〇隣のおじさんが亡くなりました(その2)
日本人の寿命が延び、世界一の長寿国となりました。織田信長の時代は「人生50年」と言われていましたが、今では町内のあちこちに100歳を超えた人が元気で暮らしているのですから驚きです。隣のおじさんが97歳で亡くなりました。7年前亡くなった親父も98歳でしたから、ひょっとしたらかく言う私も100歳まで生きるのかも知れない?と淡い期待を抱いていますが、私の年齢は77歳ですから1大歳まで生きると仮定すれば、あと23年は生きる計算になるようです。
長いようで短く、短いようで長い自分の人生を考えれば、過去の77年は過ぎたことですからもう取り返しはつきませんが、23年間の未来はバラ色ほどではないにしても、目標を持って意識と行動をすればある程度充実したものになるかも知れません。私は23歳の時青年学級で生活設計を学びました。私の描いた夢を一枚の紙に書きました。85歳まで生きる、26歳で2歳年下の人と結婚する、子どもを4人産み育てたい、30歳で家を建てたい、30歳でアメリカへ行きたいなどなど沢山の夢を書いたのですが、驚いたことにその夢はことごとく実現しているのです。
ふと私が55歳の時に考えた、「夢はドリームではなくターゲットである」というフレーズを思い出しました。私に影響を与えたポール・J・マイヤーの言葉「鮮やかに想像し 熱烈の望み 魂を込めた熱意を持って行動すれば 何事もついには実現する」という言葉を信じて生きた結果だと、人から見れば他愛ないささやかな成果ながら、ある程度自己満足をしています。私を訪ねてくる人から時々、「あなたの夢は何ですか?」と問われることがあります。勿論当初目論んだ歳までの人生は8年しか残っていませんが、98歳まで生きた親父の歳まで生きるなら、字余り人生は13年延びて未来は21年となるのです。よし健康寿命を延ばすために努力しよう・・・。
「お隣の おじさん97歳 亡くなった 親父享年 98歳」
「若いころ 85歳まで 生きようと 生活設計 夢を描いた」
「これまでの 過去はそれなり 生きてきた 未来をどのよう 生きるか勝負」
「字余りの 人生まだまだ これからだ 健康寿命を 伸ばす努力を」