「お母さんこの干物腐っとる」と言うのです。「これはこんな匂いが高級品なの。黙って食べなさい」と叱りました。貰った人への配慮でしょうが次男は「僕は食べない」というのです。お蔭様で美味しいクサヤの干物が私に回って美味しくいただきました。大島の高橋議員さん有難うございました。

  「この干物腐っていると息子言うクサヤも知らぬ教えてないから」

  「おから食うこれがたったの40円聞いて驚く夜の食卓」

  「豆腐には目がない話返されてこれは落語と一瞬思えり」

  「書いた文字変換ミスで変な意味これは使える笑いのネタに」

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